[マンガ] 朝を配達する原付の話「グッドモーニング・スーパーカブ」【88サイクルズ】
バイクの楽しさをまき散らす活動をしているVtuberてんちょーさんによるバイクライフマンガ。今回の主人公は新聞配達員の女子高生。うまくいかない毎日の中、頑張る彼女はある出会いで前を向く。
●文:[クリエイターチャンネル] 88サイクルズ@てんちょー
グッドモーニング・スーパーカブ本編
今回のバイク:プレスカブ50
プレスカブ50は1988年に登場した新聞配達仕様のスーパーカブです。リアの大型キャリアにフロントの大型バスケット、積載時を考えてライトがバスケットの前側に追加されていたりと、かゆい所に手が届く配達仕事人仕様の強靭なカブです。新聞配達と言えば、ホンダのスーパーカブというイメージはこのモデルの存在なくしては語れません。
このカブは3速からニュートラルへ入れることができるプロ仕様となっています。このパターンのロータリーミッションを使いこなしている配達ライダー達ってかっこいいですよね! 歯切れのいいシフトの音には魂がこもっているとてんちょーは感じます!
グッドモーニング・スーパーカブ制作秘話
じつはこの漫画はかなり前に描いたものです。その時はてんちょーがバーチャル東京で漫画の修行をしていた頃でした。漫画の現場は昼も夜もない所が多くて、いろんな現場を手伝っていたてんちょーもそういう生活に慣れていました。
そうすると朝と夜の境界線が曖昧になるんですよね。そんな朝方に聞こえてくるのが新聞配達のカブのエンジン音でした。だからてんちょーにとってはカブの音は「朝を告げる音」で新聞配達の人は「朝を配達する人」だったんですよね。そんな体験をネタにしたのがこの漫画です。
この漫画を見ると、初めて漫画で賞を取ったり、凹んでひとり散歩したり、友達と飲み明かしたりと修行の合間にあったいろいろな思い出が蘇りますね~。そういえばこの漫画には友達のミュージシャンが主題歌を作ってくれたりしたこともあります! 気になったらYoutubeのライブ配信でてんちょーに聞いてみてね!
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