
SHOEIのネオクラシックラインのオープンフェイスモデル『J・O(ジェイ オー)』に、スタリングの幅を広げる上位グレードモデル『J・O+(ジェイ オー プラス)が加わる。発売予定は’24年6月だ。
●文:ヤングマシン編集部(山下剛) ●外部リンク:SHOEI
バイザーが装着可能となってさらにディテールの質感を向上
『J・O』はSHOEIが展開するネオクラシックシリーズのうち、フェイスガードを持たないオープンフェイスヘルメットだ。格納式の内蔵バイザー『CJ-3シールド』を備えるほか、ゴール着用時に便利なゴーグルバンドも備え、多彩なスタイルを楽しむことができる。
このたび追加される『J・O+』は、バイザーを装着するためのドットボタンを前頭部に3カ所追加して拡張性を持たせたことが大きなトピックだ。これは同シリーズのオフロードフルフェイス『EX-ZERO』が備えている機能で、オプションアクセサリーとして用意されている『V-480バイザー』(4400円)を装着することができるようになった。
さらに、帽体の縁ゴムを白い糸で縫製することで質感を高め、フロントブラケット部のスエード調生地を従来のブラックからグレージュ(灰色とベージュを合わせた色)とした点に“プラス”の意気を感じられる。
カラーバリエーションは、スタンダードのJ・Oでもお馴染みのマットブラックのほか、プラスならではのカラーを追加した。より白さを強調したルミナスホワイト、艶を深めたパールブラック、渋さを感じさせるマットディープグレー、鮮やかながら落ち着きあるガーネットメタリックの全5色が揃っている。
バイザー装着を可能としたことで、より幅広いコーディネートを楽しむことができるようになった『J・O+』。もちろんV-480バイザーは、快晴時には日よけになって視界を確保してくれるし、あるいは山や森を行くオフロードでは道にせりだした草を避けることもできる。ファッション性だけでなく、実用性も十分に備えている。
SHOEI J・O+
●価格:4万7300円 ●サイズ:S(55cm)、M(57cm)、L(59cm)、XL(61cm)、XXL(63cm) ●色;白、黒、つや消し黒、赤、つや消し灰 ●規格;JIS ●構造:AIM(Advanced Integrated Matrix) ●付属品:布袋、専用ステッカー ●発売予定時期:2024年6月
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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