
SHOEIは、2024年12月に発売予定の最新オープンフェイスヘルメット『J-Cruise 3(ジェイ-クルーズ スリー)』に、新たなグラフィックモデル『WHIZZY(ウィジー)』が追加される。こちらは2025年1月発売予定だ。
●文:ヤングマシン編集部(山下剛) ●外部リンク:SHOEI
発売が迫る最新オープンフェイスにグラフィックモデル第1弾が登場
11月に単色モデルが発売予定の、SHOEIのオープンフェイス(ジェットタイプ)ヘルメット『J-Cruise 3』に、グラフィックモデル第1弾の登場も発表された。『WHIZZY』は、「最先端の技術」や「並外れた才能」などを意味する英語で、多彩な線と面、色の微細な濃淡により、見る角度によってさまざまな表情を見せてくれるグラフィックとなっている。
カラーパターンは4色。シンプルながら鮮やかさと渋さを感じさせる赤×黒、モノトーンで落ち着きを感じさせつつもグラフィックの大胆さを生かした銀×黒、アクセントカラーを追加することで華やかさを演出する青×赤、つや消しカラーでアーミーテイストを醸し出す緑×黒。カラーによって印象はずいぶんと異なるため、どれを選ぶか迷う楽しみもありそうだ。
J-Cruise 3は、空力性能を高めて快適性と疲労軽減効果を向上させた帽体形状、スマートにインカムを装着できる『SHOEI COMLINK(ショウエイ コムリンク)』(SENA製SRL3、サインハウス製B+COM SX1に対応)を中心としたアップデートで進化した、SHOEIの最新オープンフェイスだ。
空力特性は、従来モデルと比較して上方向にかかる力(リフト)を5.5%、後ろ方向への力(ドラッグ)を4%も軽減することで、とくに高速走行時の静粛性と快適性を向上。肉体疲労の軽減にも貢献している。また、ベンチレーション機能も従来モデル比で排気効率を70%もアップ(時速100km走行時)している。
あご紐の締結は新マイクロラチェット式を採用し、従来よりも軽量&コンパクト化。グローブを着用したままでも扱いやすく、しかも確実に素早くあご紐を締められる。
ヘルメットを着用したままの飲食や写真や動画の撮影などをこなすのに便利なオープンフェイスは、日常使いからロングツーリングまで幅広いシチュエーションでアクティビティを気軽にしてくれ、バイク趣味の世界を広げてくれる。
SHOEI J-Cruise 3 WHIZZY
●価格:7万4800円 ●サイズ:S(55cm)、M(57cm)、L(59cm)、XL(61cm)、XXL(63cm)、XXXL(65cm) ●色:赤×黒(TC-10)、銀×黒(TC-5)、青×赤(TC-10)、緑×黒(TC-11) ●規格:JIS ●構造:AIM+(Advanced Integrated Matrix Plus Multi-Fiber) ●付属品:布袋、シリコンオイル、サービスツール、防曇シート、防曇シート用ピン、SHOEIロゴステッカー ●2025年1月発売予定
SHOEI J-Cruise 3 WHIZZY【TC-1 (RED/BLACK)】
SHOEI J-Cruise 3 WHIZZY【TC-5 (SILVER/BLACK)】
SHOEI J-Cruise 3 WHIZZY【TC-10 (BLUE/RED)】
SHOEI J-Cruise 3 WHIZZY【TC-11 (GREEN/BLACK) ※マットカラー】
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(SHOEI)
2年ぶりに新登場した白黒反転グラフィックはクリアとマットの2バリエーションが揃う 『Z-8 IDEOGRAPH』は、ヘルメット左側面に大きく描かれた「X」の文字と、フェイスガード右側面のちょっぴりポッ[…]
ファーストガンダムのアナザーストーリーをSHOEIプレミアムヘルメットで体感せよ! 『Z-8 機動戦士ガンダム THE ORIGIN』シリーズは、地球連邦軍とジオン軍のモビルスーツを模した全6種が期間[…]
ボーカロイドの世界を切り拓いた初音ミクと一緒にバイクを走らせよう 『Z-8 初音ミク』はその名のとおり、初音ミクとのコラボレーションモデルで、彼女の髪の色であるエメラルドグリーンとブルーをベースカラー[…]
海を感じさせる夏にぴったりなブルーが加わり、ソリッドカラーは全7色展開になった 新色として追加されるマットラグナブルーは、深い海をイメージさせる青で、艶を抑えたマットカラーがその印象をさらに強調する色[…]
古代中国絵画風の虎をあしらった荘厳なグラフィックモデルが登場 「FEARLESS(フェアレス)」とは、恐れ知らず、勇敢、大胆といった意味の英語だ。このモデルにあしらわれるのは、古代中国絵画風に描かれた[…]
人気記事ランキング(全体)
カワサキの新世代モビリティが大阪万博で公開 2025年日本国際博覧会、通称「大阪万博」のカワサキブースで、未来のオフロードビークル「CORLEO(コルレオ)」が注目を集めている。バイクのように乗車する[…]
「その時、スペンサーになれた気がした」 MVX250Fの上位モデルとして400版の発売が検討されていたが、250の販売不振を受け計画はストップ。この心臓部を受け継ぎ、NS250Rの技術を融合したモデル[…]
日本でもっとも人気の高いジャンル=ネオクラシック プロポーションの枷を覆す【カワサキ Z900RS】 まず、現代のバイクと昔のバイクではプロポーションがまったく違うんです。昔のバイクはフロントタイヤが[…]
バイクキャビン:小型エアコンを装備すれば抜群の環境に! 難しく考えることなく、手っ取り早く購入できるガレージとして高い人気を得ているのが、デイトナが取り扱う各種シリーズ製品だ。 全モデルに共通している[…]
〈WEBIKE FESTIVAL〉2024.10.19 SAT. ロングウッドステーション(千葉県長柄町) 【X500 ヒデヨリさん】「見た目など、あえてハーレーらしさを捨てたチャレンジ精神の塊のよう[…]
最新の投稿記事(全体)
他の積載方法とは異なる、シートバッグの利便性 2輪でツーリングをする際の荷物の積載方法は、①ストレッチコード/ネット、②タンデムシート上部に装着するシートバッグ、③後輪左右に設置するサイドバッグ、④車[…]
昨年の最終戦から連勝を続けた水野涼 2025年の全日本ロードレース選手権がようやく4月19日・20日に栃木県・モビリティリゾートもてぎで開幕しました。4月9日・10日には、PRE-TEST “Roun[…]
実は大型二輪の408cc! 初代はコンチハンのみで37馬力 ご存じ初代モデルは全車408ccのために発売翌年に導入された中型免許では乗車不可。そのため’90年代前半頃まで中古市場で398cc版の方が人[…]
トレッドのグルーブ(溝)は、ウエットでタイヤと接地面の間の水幕を防ぐだけでなく、ドライでも路面追従性で柔軟性を高める大きな役割が! タイヤのトレッドにあるグルーブと呼ばれる溝は、雨が降ったウエット路面[…]
キーロック付きタンクキャップ:スズキGT380(1972) バイクの燃料キャップは、そもそもは転倒時の漏れ防止の安全対策からキーロック式が採用されるようになったが、その最初は1972年のスズキGT38[…]
- 1
- 2