
ツーリングの聖地、ビーナスライン沿いの単車神社で9月に交通安全祈年祭が開催! その時期は現地周辺でスタンプラリーも実施中です。残暑厳しい街から信州に飛び出して、身も心もリフレッシュしてみては?
●文:風間ナオト(ヤングマシン編集部) ●写真:日本文化伝承協会,JAF(日本自動車連盟) ●外部リンク:単車神社,JAF(日本自動車連盟)
9月7日(日)に単車神社で年に一度の「例大祭・交通安全祈年祭」
新聞やTV、ネットニュースに触れると、毎日のようにバイク事故の報道を目にします。“ヤング・アット・ハート”かつ賢明な皆さんは、こういったニュースを見るたびに気を引き締めていることかと思いますが、9月7日(日)、長野県茅野市の単車神社で、バイク乗りが身も心も清められる、年に一度の『例大祭・交通安全祈年祭』が執り行われます。
ツーリングの聖地、車山高原(霧ヶ峰)ビーナスライン沿いにある単車神社(オートバイ神社)は、日本全国、約1,000万人のバイク乗りの“交通安全の祈念”と“今まで交通安全だったことへの感謝”、そして“走らせていただいている母なる大地(道路)に感謝”する地として建立され、多くのライダーが訪れています。
2025年9月7日(日)、長野県茅野市の単車神社で年に一度の『例大祭・交通安全祈年祭』が執り行われます。
主祭神に祀られるのは、物事の最初に現れ、万事最も良い方へ“おみちびき”になる『みちひらきの神』として知られる猿田彦大神。交通安全はもちろん、人生の進むべき道へも導いてくださるとのこと。
当日は境内にて愛機を無料でお祓いしてくれる他、鳥居前に愛機と潜れる『茅の輪』が併設されるので、そこで愛機と交通安全を祈念することもできます。また、例大祭限定の特別御朱印も授与されます。
北川圭一氏の特別ライディングスクール&鈴鹿8耐 解説会も開催
祭典では、巫女による『浦安の舞』や、日本遺産大使・重要無形文化財総合指定保持者で、能楽師囃子方大倉流大鼓宗家の大倉正之助さんを迎えて大鼓の奉納演奏を披露。
13時からは日本人初のFIM世界耐久選手権チャンピオンで、現在レーシングアドバイザーとして活躍中の北川圭一さんを講師に迎えた特別ライディングスクール(参加費10,000円/事前決済)が開催されます。
さらに18時からは、車山高原スカイパークホテル宴会場にて、北川さんが2025年鈴鹿8耐のポイントや裏話を解説。日本バイクオブザイヤー選考委員でもある大倉さんも登壇し、軽い食事とアルコール(ノンアルコール含)を楽しみながら参加者と語らいます(参加費5,000円/事前決済)。
北川圭一さんを講師に迎えたライディングスクール、『直会・鈴鹿8時間耐久ロードレース2025年 解説会』を実施。
単車神社詣でとあわせてドライブスタンプラリーでリフレッシュ
『例大祭・交通安全祈年祭』が行われる9月7日を含む10月31日(金)までの期間は、『信州ビーナスラインドライブスタンプラリー』が開催中です。
JAF(一般社団法人 日本自動車連盟)長野支部が、長野県の観光道路であるビーナスラインをPRするために信州ビーナスライン連携協議会と連携して実施するもので、今回が4度目。JAFは“会員本人に対する”サービスのため、会員証があればバイクでも車でもラリーに参加できます。
ラリーで集めたスタンプの数に応じて参加自治体自慢の特産品が抽選で贈られます(写真は2024年の賞品)。
茅野市と上田市を結ぶ全長約75.2kmにおよぶ、ビーナスラインの6エリア計30スポットを巡るスタンプラリーは、ルートにJAF会員証の提示でさまざまな特典を受けられるJAF会員優待スポット、参加者が該当施設のスタンプを取得することで利用ができるクーポンスポットを設定。
クーポンスポット4カ所には「女神湖センター 白鳥ボート500円引」「SUWAガラスの里 美術館 入館料110円引」「体験学習館ルミエール そば打ち100円引」「長野県霧ヶ峰自然保護センター 先着200名にピンバッジプレゼント」の特典が用意されています。
自分のスマートフォンで気軽に参加でき、集めたスタンプの数に応じて信州の魅力が詰まった参加自治体自慢の特産品が当たるプレゼントにも応募可能なので、残暑厳しい街から絶景のワインディングロードに飛び出して、単車神社詣でとあわせ、リフレッシュツーリングとキメちゃってみてはいかがでしょうか?
今回が4度目となる『信州ビーナスラインドライブスタンプラリー』は2025年10月31日(金)まで開催中です。
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