パンクしていない状態であっても、徐々に低下するのがタイヤの空気圧。タイヤメーカーも、最低でも1ヶ月に1回の確認を推奨している。安全で快適なライディングに不可欠な空気圧チェックに重宝するのが、キジマから発売された「スマートエアポンプ」だ。
●文/写真:モトメカニック編集部(栗田晃) ●外部リンク:キジマ
ボタンひとつで設定圧力まで空気を入れてくれる小型コンプレッサー
「スマートエアポンプ」の本体は、余計な出っ張りのないスクリーンタッチボタン方式の操作系を採用した片手サイズで、USBケーブル充電式のバッテリーで駆動されるモーターにより、いつでもどこでも簡単に空気圧管理ができる。
エアホースもトランシーバーのアンテナのように本体に収納できる上に、このホースを引き抜かなければモーターが回らないため、不意の誤動作も起きにくい。
空気を入れる相手に応じて、バイク/自動車/自転車/ボール/カスタムモードを選択した上で圧力を入力。設定圧力に達した時点で自動停止するため、アナログ的な微妙な圧力調整も一切不要だ。さらに圧力表示単位は4種類から選択できるので、kPaはもちろんベテランサンデーメカニックが慣れ親しんだkg/cm2でも確認できる。
自宅ガレージにエアコンプレッサーやエアゲージを備えているサンメカもいるだろうが、わざわざバイクをコンプレッサーの近くに移動させたり、長いホースを扱うのが面倒で空気圧チェックをサボりがちな人にとっても、空気圧チェックを習慣づけするのに役立つ製品である。
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