
スポーツスクーターの絶対王者として君臨し続けるヤマハの「シグナスX」。台湾のスクーターレース最高峰「TSR選手権」でも優れた戦闘力を見せつけるこの名機に、待ちに待った特別な1台が追加された。スーパースポーツの頂点「YZF-R1M」のDNAを注入した「CYGNUS X SPECIAL EDITION(シグナスX スペシャルエディション)」。台湾で発表され話題を呼んだあの「TSR仕様」のイメージをそのままに、800台限定で2026年8月25日に日本で発売される一台だ。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:ヤマハ
最高峰「R1M」をまとった、只者ではない凄み
「毎日の通勤路でも、レーシングマシンに乗っているかのような特別感に浸りたい」。そんなライダーの欲求を、このスペシャルエディションは完璧に満たしてくれる。
ベースカラーには、ヤマハが誇るフラッグシップスーパースポーツ「YZF-R1M」をイメージした「マットグレーメタリック8(マットチタン)」を採用。さらに、R1Mをモチーフにしたカーボン調の加飾パネルが車体随所に配され、冷徹なまでの戦闘力と機械的な美しさを強烈に主張している。専用の限定エンブレムが誇らしげに輝いており、信号待ちで停まっているだけでも周囲の視線を釘付けにしそうだ。
台湾のファクトリー仕様と重なる、過激なスポーツ装備
実はこのマシン、5月に台湾で発表されたTSR選手権ファクトリーチーム仕様「TSR 特仕版」とほぼ同じ装備とスペックを持っている。日本導入は難しいと思われていただけに、この上陸はファンにとってうれしいサプライズだ。
単なる足代わりで終わらない。シグナスXが誇る「本気」の走り ただのスクーターと侮るなかれ。シグナスXの根底に流れているのは、紛れもないヤマハのレーシングDNAだ。心臓部にはVVA(可変バルブ機構)を採[…]
足回りには、前後ゴールドのブレーキキャリパーと、レーシングサスペンションを思わせるイエローのスプリングを専用装備。シートはホールド性に優れたスエード調とカーボン調の組み合わせで、ブルーステッチがアクセントになっている。
TCS(トラクションコントロールシステム)やVVA(可変バルブ機構)、高剛性フレームといったシグナスX本来の卓越したコーナリング性能と相まって、いつもの交差点を曲がるだけでも、まるでサーキットを攻めているかのような高揚感を味わえるに違いない。
40万2600円。800台限定のプラチナチケット
もちろん、スポーツ性だけでなく日常の相棒としての使い勝手も一級品だ。大容量28Lのシート下トランクやUSB Type-C充電ソケット、視認性に優れた液晶メーターなど、スクーターとしての実用性は一切妥協されていない。
メーカー希望小売価格は40万2600円。これだけの特別装備を与えられながら、この価格設定はかなり戦略的。ただし、国内販売はわずか800台の限定だ。スクーターの走りを妥協しない大人のための1台。このプラチナチケットを手にいれたいなら、早めにディーラーへGOだ。
YAMAHA CYGNUS X SPECIAL EDITION (2026model) COLORS
YAMAHA CYGNUS X SPECIAL EDITION (2026model) SPECS
| エンジン形式 | 水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒 |
| 総排気量 | 124cc |
| 最高出力 | 9.0kW(12PS)/8000rpm |
| 最大トルク | 11N・m(1.1kgf・m)/6000rpm |
| 全長×全幅×全高 | 1865×715×1125mm |
| シート高 | 785mm |
| 車両重量 | 126kg |
| 燃料タンク容量 | 6.0L |
| 変速機形式 | Vベルト式無段変速 |
| タイヤ(前/後) | 110/70-12 47L / 130/70-12 56L |
| ブレーキ(前/後) | 油圧式ディスク / 油圧式ディスク |
| サスペンション・電子制御など | TCS / VVA / UBS / リア4段階プリロード調整 |
| メーカー希望小売価格 | 40万2600円(税込) |
| 発売日 | 2026年8月25日 (※800台限定) |
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