
ライダー予備軍や免許取り立てなら、知らないことばかりなのは当たり前。だけどキャリアの長いライダーだって「知っているようで解らない」があったりする。理解しなくてもバイクは乗れるけれど、知っていればトクするコトや、バイクライフが深まるヒントもたくさん。コッソリ知って、貴方も今日からベテランだ。32問目は曲がるときの姿勢に関するギモン。
●文:ヤングマシン編集部 ●イラスト: 田中斉
- 1 A32:タイヤが太いバイクはリーンインが曲がりやすい
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A32:タイヤが太いバイクはリーンインが曲がりやすい
曲がるためにバンクさせると、後輪の接地点は中心からエッジに移動する。今どきのワイドタイヤはその移動距離が長い。その移動距離を短くし、旋回時のレスポンスを上げるために腰をズラすリーンインのフォームが誕生した。なのでリーンインが本領を発揮するのは、後輪150サイズ以上のバイク。
腰をズラしたリーンインのフォームを試したいなら、まずは3cmでも5cmでもいいから身体をイン側にオフセットしてみよう。そして向きを変える時にイン側の下方向(横ではない)に身体の中の重心を下げる。
とくに後輪が細いバイクは、ライダーの上半身とバイクの中心線が一直線上にあるリーンウィズで素直に曲がってくれるし、身体の下でバイクを深く寝かせるリーンアウトは、オフロードや低速コーナーで有効なフォームだ。見通しの良くないコーナーでの視界確保にも役立つ。
基本フォームはリーンアウト/リーンウィズ/リーンイン。各フォームには、メリット&デメリットがあるので、色々試して感じてみよう。
※各設問の回答は編集部独自の見解であり、諸説あります。
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