
「愛車を当時のオリジナルの姿に戻したい」「往年のカワサキ車の歴史を本物のパーツで手元に残したい」。そんな旧車オーナーやコレクターに朗報だ。カワサキモータースジャパンが、1970年代から1990年頃に販売された車両の「純正エンブレム」を、カワサキオンラインショップにて在庫限りで販売すると発表したのだ。復刻版ではない当時物の本物がもたらす圧倒的な輝きを新品で手にする絶好の、そして最後の機会といえよう。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:カワサキモータースジャパン
復刻版ではない「当時の現物」。時代を駆け抜けた純正パーツが今蘇る
旧車のレストアや日常のメンテナンスにおいて、最も入手が困難で頭を悩ませるのが、外装の印象を決定づける細かな純正パーツの確保である。市場にはサードパーティ製の復刻品やレプリカパーツも存在するが、当時の雰囲気や質感、メーカー純正ならではのフィッティングを完璧に再現することは決して容易ではない。
2026年9月28日(月)よりカワサキオンラインショップで販売が開始されるのは、単なる再生産品や後年の復刻版ではない。生産終了後にカワサキ側で大切に保管されていた「当時生産された純正在庫品」そのものだ。
今や伝説となったKZやZ系をはじめ、バルカン、ボイジャーなど、かつてラインナップを彩った合計89モデル分・123アイテムにおよぶ純正エンブレムが一挙に蔵出しされる。1975年式のZ1サイドカバー用エンブレムや、1978年式Z1-Rのサイドカバー用エンブレム、1983年式Z750スペクターのサイドカバー用エンブレムといった歴史的名車のパーツが、当時製造された本物の状態で手に入るのだ。
車体に装着すれば、長年探し求めていた当時の面影が鮮やかによみがえり、愛車を新車当時の姿へと近づけることができる。
1975年式Z1サイドカバー純正エンブレム
コレクションにも補修にも。当時物だけが持つ唯一無二の価値と満足感
今回販売される純正エンブレムは、愛車のレストアや補修用パーツとして優れているだけでなく、コレクションとしての価値もきわめて高い。
長期間にわたって保管されていた貴重な純正在庫品であるため、商品によっては外観や状態にわずかな個体差が存在する場合もある。しかし、その個体差こそが、1970年代から1990年頃という時代を実際に生き抜き、今日まで眠り続けてきた「当時物である本物の証」なのだ。
ガレージのインテリアや書斎のディスプレイとして飾るも良し、大切な愛車の将来のための保管用予備パーツとして手元に置いておくも良し。数々の名車とともに時代を刻んできた純正パーツそのものに触れる時間は、現行車とは一味異なる過去のカワサキ車が持つ歴史やブランドの重みを再確認させてくれる。旧車を愛するオーナーにとって、所有する満足感を何倍にも高めてくれる特別な存在となるはずだ。
再生産なし・在庫限り。2026年9月28日よりオンラインショップで解禁
今回の取り組みは、新車販売にとどまらず、過去の絶版車や旧車を長く愛し続けるユーザーとの接点を純正部品を通じて大切にする、カワサキらしいアフターマーケットへの配慮とも言える。ただし注意が必要なのは、本商品がすべて「在庫限り」の限定販売である点だ。在庫が無くなり次第、すべての販売は終了となる。メーカー側でも再入荷や再生産の予定は一切ないことが明確に提示されている。
販売場所は公式の「カワサキオンラインショップ」限定だ。当時製造された本物の純正エンブレムを入手できる機会は、これを逃せば二度と訪れないかもしれない。
1970年代から1990年頃の風情を今に伝える希少なパーツを手に入れ、愛車に誇りと輝きを取り戻す、あるいはカワサキの歴史の一部を自分のコレクションに加えるために、2026年9月28日(月)の販売開始に向けて早めの準備を進めておこう。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(カワサキ [KAWASAKI])
136PSの1098cc並列4気筒ツアラー! 「Ninja 1100SX / SE」2027年モデルが11月14日登場 カワサキは、スポーツツーリングモデルの最高峰となる「Ninja 1100SX」お[…]
136PSの1098cc並列4気筒を誇るフラッグシップ! 「Z1100 / SE」2027年モデルが11月14日登場 カワサキは、スーパーネイキッド「Z」ブランドの旗艦モデルとなる「Z1100」および[…]
