
初心者でも気軽に乗れるエントリーモデルから、カリカリのサーキット向け高級モデルまで幅広いラインナップが揃っているスーパースポーツモデル。ヤマハYZF‐Rシリーズを筆頭に、2025年モデルが続々登場している今、WEBヤングマシンの記事アクセスランキングとともに、その魅力を振り返ってみよう。集計期間は2024年1月1日から10月31日までだ。
●文:ヤングマシン編集部
- 1 1位:2024秋発表のヤマハ新型「YZF-R9」予想CG
- 2 2位:ヤマハ新型「YZF-R3」 ウイングレット採用で登場!【海外】
- 3 3位:スズキが「GSX-R1000/R/RZ」の北米2025年モデルを発表!!
- 4 4位:カワサキの「ニンジャ」40周年記念モデルを激撮!
- 5 5位:「ニンジャZX-4R SE」「ニンジャZX-4RR」に初の新色!
- 6 6位:カワサキのKRTディションはこれでファイナル?【海外】
- 7 7位:ホンダ「CBR1000RR」「CBR600RR」2025年北米モデル
- 8 8位:スズキGSX-R125に’80~’90年代オマージュカラー!【海外】
- 9 9位:ワールドスーパースポーツ選手権へヤマハYZF-R9参戦
- 10 10位:150万円切りか?! ヤマハが「YZF-R9」を正式発表【海外】
1位:2024秋発表のヤマハ新型「YZF-R9」予想CG
2024年10月に正式発表となったヤマハのスーパースポーツ・YZF-R9。2024年2月時点で掴めていた情報をお伝えした。これまでのYZF-R系とは異なる、新世代の革新デザインを採用するとの情報をもとに、ヤングマシンの伝統である予想CGを公開した。
ヤマハの新世代デザインということで、さすがに編集部では予測不能。CGはYZF-R1をベースにウイングを装着し、新型MT-09やXSR900GPが装備する超小型ヘッドライトを仕込んでみたのだが、意外といい線をいっていた。
シン・YZF−R系デザイン採用の先頭バッターに? また、ベースとなるMT‐09は2024モデルでフルチェンジを行っており、電子制御を中心に大幅バージョンアップ。“モタードとネイキッドの融合”を標榜して[…]
2位:ヤマハ新型「YZF-R3」 ウイングレット採用で登場!【海外】
ヤマハは欧州で2025年モデルの「R3」を、北米で同「YZF-R3」を発表したことを伝えた。名称の違いは仕向け地によるもので、基本的な構成は同じモデルだ。価格は北米で5499ドル(日本円換算約81万9000円)と、従来型から据え置きだった。
現行Rシリーズラインナップの中では、フロントフェイスがやや旧世代だったR3だが、新型ではツインアイのポジションライトと中央のエアダクトに配置されたモノアイLEDヘッドライトを採用。デザインは一気に最新モデルのR9と並ぶ最新世代へ。さらにMotoGPの技術に由来する新しいウイングレットも新装備した。
欧州ではR125、R3、R7、R9、さらにサーキット専用R6 RACE、R6 GYTR、R1 RACE、R1 GYTRのスーパースポーツ大艦隊を編成 ヤマハは欧州で2025年モデルの「R3」を、北米で[…]
3位:スズキが「GSX-R1000/R/RZ」の北米2025年モデルを発表!!
スズキが北米で、GSX-R1000/GSX-R1000R/GSX-R750/GSX-R600それぞれにニューカラーを設定し、2025年モデルとして発表したことを伝えた。いずれもスペック等に変更はないが、トリトンブルー系のカラー以外はすべて新色に置き換えられた。
GSX-R1000Rは、2024年モデルで「GSX-R1000RZ」として登場した、パールブリリアントホワイト×メタリックトリトンブルーを継続。スズキらしい青×白の車体にブルーアルマイト処理が施された倒立フロントフォークを採用している。ちなみにGSX-R1000RZの車名は北米独自のもので、トリトンブルー系のカラーに名付けられているもののスペックと価格はR1000Rと同等だ。
ワインレッドにゴールドストライプの『イノ レッド』 参考:こちらは2005年型のZEPHYR1100/ZEPHYR750/ZEPHYRχ 参考:KAWASAKI Z900RS[2025 Indones[…]
4位:カワサキの「ニンジャ」40周年記念モデルを激撮!
