中古相場もわかる! カワサキ「ニンジャ400」歴代モデル図鑑【2020モデル:レーシングカラーKRT登場】

レーシングカラーKRT登場:カワサキ「ニンジャ400」歴代モデル図鑑【2020モデル】

ニンジャ650ベースの400版派生モデルだったニンジャ400が、ニンジャ250と共通の車体を採用するフルモデルチェンジを敢行したのは2018年のこと。以来、操りやすいスーパースポーツとして人気を集め続けている同モデルの魅力を振り返る。2020年モデルでは、KRTエディションのグラフィックがリニューアルされた。


●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:カワサキ

8耐の熱い走りを思わせるライムグリーンと赤の差し色

2020年モデルの発売は、2019年9月1日。250ccと基本設計を共通化した2018年モデルにおけるフルモデルチェンジ時のスペックを引き継ぐ形で登場した。

軽量トレリスフレームに398ccの高出力エンジンを搭載し、250cc並みの運動性にクラス最高レベルのトルクを実現。足まわりはφ41mmの大径フロントフォークや前後ラジアルタイヤを備え、LEDヘッドライトユニットやアルマイト仕上げのフォークキャップなど質感も高い。爽快な加速とハンドリングで、ツーリングからスポーツ走行まで幅広く楽しめるフレンドリーなスーパースポーツだ。

2020年モデルでは、カラーチェンジを実施。KRTエディション(ライムグリーン)と黒×灰、白×黒の3色展開となった。なかでも注目だったのは、2019年7月28日に決勝が行われた2019“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース(第42回大会)で26年ぶりの優勝を遂げた、カワサキレーシングチームのカラーをまとったKRTエディションだ。

グラフィックも2019年モデルまでのKRTエディションから刷新され、ジョナサン・レイ選手とレオン・ハスラム選手が走らせたNinja ZX-10RRと同様の赤い差し色が施された。カワサキファンならずとも、あの8耐終盤の緊張感と興奮を思い出させるカラーリングで、話題を呼んだ。

一方のスタンダードモデルは、ブラック仕様には新たに金の差し色が入り、白×黒は今までにない新鮮なカラーリングが目を惹く仕上がりに。2019年モデルの黒×緑および黒×赤は廃止となった。

KAWASAKI Ninja 400/KRT Edition[2020 model]

主要諸元■全長1990 全幅710 全高1120 軸距1370 シート高785(各mm) 車重167kg ■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 398cc 48ps/10000rpm 3.9kg-m/8000rpm 変速機6段 燃料タンク容量14L ■タイヤサイズF=110/70R17 R=150/60R17 ●色:黒×灰、白×黒[緑×黒] ●価格:71万2800円 ●発売日:2019年9月1日 ※[ ]内はKRTエディション

【KAWASAKI Ninja 400 KRT Edition[2018 model]】ライムグリーン×エボニー

【KAWASAKI Ninja 400[2020 model]】メタリックスパークブラック×メタリックマットグラファイトグレー

【KAWASAKI Ninja 400[2020 model]】パールブリザードホワイト×メタリックスパークブラック

KAWASAKI Ninja 400/KRT Edition最新相場情報

※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。