今週末の4月23日〜24日(土・日)、鈴鹿サーキットで2輪&4輪のレースがW開催される。「2022 NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レース」を観戦する前に、全日本ロードレース開幕戦で話題をさらった21歳のルーキー・岡本裕生の活躍をレポート。レーシングヒーロー爆誕といえるほどの白熱したトップ争いは要チェックだ!
●文/写真:Racing Heroes(駒井俊之)
駒井俊之(こまい・としゆき)/1963年生まれ。バイクレース専門サイト「Racing Heroes」の運営者。撮影から原稿製作まで1人で行う。“バイクレースはヒューマンスポーツ”を信条に、レースの人間ドラマを追いかけている。
開幕戦レース2。中須賀克行が開幕2連勝!強い。しかし今日の主役はルーキー岡本裕生だった。
開幕戦のレース2はスタート直前の雨で流れが変わった。難しいコンディションの中、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)はキッチリと走り切り2連勝を飾る。岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)はルーキーながら一時トップに立ちレースを引っ張る。3位には渡辺一樹(YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN)。場内を沸かせたのは岡本のアグレッシブな走りだった。
サイティングラップの最中に雨が落ちてきたため赤旗中断。約20分遅れの14:30にスタートした。周回数は2周減算の21周。ホールショットは中須賀が奪う。濱原颯道(Honda Dream RT桜井ホンダ)が2番手、渡辺3番手で1コーナーに進入する。3コーナー進入で渡辺が濱原をパス、4コーナーでは濱原の背後に作本輝介(Astemo Honda Dream SI Racing)亀井雄大(Honda Suzuka Racing Team)が迫る。5コーナー進入で作本がインから濱原を、岡本がコンパクトなラインから亀井をパスして順位を上げる。
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