
アライヘルメットは、街乗りからツーリングまで車種を問わず愛用できるフルフェイスヘルメット『ASTRO-GX』に、新たなグラフィックモデル『ASTRO-GX ROCK(アストロGXロック)』を発売する。販売開始は2023年5月下旬となっている。
●文:ヤングマシン編集部(山下剛) ●外部リンク:アライヘルメット
鮮やかでマルチなカラースキームと落ち着きあるトリコロールの2色展開
『ASTRO-GX ROCK』は、文字どおり“岩”をモチーフにしたグラフィックが特徴だ。2種展開されるカラーパターンのうち、とくに『マルチ』はネオンカラーのイエローやピンクをはじめとして、グリーン、レッド、オレンジ、スカイブルーなど多彩な色使いが個性を演出。ポップながらもブラックでそれぞれを縁取り、風をイメージさせる効果線によってスポーティな印象も作り出している。
もうひとつの『ブルー』は、同じグラフィックパターンを使いつつ、カラースキームをバーミリオン(朱色)、・ネイビーブルー、ホワイトの3色にすることで、マルチとは対称的なイメージを作り出している。
ASTRO-GXは、アライのフルフェイスシリーズのなかでも、安全性と快適性、利便性を高次元でバランスさせたモデルだ。間口の広い帽体形状としたことで着脱しやすく、帽体強度向上を果たしながらもインカムを装着しやすい形状としたハイパーリブなど、現代的な機能性も有している。
アライ独自の“かわす性能”をさらに高めて安全性を追求したコンセプト。2軸軌道により開閉しやすく、広い視界も確保したシールドシステムVAS。前頭部のロゴマークをスイッチとした高効率のベンチレーションシステム。高速走行時の安定性を高め、ルックス向上にも貢献するGTスポイラー。ヘルメット内部の湿気を排出して快適性を維持するとともにシールドの曇りを防止する固定式エアロフラップFFS。これらを中心とした機能性は、毎日の通勤や通学から週末のツーリングまで幅広いシチュエーションで効力を発揮する。また、オンロードスポーツからアドベンチャーツアラー、ストリート系やビジネス系バイクまでカテゴリーを問わず着用できる汎用性に優れたルックスも、ASTRO-GXが持つ強みだ。
Arai Helmet ASTRO-GX ROCK
【Arai Helmet ASTRO-GX ROCK】●価格:6万8200円 ●サイズ:54、55-56、57-58、59-60、61-62(cm) ●色:緑×黄×桃×薄青、朱×白×青 ●規格:SNELL、JIS ●帽体:PB-cLc2 ●内装:ハイフィッティング・アジャスタブル内装(抗菌・消臭、防汚内装) ●2023年5月下旬発売予定
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(アライヘルメット)
ヘルメット専用設計で、手提げ&肩にかけてショルダーにしても快適 ツーリング先でのヘルメットの持ち運びのために、ポケットへ忍ばせておくのに最適な、小さく折りたためるヘルメットトートバッグ。出先での急な買[…]
2026年以降のFIM安全基準に合致したレーシング仕様フルフェイスヘルメット このたびRX-7Xに追加される『RX-7X FIMレーシング#2』は、2020年よりFIMカテゴリーのレースにおいて義務化[…]
1980~90年代を代表するイタリアンライダー、ルカ・カダローラのレプリカを復刻! ルカ・カダローラはイタリア出身のレーシングライダーで、1984年に世界GP125にデビュー。’86年にチャンピオンを[…]
人気のネオクラシックモデルに、グラフィックデザイナー・加藤ノブキ氏の第3弾 アライの「RAPIDE-NEO(ラパイドネオ)」は、かわす性能を追求した安全性と快適性をクラシカルなデザインでまとめたフルフ[…]
