
ヤマハはタイで、R15/R15M(日本名YZF-R15)の2023年モデルを発表した。新たにコネクテッドを謳い、ニューカラーを投入。また、R15Mにはクイックシフターやトラクションコントロールシステムも装備されている模様だ。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ)
日本でも導入近し。どのカラーが採用されるのか楽しみ!
タイヤマハモーターは、水冷単気筒エンジンを搭載するフルカウルスポーツ「R15」および「R15M」の2023年モデルを発表した。日本やインドではYZFが付くが、欧州ほかではR○○とシンプルな名称になっている。
YZF-R1Mのイメージを引き継ぐR15Mは、トラクションコントロールシステムやクイックシフター、フルデジタルメーター、デュアルチャンネルABSを装備する上級版。アッパーブラケットにはYZR-M1イメージの大胆な肉抜きを施す。
YZF-R7に準じた、バイファンクショナルヘッドライトとポジションランプのデザイン。もちろんLEDだ。
スタンダードグレードのR15も倒立フロントフォークやコネクテッド機能を採用しており、ともにエンジンは可変バルブ機構VVAやアシスト&スリッパークラッチを搭載した水冷155cc単気筒だ。
なお、価格はR15Mが13万8000バーツ(日本円換算約55万5000円・5/10現在)、R15が11万8000バーツ(約47万5000円)。
気になるのは、2023年中にも導入が期待される日本仕様がどうなるのかということだろう。大阪モーターサイクルショーで公開された車両にはクイックシフターが装備されていなかったが、日本仕様のベースとなるであろうアジア仕様の一部がこれを装備したことによって、日本導入モデルにも、少なくともオプション設定などがあるのではと想像できる。
R15(日本名YZF-R15)は、同じく日本導入予定のYZF-R125と既存のYZF-R25の中間に位置する軽二輪スポーツとして、お求めやすい価格帯での登場が待ち望まれている。ちなみにタイ仕様では灰、青、黒の3色とR15Mをラインナップしているが……。ヤマハさん、続報は早めでお願いしまーす!
YAMAHA R15 / R15M[2023 Thai model]
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。
あなたにおすすめの関連記事
ヤマハが本気になった! グローバルモデルの小排気量スポーツバイクが日本へ上陸 ヤマハは、「第39回 大阪モーターサイクルショー2023」、「第50回 東京モーターサイクルショー」、「第2回 名古屋モー[…]
日本のモーターサイクルショーではブルーの車体が公開済み インディアヤマハモーター(IYM)は、水冷単気筒エンジンを搭載するフルカウルスポーツ「YZF-R15 V4(V4=第4世代の意)」の2023年モ[…]
ヤマハR1に次ぐ“YZF-R15M”もラインナップ! ヤマハインディアは、可変バルブVVA機構採用の水冷単気筒エンジンを搭載する、日本でいう軽二輪クラスにあたる155ccのスーパースポーツ「YZF-R[…]
XSR125:技アリのロケットカウル風ビキニでよりカッコよく! 懐古的なネオラクシックやカフェレーサーは世界的なトレンドで、その流れは125ccにも波及している。海外ブランドから125ネオクラはリリー[…]
モノアイの“バイファンクショナル”LEDヘッドライトを採用 ヤマハは欧州で新型「R125」を発表。欧州では昨年あたりから『YZF』を省略した車名に統一され、R1、R7、R3、R125のようになっている[…]
最新の関連記事(新型軽二輪 [126〜250cc])
完熟した性能に刺激をプラス 発売は、2025年3月6日のこと。2017年の登場以来、2020年モデルの3psのパワーアップ、スリッパークラッチの標準装備や、2023年モデルのさらなる1ps向上、ホンダ[…]
126~250ccスクーターは16歳から取得可能な“AT限定普通二輪免許”で運転できる 250ccクラス(軽二輪)のスクーターを運転できるのは「AT限定普通二輪免許」もしくは「普通二輪免許」以上だ。 […]
