ロイヤルエンフィールドは、インド本国の公式HPで「Royal Enfield New Motorcycle Launch 2022|Ready & Set」としたディーザーページを公開し、同時に各SNSでも6秒の動画を展開した。アドベンチャーモデル「ヒマラヤ(Himalayan)」のスクランブラー版と見られ、正式発表は2022年3月15日とされている。
メテオ350、クラシック350に続くブランニューモデルか
ロイヤルエンフィールドの動きが活発だ。ミドルクラス単気筒クルーザーのメテオ350を日本で発売したと思えば、同車とベースを共有するニューモデルとして、ロイヤルエンフィールド伝統のビッグネームを冠したクラシック350を正式発表。日本でもこの3月に発売される予定になっている。
クラシック350の日本仕様を正式発表した際のオンライン発表会では、「これから四半期毎にニュースを届けられるだろう」といった旨のコメントもあり、次作に期待していたところ、早くも2022年3月15日にニューモデルを発表するという予告ティーザーが開始されたのだ。
じつは海外のSNSを中心に、この新型バイクはユーロ5モデルが登場したばかりの「ヒマラヤ(Himalayan)」をベースとしたスクランブラー版、その名も「Scram 411」であるとの未確認情報が飛び交っている。車名がその通りならばスクランブラー=Scramblerを転じてScramとしたであろうことが推察できるが、公式動画にはあくまでも車影だげが映し出されているだけ……。その短い映像からわかるのは、ヒマラヤのようなスクリーンはなく、ネイキッドスタイルに近いように見えること。シート高は極端に低くはなく、リヤサスペンションはモノショック。また、前後ホイールサイズにそれほど差異はないように見えることから、ヒマラヤの前21/後17インチから前18/後17インチ等に変更されている可能性もある。
ちなみに、ベースになると思われるヒマラヤは、丸眼1灯のレトロスタイルが特徴のアドベンチャーモデルで、単気筒マニアも納得の鼓動感と扱いやすさ、そして南極を走破したタフネスでも知られている。タンデム走行の快適性も意外なほど高く、411ccという大型二輪扱いになるニッチさを差し引いても、多くのライダーに触れてみてもらいたい1台だ。
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