
10月は国内外のメーカーからクルーザーが多めに登場。待望のニーハン4気筒スーパースポーツに、400アドベンチャーもあるぞ!
10/1発売:カワサキ「Ninja ZX-25R SE/RR」
250ccクラスで孤高の存在感を放つ4気筒モデル、「Ninja ZX-25R」の2026年モデルが早くも登場する。今回のモデルチェンジで、ラインナップはSEと国内初登場となるRRの2グレードに集約された。
スタンダードモデルは販売予定がなく、高性能モデルとしてのキャラクターがより明確になったと言える。パワーユニットは触媒仕様変更に伴い最高出力がわずかにダウンしたものの、高回転域でのパフォーマンスが追求された。
とくにRRにはショーワ製BFRC-liteリヤショックアブソーバーが奢られ、サーキットでの走りを強力にサポートするぞ。さらに、TFTメーターのスマホ接続機能「RIDEOLOGY THE APP MOTORCYCLE」では「音声コマンド」や「ナビ機能」が利用可能になったのは嬉しい進化だ。
キャラクターを明確にさせたモデルチェンジ 2025年モデルについてまず振り返っておくと、「Ninja ZX-25R SE」のみ、メタリックマットミステリアスグレー×メタリックフラットスパークブラックの[…]
10/4発売:ドゥカティ「XDiavel V4」
V4エンジンを搭載したイタリアン・キング・オブ・クルーザー、ドゥカティ「XDiavel V4」が2025年10月4日より全国正規販売店で発売される。1158ccのV4エンジンは最高出力168psを発揮するまさに怪物だ。
迫力満点の240サイズのリヤタイヤは後ろ姿選手権ダントツの優勝候補だろう。それでいて、逆回転クランクや低速時に後ろ2気筒を休止させるシステムといったドゥカティ独自の装備により、スムーズで快適なクルージングも両立している。
装備重量は229kgと公称されているが、跨ってサイドスタンドを払うと、イメージとは裏腹に拍子抜けするほどの軽さが感じられるぞ。
伝家の宝刀「V4」搭載のキング・オブ・クルーザー エックス ディアベルといえば、マッシブなクルーザーとして「素の」ディアベルとはひと味違った走り、満足感が得られると評判のモデルでした。 新型は、今やド[…]
10/8発売:スズキ「DR-Z4S/DR-Z4SM」
復活を待ち望んでいたライダーも多いだろう、400cc単気筒を搭載する「DR-Z」シリーズが日本に帰ってきた。新型デュアルパーパスモデル「DR-Z4S」および新型スーパーモトモデル「DR-Z4SM」は、2025年10月8日に発売される。
最大のトピックは、電子制御スロットルを中心としたスズキ独自の電子制御システム「S.I.R.S.」の搭載だ。これにより、エンジン出力を3段階で調整可能な「SDMS」や、オフロード走行を考慮したGモードを含む3段階の「STCS」(トラコン)、解除モード付きABSといった最新のライディングサポート機能が使える。
車体もフレームから新設計され、剛性と軽量化を両立。価格は両車とも119万9000円だ。
400ccのDR-Zが帰ってきた! モトクロス競技の主導権を4ストロークが握り始めて間もない2000年、公道市販車として産声を上げたのは水冷398cc単気筒を搭載するハイスペックなデュアルパーパスモデ[…]
10/20発売:ホンダ「CL500」
ミドルツインを搭載したスクランブラー、ホンダ「CL500」の2025年モデルが2025年10月20日に発売される。レブル500の車体をベースとしつつ、アップマフラーや大径フロントタイヤ(前19/後17インチ)といったスクランブラースタイルを継承している。今回の仕様変更では、快適性が大幅に向上している。
具体的には、足つき性を考慮したメインステップへの変更と、シート内部素材の見直しだ。さらに、メーターは構造を見直すことで日中の視認性が高まった。カラーリングは「パールディープマッドグレー」が新色として設定され、継続色の「マットアーマードグリーンメタリック」と合わせて全2色展開だ。
471cc並列2気筒エンジン搭載、ロングストロークのサスペンションと大径フロントタイヤを採用 ホンダはスクランブラーモデル「CL500」の2025年型を発表。前19/後17インチホイール、アップマフラ[…]
10/24発売:ホンダ「CL250/Eクラッチ」
ホンダのスクランブラー「CL250」に、ついにHonda E-Clutch搭載モデルが追加され、2025年10月24日に発売される。Eクラッチは発進・停止時のクラッチ操作を自動化しながら、ライダーがいつでも手動で介入できるのが最大の特徴だ。
レブル250ではユーザーの8割以上がEクラッチ仕様を選んでいるというから、CL250でも人気が集中するのは必至だ。標準モデルは64万9000円、Eクラッチ仕様は70万4000円となっている。また、メーターの視認性向上、ステップの足つき性考慮、シート内部素材の変更など、快適性を高める細かな改良も施されている。
レブル250ではユーザーの8割が選択するというHonda E-Clutch ベストセラーモデルのレブル250と基本骨格を共有しながら、シートレールの変更や専用タンク、マフラー、ライディングポジション構[…]
10/31発売:ホンダ「GB350C」
クラシカルなロー&ワイドスタイルが特徴のホンダ「GB350C」の2025年モデルが10月31日に発売される。今回の目玉は、ミリタリー車のような雰囲気を持つ「マットサンドストームベージュ」などのニューカラーに刷新されたことだ。