カワサキの「ニンジャZX-4RR」および「ニンジャZX-10R」、「ニンジャZX-6R」、「ニンジャ1000SX」の40周年記念エディションについて伝えた。
ZXシリーズの3車には、1989年に発売されたZXR400らとイメージソースとした特徴的な3カラー(白×青×緑)で彩ったグラフィックが施され、さらに当時のレースシーンを思い出させるチャンピオンロゴ風の40周年記念ステッカーが貼付されるなど、随所にZXRシリーズの記憶を刻んだ。
いっぽうのニンジャ1000SXは、1985年型GPZ900Rのカラーリングからインスピレーションを得たファイアクラッカーレッド×エボニーの専用グラフィックが印象的だった。
1984年に誕生した『Ninja』ことGPz900Rから今年で40周年 カワサキは、ジャパンモビリティショー2023で「ニンジャZX-4RR 40周年記念エディション(Ninja ZX-4RR 40t[…]
5位:「ニンジャZX-4R SE」「ニンジャZX-4RR」に初の新色!
最高出力77ps/14500rpm、ラムエア加圧時には驚異の80ps/14500rpmを発揮する最強ヨンヒャク スーパースポーツ「Ninja ZX-4R SE」「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」の2025年モデルについて伝えた。モデルイヤーが切り替わるとともにレギュラーカラーを刷新。初のカラーチェンジとなった。
このモデルのために新開発された399cc並列4気筒エンジンは、前述のパワーだけでなく、センターラムエアシステム&ダウンドラフトインテークやアシスト&スリッパークラッチを備え、吸気ポート内部に砂型鋳造、カムシャフトは鍛造と、カワサキの技術が惜しみなく盛り込まれている。
全て新色に入れ替わり、価格は3万3000円上昇 最高出力77ps/14500rpm、ラムエア加圧時には驚異の80ps/14500rpmを発揮する最強ヨンヒャク スーパースポーツ「Ninja ZX-4R[…]
6位:カワサキのKRTディションはこれでファイナル?【海外】
インドネシアおよび北米で発表された、ニンジャZX-Rシリーズの2025年モデル。ニンジャZX-10R、ニンジャZX-6R、ニンジャZX-4RRには2024年シーズンのKRTエディションカラーが与えられているが、これが最後のKRTカラーになる可能性もあることを伝えた。
2025年からワールドスーパーバイクのKRTはビモータ『BbKRT』へ移行 カワサキがインドネシアおよび北米でニンジャZX-Rシリーズの2025年モデルを発表した。ニンジャZX-10R、ニンジャZX-[…]
7位:ホンダ「CBR1000RR」「CBR600RR」2025年北米モデル
ホンダは北米で2025年モデルを発表したことを伝えた。CB650RやCBR650R、CBR1000RR-R、モンキー125といった人気車&ニューカラーが目立つ中、日本では販売終了して久しいCBR1000RR、CBR600RRの姿があった。いずれもABSの有無で2バージョンがあり、こなれた価格も特徴となっている。
ホワイト/グレーの新色を採用し、1000RRは価格が300ドル上昇、600RRは据え置きだ! やはりRR-Rはイキ過ぎていたのか……? ホンダ市販車最強の218psを発揮し、MotoGPマシンRC21[…]
8位:スズキGSX-R125に’80~’90年代オマージュカラー!【海外】
英国スズキが、日本でも販売中の原付二種スポーツバイク「GSX-R125」にニューカラーを設定し、2024年モデルとして発表したことを伝えた。1980~1990年代のGSX-R750/1100を彷彿とさせるレトロな雰囲気が印象的だった。
オールドGSX-Rを意識した青×白、オールブラックの2色 スズキUKは2024年初夏、日本でも販売している125cc原付二種スポーツ「GSX-R125」の2024年モデルを発表した。 青いタンクとアッ[…]
9位:ワールドスーパースポーツ選手権へヤマハYZF-R9参戦
2024年10月18~20日にスペイン・ヘレスサーキットで開催されるワールドスーパーバイク選手権のレースウィーク。そこで、2025年シーズンのワールドスーパースポーツ選手権に、ヤマハが投入するR9(日本名:YZF-R9)のレース仕様を初お披露目したことを伝えた。
R6の最初の勝利ライダーと現役ライダーがランデブー走行を披露 ヤマハは、これまでYZF-R6(欧州名:R6)で戦ってきたワールドスーパースポーツ選手権(WorldSSP=WSSP)に、来シーズンから新[…]
10位:150万円切りか?! ヤマハが「YZF-R9」を正式発表【海外】
2024年10月、ヤマハが欧州と北米でYZF-R9を発表したことを伝えた。欧州名はR9とし、専用にセットアップされたサスペンションやブレンボ製キャリパーを標準装備。R6を上回る空力性能を有し、クルーズコントロールやスピードリミッターなども備える。
ヤマハの3気筒スーパースポーツがついに登場! ヤマハは欧州でR9、北米でYZF-R9を発表した。車名は仕向け地によって『YZF』を省略しているようだが、基本的には(細かな違いはあるとしても)同じマシン[…]
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