スペックで勝負する時代の終焉 “スペックの高さこそがスポーツバイクの存在意義”と、多くのライダーが疑わなかったレーサーレプリカブーム。その全盛期ともいえる1989年に、カワサキが発表した「ゼファー」は[…]
サーキットも峠でも“勝ち”に行く! ’80年代初頭からの空前のバイクブームとシンクロするように、400cc4気筒が一気に出揃った。そしてその性能を競うべく、TT-F3やSS400といったレースが盛り上[…]
Ninja H2 SX SE 2027年型が価格据え置き カワサキは、最高峰スポーツツアラー「Ninja H2 SX SE」の2027年モデルを2026年10月1日より発売。最高出力200馬力(ラムエ[…]
最新の関連記事(名車/旧車/絶版車)
スペックで勝負する時代の終焉 “スペックの高さこそがスポーツバイクの存在意義”と、多くのライダーが疑わなかったレーサーレプリカブーム。その全盛期ともいえる1989年に、カワサキが発表した「ゼファー」は[…]
サーキットも峠でも“勝ち”に行く! ’80年代初頭からの空前のバイクブームとシンクロするように、400cc4気筒が一気に出揃った。そしてその性能を競うべく、TT-F3やSS400といったレースが盛り上[…]
ズバ抜けた速さとピーキーさにシビレタ ’70年代、国内における250㏄クラスの人気は低迷していた。車検がないためコスト的に有利だが、当時は車体設計が400㏄と共通化されるのが普通で、多くのモデルに35[…]
時速100マイル以上を証明するの署名入り認定書を添付 創業者ジョージ・ブラウが1919年にイングランドで立ち上げたブラウ・スーペリアは、当時としては異例の「高級注文生産」を貫いたブティック・ビルダーで[…]
一度は希少になった「400cc×4気筒」が、いま再びアツい! いま、400ccクラスの4気筒エンジンに再び注目が集まっている。 そもそも400ccと4気筒の組み合わせは、日本のバイク史において決して新[…]
人気記事ランキング(全体)
オートバイにもドリンクホルダーが欲しい! クルマなら、コンビニで買ったペットボトルや缶コーヒーをドリンクホルダーにポンと置けばいい。しかし、オートバイはそうはいかない。バッグにしまうのもひとつの方法だ[…]
丸型TFTでフルマップナビ表示! ホンダ新型「CM250 / 500」が重慶ショーで登場 ホンダは中国・重慶市で開催された重慶モーターサイクルショーにおいて、クルーザーカテゴリーの最新モデル「CM25[…]
Z&CBの4気筒勢とはやや距離を置くレトロスポーツ スズキが2026年1月30日に発売を開始したGSX-8Tは、’60年代後半のT500をモチーフに取り入れた、レトロな雰囲気のスポーツネイキッド。GS[…]
各1000台限定の「精致国風」!クマドリ風グラフィックを纏う特別仕様スクーター ホンダは中国・重慶市で開催された「2026中国摩博会(CIMAMotor)」において、350ccスクーターカテゴリーの限[…]
免許不要で20km/h! 特定小型原付「モペロ ミニカーゴ2」が予約特価で登場 スワロー合同会社は、ペダルを一切漕がずに移動できる特定小型原動機付自転車「モペロ ミニカーゴ2」を発表した。公式オンライ[…]
最新の投稿記事(全体)
スーパースポーツだけじゃない!様々なタイプのバイクで楽しめる サーキットというとスーパースポーツのようなモデルばかりと思われがちだが、サーキットエクスペリエンスには多種多様なバイクが参加している。スー[…]
教習所の記憶蘇るCB400SF。同じシリーズとは思えない楽!スムーズ!無駄なし! CBと聞くと、私はもう教習車のイメージが一番! コロナ禍で、一生懸命に通っていた教習所で乗っていたバイクです。紆余曲折[…]
C.サロンのソノート・ヤマハカラーがモチーフ! ヨーロッパヤマハは、ハーフカウルのスポーツヘリテージモデル「XSR900 GP」の2027年モデルを公表した。新たに設定されたカラーリング「レジェンドブ[…]
ガレージ作業の悩みを解消!プロクオリティを誇るワークマン「Wonderシリーズ」 愛車のメンテナンスやカスタムを楽しむDIYライダーにとって、作業着の性能は作業効率を大きく左右する。油汚れやツールの引[…]
Where West Coast Style Meets Harley Soul. カスタム車両の販売とFXR/ダイナなどのクラブスタイル&フリスコスタイルを最も得意とする同店らしく、その空間[…]
- 1
- 2
