高回転まで伸びるエンジン、フレンドリーな乗車姿勢 日本ではまだ馴染みがないかもしれないが、中国のCFMOTOはヨーロッパやアメリカなど先進国を含め、グローバルな展開を行っている二輪メーカーだ(そのほか[…]
DRK-01 250CC CANDY RED/WHITE SAND 英国発、個性的なスタイルで注目を集めるマットモーターサイクルズが展開する「DRK-01」シリーズに、新たな魅力を加える限定カラーモデ[…]
シェルパの名を復活させたブランニューモデル カワサキが、KLX230シリーズをモデルチェンジするとともに、KLX230Sとしては3年ぶり(その他の無印やSMは2~5年ぶり)に復活させたのは、2024年[…]
最新の関連記事(ヤマハ [YAMAHA])
大型二輪免許は18歳から取得可能! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外には“AT限定”免許も存在する[…]
ヤマハXJ400:45馬力を快適サスペンションが支える カワサキのFXで火ぶたが切られた400cc4気筒ウォーズに、2番目に参入したのはヤマハだった。 FXに遅れること約1年、1980年6月に発売され[…]
ホンダのVFやNRの影もカタチもない1977年の東京モーターショーにYZR1000デビュー! 1977年の第22回東京モーターショーのヤマハ・ブースに、白に赤ストライプのワークスマシンカラーの謎のマシ[…]
ヤマハ RZV500R「2ストV4エンジン搭載で衝撃のデビューを果たしたYZR500レプリカモデル」 ライトウエイトピュアスポーツからレーサーレプリカへの橋渡しであり、起点とも言えたヤマハ RZ250[…]
126~250ccスクーターは16歳から取得可能な“AT限定普通二輪免許”で運転できる 250ccクラス(軽二輪)のスクーターを運転できるのは「AT限定普通二輪免許」もしくは「普通二輪免許」以上だ。 […]
人気記事ランキング(全体)
ヤマハ RZV500R「2ストV4エンジン搭載で衝撃のデビューを果たしたYZR500レプリカモデル」 ライトウエイトピュアスポーツからレーサーレプリカへの橋渡しであり、起点とも言えたヤマハ RZ250[…]
126~250ccスクーターは16歳から取得可能な“AT限定普通二輪免許”で運転できる 250ccクラス(軽二輪)のスクーターを運転できるのは「AT限定普通二輪免許」もしくは「普通二輪免許」以上だ。 […]
4ストローク2気筒の『オフ・ザ・ロード』 国産4ストローク2気筒型オフロード車を語る上で外せないバイクが1970年登場のホンダSL350です。SL350は1970年代のホンダ車の中でもレアな存在ですが[…]
GPz900Rを受け継ぐ実用系最速マシン【カワサキGPZ1000RX】 1983年にTT-F1の排気量上限が750ccに引き下げられた結果、リッターバイクはレースの呪縛を解かれて独自に発展し始める。 […]
軽量化とパワーアップの両面を果たしたフルモデルチェンジ フルモデルチェンジが実施された2018年モデルの発売は、2018年2月1日。2017年モデルまでのニンジャ400は、海外向けのERシリーズをベー[…]
最新の投稿記事(全体)
スズキ株式会社は、2025年4月1日より、39年ぶりにコーポレートアイデンティティ(CI)とユニフォームを一新すると発表した。 ユニフォームのデザインは、1986年から使用しているブルゾン、パンツ、帽[…]
オークションで購入したシート、2~3cmの裂けたようなキズが… 筆者が某大手オークションサイトで購入した、純正コブラシート。「これでイメージチェンジするぞ! 」と思っていたのだが、購入前に気になってい[…]
セローを愛するユーザーたちへ 本イベントは、「とっておきの初心者用ゲームで、ライテク上達ポイントを手に入れて、10年後も20年後も、末永~く凛とした姿で走り続けよう!!」というメッセージを掲げ、セロー[…]
スーパーカブのオーナーズミーティング『カフェカブパーティー』の2025年の開催計画が発表された。カブファンの交流の場を提供し、健全なカスタム文化の醸成を目指す当イベント、まずは九州/北海道/関西の3大[…]
大型二輪免許は18歳から取得可能! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外には“AT限定”免許も存在する[…]
- 1
- 2