
冬のライディングで最も体温を奪われる箇所の一つが、ヘルメットとジャケットの隙間から入り込む走行風である。マフラーを巻くのも手だが、厚みが出て動きにくくなるのが難点だ。そこで、薄手ながらもしっかりと熱を届けてくれるコミネの「USBエレクトリックネックウォーマー(EK-304)」の実力を確認しておきたい。
●文:ヤングマシン編集部
専用電源不要でどこでも使える手軽さ
バイク用の電熱装備といえば車体から電源を引くものが主流だが、このネックウォーマーはUSB給電式を採用している。普段スマートフォンに使っているような市販のモバイルバッテリーで稼働するため、配線作業を必要とせず、手に入れたその日からすぐに使用可能だ。

発熱体は首の後ろ側に配置されており、最も冷えを感じやすい首筋をピンポイントで温めてくれる。電源をオンにすれば数秒で熱が伝わり始め、首元のフリース素材がその熱を逃がさず保持する構造だ。ジャケットの襟元に干渉しにくい薄型のデザインであるため、ライディングポジションを妨げないのもライダーにとっては嬉しいポイントだろう。
3段階の温度調節と日常への汎用性
機能面においても抜かりはない。パワースイッチの操作により、状況に合わせて3段階の温度調節が可能だ。信号待ちの多い市街地や気温が上がる日中、あるいは極寒の高速道路など、刻々と変わる体感温度に合わせて最適な温かさを選ぶことができる。

また、バイクを降りた後もそのまま使い続けられるのはUSB給電式ならではのメリットである。冬のキャンプやアウトドア、さらには通勤時の徒歩移動など、ライディング以外のシーンでも違和感なく活用できるデザインだ。肌触りの良いフリース生地は、電熱オフの状態でも十分な保温性を発揮する。
取材時点でAmazonでは、通常価格から48%オフの2263円で提供されている。この価格で首元の防寒性能を劇的に向上させられるのであれば、冬の装備に加えない手はない。
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