スズキは欧州イタリアに続き、名作と呼び声高い645ccV型2気筒エンジンを搭載するスポーツネイキッド「SV650」にニューカラーを設定。さらに、カフェレーサースタイルの「SV650Xには」明るいシルバーの新色も登場した。
メタリックマットソードシルバーのSV650Xは世界初登場!
スズキは英国で、SV650/SV650Xそれぞれに新色を設定し、2023年モデルとして発表した。スタンダードモデルのSV650についてはイタリアで新色が先行発表されていたが、カフェレーサー仕立てのSV650Xについては初登場となる。
いずれの新色も欧州で発表されたのみだが、従来の流れからすれば欧州各地域で展開したのち、日本でも同じ新色が導入される可能性は高そうに思える。
1998年にSV400、1999年に初代SV650が発売されて以降、元気がよく扱いやすいエンジンとニュートラルなハンドリング、そしてお財布に優しい価格で欧州を中心に絶大な支持を集めてきたスズキのミドルVツインスポーツ。幾度かのモデルチェンジを繰り返し、途中で“グラディウス”を名乗ったりしながら、現行世代のSV650が登場したのは2016年だった。
欧州のみならず北米や日本でもクロウト受けするキャラクターで根強い人気があり、2018年にはカフェレーサースタイルのSV650Xを追加、そして欧州では2021年モデル、日本仕様では2022年モデルで、それぞれ最新の排出ガス規制に適合している。
このたび登場したニューカラーは、イタリアで名付けられた色名と異なり、日本でも馴染みのありそうな雰囲気。イタリア仕様から英国仕様でSV650の色名はそれぞれ、ブルーラスベガス→『メタリックリフレクティブブルー』、ロンドングレー→『グラススパークルブラック×ソリッドアイアングレー』、ブラックドバイ→『グラススパークルブラックと』なった。SV650Xのニューカラーは『メタリックマットソードシルバー』だ。
参考までに、価格はSV650=6999英国ポンド(日本円換算約115万7000円/9月15日現在)、SV650X=7399英国ポンド(約122万3000円)。
SUZUKI SV650[2023 EU model]
主要諸元■全長2140 全幅760 全高1090 軸距1445 シート高785(各mm) 車重200㎏(装備)■水冷4ストロークV型2気筒DOHC4バルブ 645cc 73ps/8500rpm 6.53kg-m/6800rpm 変速機6段 燃料タンク容量14.5L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=160/60ZR17 ※諸元は英国仕様
SUZUKI SV650X[2023 EU model]
主要諸元■全長2140 全幅730 全高1090 軸距1445 シート高785(各mm) 車重200㎏(装備)■水冷4ストロークV型2気筒DOHC4バルブ 645cc 73ps/8500rpm 6.53kg-m/6800rpm 変速機6段 燃料タンク容量14.5L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=160/60ZR17 ※諸元は英国仕様
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