赤ホイールの新鮮カラーと青玉虫の2本立て!

玉虫兄弟?! カワサキが「Z650RS」の2026年モデルを発表、カラーラインナップ刷新でZ650の系譜50周年へ

玉虫兄弟?! カワサキが「Z650RS」の2026年モデルを発表、カラーラインナップ刷新でZ650の系譜50周年へ

カワサキは、並列2気筒エンジンを搭載するレトロスポーツ「Z650RS」の2026年モデルを2025年11月15日に発売すると発表した。2色ともに新カラー&グラフィックを採用している。


●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:カワサキモータースジャパン

それぞれホイール色も異なるカラー展開

カワサキがZ650RSの2026年モデルを発表した。カラーバリエーションは2色とも新色に置き換わり、黒ボディにレッドストライプ&レッドホイールのエボニー、メタリックブルーにゴールドを差し色としたメタリックオーシャンブルーを採用。2025年11月15日に発売する。

すでにZ900RSでラインナップされていた青玉虫をリーダーカラーに、同様の“玉虫”系グラフィックで揃えた2色は、いずれも過去にZ1/Z2やZ750FX、後年のゼファー系などが採用したカラーをオマージュしたものに見える。2026年が初代Z650の誕生から50周年にあたることもあり、このようなオマージュカラーで揃えたものだろう。両カラーともタンクエンブレムは大文字の『KAWASAKI』を採用している。

Z650RSは、ネイキッドスポーツ「Z650」をベースにレトロモダンが外装が与えられたZ-RSシリーズの第2弾で、誕生時には“レトロボリューション(レトロ×エボリューションを掛け合わせた造語)”が謳われた。

スチール製トレリスフレームに68ps/8000rpmの並列2気筒エンジンを搭載し、Z900RSよりも27kgも軽い車体に800mmのシート高で、扱いやすく手に入れやすいZ-RSを実現したのがZ650RS。サスペンションはφ41mm正立フロントにホリゾンタルバックリンク式のモノショックを組み合わせ、前後ディスクブレーキは前φ300mm/後220mmにボッシュ製ABSで高度に支援される。2モードのトラクションコントロールやアシスト&スリッパークラッチも標準装備だ。

日本仕様ではこのほか、ETC2.0車載器も標準装備。さらに、1か月目点検に加え3年間の定期点検とオイル交換(オイルフィルター含む)を無償で受けられるカワサキケアモデルに指定されている。価格は前年モデルから1万1000円上昇して108万9000円になった。

カラーバリエーション×2色はいずれもニューカラー

KAWASAKI Z650RS[2026 model]メタリックオーシャンブルー(BU1)

KAWASAKI Z650RS[2026 model]メタリックオーシャンブルー(BU1)

KAWASAKI Z650RS[2026 model]エボニー(BK1)

KAWASAKI Z650RS[2026 model]エボニー(BK1)

カワサキ Z650RS の主要諸元

車名Z650RS
型式8BL-ER650R
全長×全幅×全高2065×800×1115mm
軸距1405mm
最低地上高125mm
シート高800mm
キャスター/トレール24.0°/100mm
装備重量188kg
エンジン型式水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ
総排気量649cc
内径×行程83.0×60.0mm
圧縮比10.8:1
最高出力68ps/8000rpm
最大トルク6.4kg-m/6700rpm
始動方式セルフスターター
変速機常時噛合式6段リターン
燃料タンク容量12L
WMTCモード燃費23.6km/L(クラス3-2、1名乗車時)
タイヤサイズ前120/70ZR17
タイヤサイズ後160/60ZR17
乗車定員2名
価格108万9000円
車体色青×金、黒×赤
発売日2025年11月15日
 

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