
2017年に鮮烈なデビューを飾り、今なお高性能250cc2気筒スーパースポーツとして人気を集め続けているホンダ「CBR250RR」。歴代モデルの写真とともに、その変化を振り返る。2018年モデルでは、デビュー時の仕様を継続しつつ、ABSモデルに新色が追加された。
●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:ホンダ
ABSタイプに上品なホワイトが登場
発売は、2018年4月20日。ABSの有無によって、2つのタイプが設定されていた。ABSタイプには、CBR250RRの先鋭的なフォルムが際立つニューカラー、パールグレアホワイトが新たに追加。従来のマットガンパウダーブラックメタリック、ソードシルバーメタリック、ヴィクトリーレッドとともに、全4色のカラーバリエーションとなった。
HONDA CBR250RR<ABS>[2018 model]
主要諸元 ■全長2065 全幅725 全高1114 軸距1095 シート高790(各mm) 車重167kg ■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 249cc 38ps/12500rpm 2.3kg-m/11000rpm 変速機6段 燃料タンク容量14L ■タイヤサイズF=110/70R17 R=140/70R17 ●色:黒/白/赤/銀 ●価格:80万6760円~ ●発売日:2018年4月20日
参考:CBR250RR・カスタマイズドコンセプト2017
新色のパールグレアホワイト、じつは「CBR250RR・カスタマイズドコンセプト」という形で2017年の東京モーターショーで先行公開されていた。上品なパールホワイトのボディカラーはそのまま、ゲイルスピードのホイールやプロトのシングルシートカウルも同色コーディネートしつつ、赤いストライプで大人っぽくスポーティーな仕上がりだった。
アクラポビッチのスリップオンマフラーやマジカルレーシングのカーボンリアフェンダー、アクティブ製のFイニシャルアジャスターやモリワキ製マスターシリンダーキャップでスポーティーさも強調。反響次第では2018年モデルのボディカラーに採用されるかと、ヤングマシン編集部では睨んでいた。
HONDA CBR250RR最新相場情報
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ホンダ [HONDA] | 新型軽二輪 [126〜250cc])
レブル250ではユーザーの8割が選択するというHonda E-Clutch ベストセラーモデルのレブル250と基本骨格を共有しながら、シートレールの変更や専用タンク、マフラー、ライディングポジション構[…]
欧州で国内導入が明らかになったCL250の2025年モデル CL250の2025年モデルについて、国内導入が明かされたのは2024年11月のこと。フレームを共有するシリーズの長兄モデル「レブル500」[…]
日本を含むアジア圏で人気のSUVスクーター 水冷4バルブのeSP+エンジンを搭載するアドベンチャー系SUVスクーター「ADV160」シリーズに新色が登場した。新たなカラーラインナップが発表されたのはマ[…]
通勤からツーリングまでマルチに使えるのが軽二輪、だからこそ低価格にもこだわりたい! 日本の道に最適なサイズで、通勤/通学だけでなくツーリングにも使えるのが軽二輪(126~250cc)のいいところ。AT[…]
通勤からツーリング、サーキット走行まで使えるカウル付き軽二輪スポーツ 日本の道に最適といえるサイズ感や、通勤/通学からツーリングまで使える万能さが軽二輪(126~250cc)の長所。スクーターやレジャ[…]
最新の関連記事(CBR250RR)
TSRのEWCレーサーをイメージさせるCBR250RR用スリップオン 2023年の世界耐久選手権(EWC)からコラボレーションを開始した「F.C.C. TSR Honda France」と「アールズ・[…]
ホンダCBR250RR(2021) 試乗レビュー 全方位にスペックアップした2021年モデル 2020年モデルからの変更箇所は多岐に渡る。 ピストン、ピストンリング、コンロッド、バランサーシャフト、バ[…]
通勤からツーリング、サーキット走行まで使えるカウル付き軽二輪スポーツ 日本の道に最適といえるサイズ感や、通勤/通学からツーリングまで使える万能さが軽二輪(126~250cc)の長所。スクーターやレジャ[…]
250ccクラスは16歳から取得可能な“普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は全部で7種類ある。原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制[…]
2017年モデル:クラス最高のスペックと装備で登場 かつての4気筒レーサーレプリカの名前を受け継いだ、CBR250RR(MC51)の初登場は2017年。38psという、当時の250ccスーパースポーツ[…]
人気記事ランキング(全体)
2ストGPマシン開発を決断、その僅か9ヶ月後にプロトは走り出した! ホンダは1967年に50cc、125cc、250cc、350cc、そして500ccクラスの5クラスでメーカータイトル全制覇の後、FI[…]
PROUDMEN. グルーミングシートクール 16枚入り×3個セット PROUDMEN.のグルーミングシートクールは、横250×縦200mmの大判サイズと保水力約190%のたっぷり液で1枚で全身を拭け[…]
取り付けから録画までスマートすぎるドライブレコーダー ドライブレコーダーを取り付ける際、ネックになるのが電源確保のための配線作業だ。バイクへの取り付けともなると、専門知識や工具、あるいは高めの工賃が必[…]
3つの冷却プレートで最大-25℃を実現 2025年最新モデルの「ペルチェベスト」は、半導体冷却システムを採用し、背中に冷たい缶ジュースを当てたような感覚をわずか1秒で体感できる画期的なウェアです。小型[…]
二輪史に輝く名機「Z1」 いまだ絶大なる人気を誇る「Z1」こと、1972年に発売された900super4。後世のビッグバイクのベンチマークとなる名機は、いかにして世に出たのか──。 1960年代、カワ[…]
最新の投稿記事(全体)
71カ国で認められた気鋭のバイクブランド ゾンテスは、2003年に中国・広東省で設立された「広東大洋オートバイ科技有限公司」が展開するブランドだ。彼らは総投資額26億人民元、従業員3600名という巨大[…]
ヘルメット専用設計で、手提げ&肩にかけてショルダーにしても快適 ツーリング先でのヘルメットの持ち運びのために、ポケットへ忍ばせておくのに最適な、小さく折りたためるヘルメットトートバッグ。出先での急な買[…]
『鈴鹿8時間耐久ロードレース選手権』を初めて観戦した模様を動画に収録 この動画では、若月さんが鈴鹿サーキットの熱気に包まれながら初めて目の当たりにするロードレースの“速さ”や“迫力”に驚き、感動する姿[…]
暫定税率を廃止するなら代わりにって…… 与野党が合意して、11月からの廃止を目指すことになったガソリン税の暫定税率。 このコラムでも数回取り上げてきましたが、本来のガソリン税28.7円/Lに25.1円[…]
本格オフロードモデルDT系を原付のちょうど良いサイズでリリース! ヤマハは1968年、250ccの大きな排気量で初のオフロード用2ストローク単気筒エンジンを搭載した画期的なDT1をリリース、以来125[…]
- 1
- 2