
蛇口から好きなジュースが出てきたらイイな〜なんて思ったことありませんか? エッ、そんな夢みたいな体験をできるですって! 今回はこの夏登場の飲み物を蛇口で提供するスポットをいくつかご紹介します!!
●文:風間ナオト(ヤングマシン編集部) ●写真:アサヒ飲料,KEIPE,カゴメ,風間ナオト ●外部リンク:アサヒ飲料,HOTEL VISON,nouto工場直売所,カゴメ
夏の定番「カルピス」を蛇口から注いで飲んで、あま〜い思い出づくり
2007年にポンジュースを製造販売するえひめ飲料が「日本有数のみかん産地である愛媛県では蛇口からポンジュースが出る」という都市伝説を実現するため、実際にジュースが出る蛇口サーバーを作ったのをはじめ、現在は各地に地元の特産品を使ったジュースを蛇口で提供する施設があります。この夏もそんなスポットがいくつか誕生しました。
家庭や日常ではできない体験価値を通じて、子どもの“自らできた体験”や大切な人と“カルピス”を一緒に楽しむ時間を提供したいという願いを込めて開発。
夏の定番ドリンクにカルピスがありますが、アサヒ飲料は、蛇口をひねってカルピスをそのまま飲める『カルピスじゃぐち』の実証実験を開始。
三重県多気郡の『HOTEL VISON(ヴィソン)』ロビーにて、宿泊客へのウェルカムドリンクとして提供がされるそう。
同社は「“カルピス”ブランドは『人と時をつなぐ“甘ずっぱいおいしさの体験と記憶”が、一人ひとりの心とカラダをすこやかにして、ピースな世の中を広げていく。』をテーマに掲げています。本事業を通じて、子どもから大人まですべての人の笑顔とすこやかな生活に貢献していきます」とコメント。
今後は温浴施設などへも実証実験を拡大し、検証を行った上で、2026年から本格展開していく計画だということです。
宿泊客向けということでちょっぴりハードルは高いですが、森の中をバギーで駆ける大人気アクティビティ『ホワイトハウスヴィレッジ・バギーパーク』や『鈴鹿サーキット』『志摩スペイン村』などのレジャー施設も近いので、この夏の思い出をつくるのに家族や恋人と訪れる場所としてピッタリでしょう。
フルーツ王国に登場! 山梨県産桃100%蛇口サーバー「モモジャグチー」
もうひとつは、「ぶどう」「もも」「すもも」の生産量No.1を誇る“フルーツ王国”山梨にできた、その名も『モモジャグチー』。
2025年5月にオープンした『nouto(ノウト)工場直売所』に設置されている蛇口型のジュースサーバーで、カップを購入すると自分で1杯、蛇口から地元山梨県産のフレッシュな桃ジュースを注げます。
日本一の生産量を誇る山梨県産の桃100%ジュースが飲める『モモジャグチー』が『石和温泉駅』すぐ近くに登場。
旬の8月30日(土)まで提供予定(延長の可能性あり)。
期間は桃の旬である8月30日(土)までを予定(延長の可能性あり)。桃の入荷量によって提供するジュース量が変わるようで、数量限定1杯税込400円となっています。
農産物を加工した製品を直売する『nouto(ノウト)』では、山梨県産牛乳と国産フルーツのジェラート、糖度60度(!)の国産さつまいも干し芋、無添加・砂糖不使用の国産ドライフルーツなども販売。筆者が訪れた際は、規格外の桃も売っていました。
『nouto(ノウト)工場直売所』の企画・デザイン・ブランディングを統括する雨宮友美マネージャー。
自身も山梨県の桃農家生まれだという雨宮友美マネージャーは「山梨県は桃の生産量日本一を誇る、フルーツ王国です。そんな山梨の桃をより多くの方に楽しんでもらいたいという想いから『モモジャグチー』を考案し、自社で蛇口型サーバーを作りました。蛇口から桃ジュースが出てくるという夢のような体験を通して、山梨の魅力を存分に感じていただけたら嬉しいです。『モモジャグチー』の他にも、店内から商品の製造過程を見学できたり、ジェラートにトッピングかけ放題ができたりと、工夫を凝らしています」と話します。
場所は新日本観光地100選にも選ばれた石和温泉郷『石和温泉駅』すぐ近く。日本テレビ『シューイチ』などのTV番組で同施設が紹介されたこともあって、全国から毎日たくさんの方が来店しているそうです。
8月23日(土)・24日(日)のイベントには「カゴメトマトジュース」蛇口が
あま〜いジュース蛇口をここまで紹介してきましたが、8月23日(土)・24日(日)の2日間、カゴメは大阪市北区のヤンマー本社ビル12階にある、ヤンマーマルシェ直営レストラン『SEA & FARM by YANMAR MARCHE』にて、夏休み特別イベント『やさいを楽しむビュッフェレストラン』を開催。
真っ赤に完熟させた旬のトマトを100%使った『カゴメトマトジュース』が出る蛇口を設置し、期間中にレストランを利用した方にトマトジュースがふるまわれます。
また、6歳以下の子どもは野菜たっぷりのビュッフェが無料となったり、ドリンクバーでカゴメの『野菜生活100ベリーサラダ』『野菜生活100マンゴーサラダ』『キャロットジュース』が飲めるなど、不足しがちな野菜を存分に堪能できるイベントになるそうで、健康が気になるバイクブーム世代にうってつけ(笑)。
今回取り上げた3カ所以外にも箱根関所 旅物語館の『湘南ゴールド 蛇口ジュース』や長崎ハウステンボス『ショコラ伯爵の館 蛇口のチョコドリンク』、ちょっと変わったところでは淡路ハイウェイオアシスの『蛇口から出るたまねぎスープ』など、蛇口スポット(?)は全国各地にいっぱいあるので、巡ってみるのも楽しそうです。
