高品質なカーボン製品作りで知られ、“ブラックダイヤモンド”というブランド名を持つエーテックのパーツ群に、ホンダCBR1000RR-R、アプリリアRS660、カワサキZ650RSの3機種用が追加された。外装部品のリプレイスにとどまらず、独自形状のタンクカバーやアンダーカウル、キャリパーを冷却するダクトなどのオリジナル製品も含め、非常に多くの点数がラインナップされる。
●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:エーテック
カワサキZ650RS:新デザインのビキニカウル“スティングレー”
Z650RS用として展開されるのは、サイドカバーやテールカウル、ラジエターカバー、フレームガードやスプロケットカバー、メーターカバーといった純正パーツとリプレイスするパーツに加えて、ノーマルには装備されないアンダーガード、ビキニカウルといった製品も設定。
特にビキニカウルは同社の新デザインで、両サイドに配したスポイラーがスポーティ(これをエイのヒレに見立て“スティングレー”と命名される)。フロントフェンダーはノーマルデザインに加え、タイヤを覆う面積を大きく取ってレトロ感を増したデザインも設定。丸型のミラーも新形状だ。
また、ラジエターコアガードやアクスルスライダー類、レバーガード、フォークガード、タンクパッド、フェンダーレスキットといった定番パーツ類も含め、非常に多くの製品がラインナップされる。他と差別化を図りたいZ650RSオーナーはエーテックのWEBサイトに注目だ。
ホンダCBR1000RR-R:ほぼ全パーツをカーボン武装!
こちらはカウリング類のみならず、フレームやスイングアーム/シートレールのカバー、ミラーやメーターカバーといった細部、さらにはRR-R外装の最大の特徴と言えるダクトウイング内の羽根までもカーボン化することで、フルカーボンアーマーな1台にドレスアップが可能だ。
加えて形状変更でニーグリップ性能をより高めるタンクカバー、ブレーキキャリパーの冷却ダクト、ラジエターガードなどの機能パーツもラインナップ。スクリーンも2タイプの形状に加え、カラーやベース部の素材(FRPとカーボン。後者はその織り方の違いなど)で、実に多種多様な選択肢を用意する。
エンジンガードやFRP製ゼッケンプレート、シングルシートカウル(小物入れ付き)やシートベースなど、サーキットユース向け製品もラインナップされ、ストリートからクローズドコースまで幅広いユーザーに対応している。
アプリリアRS660:レース用FRPカウルセットも
アプリリアのミドルSS・RS660用のブラックダイヤモンドは、前後フェンダー(フロントは2形状を設定)やフレームヒートガード、タンクパッド、スクリーン、スクリーンインナーパネルなどを設定。常に目につくメインキーまわりをドレスアップできるタンクフロントカバーなど、ポイント的にカーボンを配してドレスアップを狙うのに効果的なラインナップだ。
とはいえ、純正カウルに対応しつつオイルトレー形状とされてレース使用も可能なアンダーカウルや、純正カウルに被せて使用するゼッケンプレート、7点から構成されるFRP製フルカウルセットなど、RS660を本格サーキット仕様とするためのレーシングパーツも設定される。
カーボンの織模様が選択可能。リーズナブルなFRP製品も
この3機種用に限らず、エーテック製品の多くはFRP製とカーボン製が用意されており、さらにカーボン製は平織/綾織/カーボンケブラーの3種類とそれらのドライカーボン仕様が、さらにが大きめのチェッカー模様を持つ開繊(かいせん)ドライカーボン仕様も選択できるなど、非常に豊富なラインナップも特徴だ。
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