開発コンセプト「The Standard Classical Motorcycle」に基づき、ディープフェンダーや専用タンクなど、外装のほぼすべてが専用部品だ。また、夜間時の視認性向上のためヘッドライトの照射範囲が改良された。価格は71万5000円と、前モデルから4万6200円上昇している。
サスペンションカバーやディープフェンダーなど、外装はほぼ専用品の“C” ホンダは、2024年秋にブランニューモデルとして発売した「GB350C」にニューカラーを設定し、一部仕様も変更した2025年モデ[…]
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(新型バイク(日本車/国産車))
ウインカーと統合したDRLがイカス! X-ADVは2017年モデルとして初登場し、アドベンチャーモデルとスクーターのハイブリッドという新しいコンセプトで瞬く間に人気モデルになった、ホンダ独自の大型バイ[…]
シート下ラゲッジボックスは大容量37L ホンダは、高い実用性で人気の原付二種スクーター「リード125」のカラーリングに、日常に彩りを加える「キャンディーラスターレッド」と、上質感のある「バニラホワイト[…]
抜群に上手い半クラッチ制御、しかも再現性は完璧 正直言って驚いた。兄弟車であるレブル250で先行してデビューしていた250ccクラスのHonda E-Clutch仕様だが、10月に発売されたCL250[…]
12/11発売:ホンダ スーパーカブ110/スーパーカブ110プロ/クロスカブ110 ホンダの原付二種ビジネス&レジャーモデル群、「スーパーカブ110」「クロスカブ110」などが12月11日に発売され[…]
EICMAで発表された電サス&快適装備の快速ランナー ホンダが年1回のペースで実施している『編集長ミーティング』は、バイクメディアの編集長のみが参加するもので、ホンダの開発者らと一緒にツーリングをしな[…]
最新の関連記事(新型バイク(外国車/輸入車))
QJ LOVER Kayo が感じた ”リアルなQJ MOTORの魅力” を 毎月ここから発信していきます。 —— Let’s MOTOR Talk ! —— モデル/通訳として活動している時任カヨが[…]
箱根の賑わいに背を向けて、ハードすぎる箱根外輪山の懐へ 秋の箱根、いいですよね。湯本から宮ノ下や強羅を経由して芦ノ湖で遊覧船とか。箱根の秋といえばこんな観光ルートを思い浮かべるだろう。しかし、ツーリン[…]
オフロードでASAはプラスに感じられる場面が多い! 驚いたのは写真の緑の機体・オートマチックのASAを積んだR1300GS ツーリングASAのオフロード性能。微妙なクラッチ操作を多用するオフロードでA[…]
スポーティなライディングを気軽に楽しむ最初の1台に! 英国にルーツを持ち、現在はインドの二輪メーカーとして活動するロイヤルエンフィールド。このうちハンター350は、ブリットやメテオやクラシックといった[…]
四輪のBMWと同様、モーターサイクルも高性能エンジン車とEVの二本立てで未来へ駆ける!! 10月30日(木)から11月9日の11日間、東京ビッグサイトに101万人にも及ぶ来場者が集り大盛況のうちに閉幕[…]
人気記事ランキング(全体)
EICMAで発表された電サス&快適装備の快速ランナー ホンダが年1回のペースで実施している『編集長ミーティング』は、バイクメディアの編集長のみが参加するもので、ホンダの開発者らと一緒にツーリングをしな[…]
前バンクはクランクリードバルブ、後バンクにピストンリードバルブの異なるエンジンを連結! ヤマハは1984年、2ストロークのレプリカの頂点、RZシリーズのフラッグシップとしてRZV500Rをリリースした[…]
「マスダンパー」って知ってる? バイクに乗っていると、エンジンや路面から細かい振動がハンドルやステップに伝わってきます。その振動を“重り”の力で抑え込むパーツが、いわゆるマスダンパー(mass dam[…]
GSX-S1000GT 2026年モデルは新色投入、より鮮やかに! スズキはスポーツツアラー「GSX-S1000GT」の2026年モデルを発表した。新色としてブリリアントホワイト(ブロンズホイール)と[…]
[プレミアム度No.1] エボリューション集大成モデル。スプリンガースタイルがたまらない!! ストック度の高さはピカイチ!! 取材時に年式が最も古かったのが1998年式ヘリテイジスプリンガー。この車両[…]
最新の投稿記事(全体)
大型バイクのカスタムはクルーザーからアドベンチャーまで 台湾から世界的なカスタムビルダーも登場したこともあって、カスタムエリアでは車種を問わずさまざまな仕様が展開されていた。「SPEED&CRAFTS[…]
「天然のエアコン」が汗冷えを防ぐ 厚着をしてバイクで走り出し、休憩がてら道の駅やコンビニに入った瞬間、暖房の熱気で生じる汗の不快感。そして再び走り出した直後、その汗が冷えて体温を奪っていく不安。ライダ[…]
ウインカーと統合したDRLがイカス! X-ADVは2017年モデルとして初登場し、アドベンチャーモデルとスクーターのハイブリッドという新しいコンセプトで瞬く間に人気モデルになった、ホンダ独自の大型バイ[…]
上旬発売:アライ アストロGXオルロイ アライヘルメットからは、ツーリングユースに特化したフルフェイス「アストロGX」のニューグラフィック「ORLOJ(オルロイ)」が12月上旬に登場する。この独特なネ[…]
最強のコスパ防寒着か? 進化した「GIGA PUFF」 まず注目したいのが、「GIGA PUFF フュージョンダウンフーディ」だ。価格は驚異の4900円。このフーディの肝は、中わたの量にある。従来製品[…]
- 1
- 2

















































