
スズキファンお待ちかねの秋の祭典が2025年もやってくる。スズキは、同社が主催する二輪車のユーザーミーティングを9月から11月にかけて開催することを発表した。オーナー同士の交流はもちろん、ここでしか手に入らないグッズや、今話題沸騰のあのカレーも登場するというから見逃せない。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:スズキ
秋の浜松はスズキ祭り! 3つのミーティングが開催
2025年のスズキミーティングは、3つのモデルシリーズに焦点を当てて開催される。
- 9月7日(日) 「KATANA Meeting 2025」 会場:はままつフルーツパーク時之栖
- 10月12日(日) 「GSX-S/R Meeting 2025」 会場:浜松工場
- 11月9日(日) 「V-Strom Meeting 2025」 会場:浜松工場
それぞれ、開発者などを招いたトークショーや恒例の集合記念撮影といった、オーナー同士の親睦を深めるイベントが企画されている。さらに、オリジナルグッズの販売や企業ブースの出展もあり、一日中楽しめること間違いなしだ。
特筆すべきは「V-Strom Meeting」だ。2024年まではスズキ本社での開催だったが、2025年はV-Stromを実際に開発・生産している聖地・浜松工場へと場所を移しての初開催となる。自分の愛車が生まれた場所を訪れる、またとない機会になるだろう。
どのイベントも入場は無料。雨天決行(荒天中止)なので、ツーリングプランに組み込んでみてはいかがだろうか。
話題のカレー「スズキ食堂」もアリ
そして、いずれのミーティングでも注目なのが、「スズキ食堂」のレトルトカレー。しかも、各ミーティングの開催を記念した限定パッケージで発売されるというのだ。
そもそも「スズキ食堂」とは何なのかを振り返っておこう。これは、スズキと、浜松でブライダルやレストラン事業を手がける株式会社鳥善が共同開発した、本格的なインドベジタリアンレトルトカレーである。
もともとは、スズキ本社の社員食堂で2024年1月から提供されているメニューがベースとなっている。インド出身の社員たちが「母親の味」と懐かしむ本場の味を、多くの人に味わってもらおうと鳥善がレシピを考案し、レトルトカレーとして商品化されたのだ。
スズキの鈴木俊宏社長も「鳥善様との協業が深化したことで、インドの魅力を発信することができました」とコメントしており、本社がある浜松の企業との共創による地域活性化と、スズキにとって重要な市場であるインドの文化を日本に伝えるという、2つの想いが込められている。
通常版のカレー(各918円税込)はすでに「S-MALL」などで販売中なので、まずはそちらで味を確かめてみるのもいいだろう。
ちなみにミーティング記念パッケージは、各ミーティング会場の物販ブースで販売される。もっともスズキの公式ECサイト「S-MALL」でも11月10日(月)から販売が開始される予定とのことなので、会場に行けないというライダーはそちらを検討するのもアリだ。
スズキは「これからもユーザーミーティングなどのお客様との接点を大切にしてご要望などを直接いただきながら、世界中のお客様の立場に立ったものづくりを推進していきます」と語る。
ファンとの交流の場を設け、その声を真摯に受け止める。そんなスズキの姿勢が、魅力的なバイク、そして魅力的なカレーを生み出す原動力なのかもしれない。秋のツーリングには、浜松を目指してみてはいかがかな。
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