夏休み特別イベント『やさいを楽しむビュッフェレストラン』で『カゴメトマトジュース』が出る蛇口を設置。『推定野菜摂取量測定機「ベジチェック(R)」体験』をした方には先着で『カゴメ野菜生活100信州巨峰ミックス』を進呈。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(イベント)
大自然の中で大型バイクにも試乗できる バイクの聖地阿蘇・産山村の大自然の中で、バイクイベント「UBUYAMA RIDE MEET」が開催される。 このイベントは、うぶやま未来ラボが主催し、『入場無料』[…]
フリーマーケットやフードコンテンツも楽しめる名物イベント 群馬県を代表するSUBARUの工場脇の公園には、バイクとテントで埋め尽くされている。初めてこのイベントを訪れた人は、その規模感に驚くのでないだ[…]
ハーレー乗りじゃなくても大歓迎! ブルースカイミーティングは、ハーレーオーナーのみならず、ライダー/ノンライダーに関わらずどなたでも大歓迎のカルチャーイベント。 北陸初の開催となる今回は、景勝地の東尋[…]
地域の課題をライダーが解決 舞台となるのは、兵庫県北部の養父市と朝来市にまたがる日本遺産「鉱石の道」だ。ここは、かつて日本の近代化を力強く支えた鉱山の史跡群が点在する、歴史ロマンあふれるエリア。しかし[…]
世界初公開のプロトタイプ&コンセプトモデルも登場予定! ホンダが公式素材として配布した写真はモーターサイクルショー展示車および鈴鹿8耐時点のもの、つまりミラー未装着の車両だが、JMS展示車はミラー付き[…]
最新の関連記事(ツーリング)
「いつか一緒に走ろう」の約束から8年が経った レースの取材をしていると、大分県のオートポリス・サーキットに年に3度ほど訪れる。このサーキットは大分県に所在しているが、熊本側から向かう方が便利な立地だ。[…]
世界初の360度カメラを生み出したメーカーの現行モデル ツーリング時のスピード感溢れる風景や、ガレージでのカスタム作業の俯瞰映像など、SNS全盛の現代において、臨場感あふれる記録は、単なる思い出以上の[…]
フィジカルの土台作りから本気の肉体改造まで ホームフィットネス製品を展開し、日本においてトップクラスのEC販売実績を誇るステディジャパン株式会社(STEADY)が、年末を達成感で締めくくり、「なりたい[…]
神奈川の奥座敷・山北町の秘境を駆け歩く 秘境という定義は本当に難しい。難しいというか、奥深い。関東平野の西端・神奈川県にも秘境と呼ばれる場所は多い。身近なところでいうと、湘南平や足柄山地、世界的に知ら[…]
勝利の哲学を纏った限定モデル 世界最大級のモーターサイクル展示会であるEICMAにて初披露されたこの限定エディションは、Insta360が誇る最先端の技術と、9度の世界チャンピオンであるマルケスの不屈[…]
人気記事ランキング(全体)
通勤からツーリングまでマルチに使えるのが軽二輪、だからこそ低価格にもこだわりたい! 日本の道に最適なサイズで、通勤/通学だけでなくツーリングにも使えるのが軽二輪(126~250cc)のいいところ。AT[…]
[A] 前後左右のピッチングの動きを最小限に抑えられるからです たしかに最新のスーパースポーツは、エンジン下から斜め横へサイレンサーが顔を出すスタイルが主流になっていますよネ。 20年ほど前はシートカ[…]
ひっそりと終了したスズキの名Vツイン スズキのミドルクラスを長きにわたり支えてきた傑作ネイキッド、『SV650』およびカフェレーサースタイルの『SV650X』が、ついにその生産の歴史に終止符を打った。[…]
主流のワンウェイタイプ作業失敗時の課題 結束バンドには、繰り返し使える「リピートタイ」も存在するが、市場では一度締め込むと外すことができない「ワンウェイ(使い捨て)」タイプが主流だ。ワンウェイタイプは[…]
足着きがいい! クルーザーは上半身が直立したライディングポジションのものが主流で、シート高は700mmを切るケースも。アドベンチャーモデルでは片足ツンツンでも、クルーザーなら両足がカカトまでベタ付きと[…]
最新の投稿記事(全体)
MotoGPを席巻するマルケス兄弟のレプリカモデルがX-Fifteenに登場! 『X-Fifteen MARQUEZ MOTEGI 5』は、マルク・マルケス選手が2025年のシリーズチャンピオンを決め[…]
1955年に設立、同年にはYA1を発売しレースでも活躍、その後はホンダに次ぐバイクメーカーに 2025年に設立70周年を迎えたヤマハ発動機は、楽器などで知られるヤマハ株式会社から派生した歴史を持ち、モ[…]
「いつか一緒に走ろう」の約束から8年が経った レースの取材をしていると、大分県のオートポリス・サーキットに年に3度ほど訪れる。このサーキットは大分県に所在しているが、熊本側から向かう方が便利な立地だ。[…]
読者プレゼントのご応募はヤングマシン電子版1月号より 今、話題のアニメ&漫画『終末ツーリング』。 ライダーのツボを突く描写が盛りだくさんで、舞台は荒廃した終末世界ながら、国内ツーリングガイドとしても楽[…]
防寒と天候対策を両立させた構造 本製品はヤギ革を使用したロングタイプのウインターグローブであり、裏地にはボア素材を採用している。肌に触れる部分が柔らかく、指先が冷えやすい冬季の走行において保温を補助す[…]
- 1
- 2










