機能豊富なマルチパーパスフルフェイスのシールドを外した、さらに身軽なフォルム 『TOUR-CROSS V』は、アライヘルメットが’23年6月に発売したマルチパーパスヘルメットだ。高速走行時の空気抵抗を[…]
最新の関連記事(ヘルメット)
ヘルメット専用設計で、手提げ&肩にかけてショルダーにしても快適 ツーリング先でのヘルメットの持ち運びのために、ポケットへ忍ばせておくのに最適な、小さく折りたためるヘルメットトートバッグ。出先での急な買[…]
ドゥカティを王者へと導くマシンを開発するピッロ選手のシグネチャーモデル 『F-17 Mips MICHELE PIRRO』は、MotoGPに参戦中の『ドゥカティ レノボ チーム』のテストライダーを務め[…]
ジョアン・ミル選手が今季着用中のシグネチャーモデルが登場! 『F-17 Mips JOAN MIR』は、’23年からレプソル・ホンダと契約してMotoGPを戦っているレーシングライダー、ジョアン・ミル[…]
最外層にカーボンファイバーを使ったX-Fifteenの最高峰モデルが登場! 積層させた炭素繊維を樹脂で固めたカーボンファイバー(CFRP)は、軽くて強い素材だ。そのため航空機やレーシングマシンに使われ[…]
GT-Air3のメカニズムにマッチするニューグラフィックモデルが登場 GT-Air3に追加される新しいグラフィックモデルは、多数のパーツを組み合わせて帽体を構成するような、メカニカルな模様が特徴だ。と[…]
人気記事ランキング(全体)
新たな時代の「角Z」:スタイルと操案の狭間で揺れたZ1-Rの人気 Z1からZ1000までリファインを重ねて完成度を高めた“丸Z”だが、1970年代後半にはスズキのGS750/1000のようなライバル車[…]
取り付けから録画までスマートすぎるドライブレコーダー ドライブレコーダーを取り付ける際、ネックになるのが電源確保のための配線作業だ。バイクへの取り付けともなると、専門知識や工具、あるいは高めの工賃が必[…]
2ストGPマシン開発を決断、その僅か9ヶ月後にプロトは走り出した! ホンダは1967年に50cc、125cc、250cc、350cc、そして500ccクラスの5クラスでメーカータイトル全制覇の後、FI[…]
3つの冷却プレートで最大-25℃を実現 2025年最新モデルの「ペルチェベスト」は、半導体冷却システムを採用し、背中に冷たい缶ジュースを当てたような感覚をわずか1秒で体感できる画期的なウェアです。小型[…]
フレームまで変わるモデルチェンジ、かつリヤキャリアを新装備してたったの+6600円 スズキは、グローバルで先行発表されていた新型「アドレス125」の国内導入を正式発表。基本スタイリングは継承しながら、[…]
最新の投稿記事(全体)
日本では400だが、グローバルでは500(451ccエンジン)のエリミネーター 欧州でエリミネーター500/SEに新色が登場した。日本仕様でプラザエディションとしてラインナップされる『メタリックインペ[…]
仕事を通じてわかった、足を保護すること、足で確実に操作すること 今回は、乗車ブーツの話をします。バイクに乗る上で、重要な装備の一つとなるのが乗車ブーツです。バイクの装備といえばヘルメットやジャケット、[…]
3色すべてホイールカラーも異なる カワサキは欧州でZ650RSのニューカラーを発表。カラーバリエーションの全てが新色に置き換わり、黒ボディにレッドストライプ&レッドホイールのエボニー、メタリックブルー[…]
欧州仕様に準じた仕様でKYB製フロントフォーク、ウイングレット、ブレンボキャリパーなどを採用するR1 2026年シーズンをヤマハ車で戦うライダーに向け、サーキット走行専用モデルの新型「YZF-R1 レ[…]
メーカー自体が存在しない絶版車のメンテやレストアは難しい 日本のバイクメーカーは今でこそ4社に集約されていますが、1950年代には大小含めて数十社のメーカーが林立していました。第二次世界大戦で疲弊した[…]
- 1
- 2