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Q2:気筒の配置で何が変わる?【30秒でわかる! バイクの疑問】

ライダー予備軍や免許取り立てなら、知らないことばかりなのは当たり前。だけどキャリアの長いライダーだって「知っているようで解らない」があったりする。理解しなくてもバイクは乗れるけれど、知っていればトクするコトや、バイクライフが深まるヒントもたくさん。コッソリ知って、貴方も今日からベテランだ。2問目は、「気筒の配置」に関するギモン。


●文:ヤングマシン編集部

A2:ハンドリングと爆発間隔が変わる

個性の違いがわかりやすい2気筒で言えば、並列とV型では並列のほうが部品点数は少なくコンパクト。V型は前後に長いが幅を狭く作りやすい。

比較的スムーズなのは並列で、V型はドコドコいうものが多いが、並列も最近は”270度クランク”などがあるため一概には言えない。

縦置きエンジンは車体の進行方向を軸に回るクランクのジャイロ効果(回転する物体が軸方向を留めようとする効果)により、ヨー方向に安定するがロールは軽い。つまり、高い直進性安定性を持ちながら寝かし込みが軽いという強い個性があるのだ。

【2気筒でも色々ある】V(L)型はシリンダーの挟み角によって、エンジンの高さや前後長が変化する。並列は比較的コンパクト。

【縦置きクランクはクセがスゴイ!?】縦置きはクランクの回転の反トルクにより、スロットルの開け閉めで車体が左右に揺れたり、左右コーナーでハンドリングが異なる場合もある。


※各設問の回答は編集部独自の見解であり、諸説あります。
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