
東西モーターサイクルショーに展示され、話題を呼んだヘルメットをメーカーごとに一挙紹介! HJCは北米市場で人気を集める海外ブランド。マーベルやレッドブルとのコラボグラフィックに加え、新登場のRPHA(アルファ)1Nも大きなトピックだ。アルファ1Nについては、さっそくテストも実施!
●文:ヤングマシン編集部(沼尾宏明) ●外部リンク:HJC
モトGPもOK。最上級レース仕様〈アルファ1N レッドブルオースティンGP〉
新たな最高峰モデルがデビュー。空力性能や安全性を追求し、FIM認証も取得済みだ。グラフィックモデルは限定品で、契約ライダーのみ使用できる「レッドブル」ロゴを世界で初めて一般ヘルメットに採用した。’22年5月発売予定。
【アルファ1N レッドブルオースティンGP】●価格:10万7800円
クリア仕様のエアロスポイラーは付属品。帽体自体もエアロフォルムだが、装着すれば一段と高速走行のブレが軽減される。リヤ上部に常時開放式の排出ダクトを装備。
額中央と両サイドにエアダクトを採用。導入効率の高い最新形状で、5つの吸入孔がある。額のシャッターは珍しい横スライド式。
口元ダクトは上下2段式。上側のみ半開が可能で、頬にも排出孔を設ける。シールドロックは衝撃時の開放を防ぐスライド式だ。
あごヒモカバーを含め、内装はフル着脱式。抗菌&防臭効果のある生地を採用する。メガネスリットやスピーカースペースもあり。
怒涛の直進安定性! 〈アルファ1N 試用インプレッション〉
まず見た目の迫力が凄い。目を惹くグラフィックに、前後長のある帽体と長いスポイラー。さらに、帽体の横幅も大きめだ。被ると、アイポートが広く視界が良好。ホールド感は頬を中心に全体を支えるスポーティな印象だ。
100km/hでの安定感はまさに圧巻。モトGPで契約ライダーが着用するモデルと同仕様なのだから当然とはいえ、浮き上がりやブレは皆無だ。真横を向くと押し戻されるが、慣れれば問題ないだろう。帽体が大きいせいか風切り音がかなりあるものの、同梱のチンカーテンを装着すれば実に静かだった。
他にも新製品がゾクゾク!
ダークヒーロー気分!〈アルファ11シリーズ〉
アメコミのマーベルとコラボした強烈なグラフィックは、HJCのアピールポイントの一つ。’22新作では、『ベノム』や『パニッシャー』などをイメージ。グリーンゴブリンとパニッシャーは限定モデルなのでお早めに。
【アルファ11 パニッシャー】●価格:6万9300円
レッドブルの雄牛とサーキットロゴが映える
モトGPオーストリアGPが行われるサーキットのロゴと、レッドブルの赤い雄牛を模したグラフィックがクール。ツーリング向けのF70、本格オフ仕様のi50に用意される。数量限定で5月発売予定。
コスパの高いCS-15にもニューカラー登場
グラフィックモデルでも2万円を切るプライスの入門モデルがCS-15。新色のトリオンは3カラーが選べる。6月発売予定。
【CS-15 トリオン】●価格:1万8150円
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