ハーレーM8ソフテイルの走りを激変する高性能サスペンション〈レーシングブロスジャパン〉

ハーレーM8ソフテイルの走りを激変する高性能サスペンション〈レーシングブロスジャパン〉

ハーレー用のサスペンションとしてラインナップを拡充し始めているレーシングブロス。ミルウォーキーエンジンを搭載しているソフテイルモデル用も発売された。走りを激変させる高品質なサスペンションを『ウィズハーレー』編集部が紹介する。


●文:ウィズハーレー編集部(青木タカオ) ●外部リンク:レーシングブロスジャパン

調整範囲が非常に広く、あらゆるセッティングをカバー

ライディング性能を追求するライダー向けに、ショックを構成する素材や製造方法にまでこだわって製作されるリプレイスサスペンションが、日本総代理店・トランプが扱う「レーシングブロス」のフルアジャスタブルサスペンション。調整範囲が非常に広く、ソロやタンデム、さらにストリートからワインディングまで、あらゆるセッティングをカバーすることができる。

【RACING BROS REAR SHOCK HLR+REVOLVER】●適合車種:ソフテイル ●タイプ:リザーバータンク+油圧リモート付き ●長さ:320/330mm ●機能:Reb(Wide-range):22 / HSC(High Speed Comp):24 / LSC(Low Speed Comp):24 / Pre-load/油圧式(可動範囲 10mm) / 車高調整機構:±5mm ●価格:11万5500円

多くのメーカーが採用するプログレッシブタイプではなく、前後ともあえて等ピッチのスプリングを採用しているのがレーシングブロスの大きな特徴。レーシングマシンではほとんどが等ピッチを採用するように、セッティングが容易なのが利点。ユーザーが愛車に乗りつつ、それぞれが好みのセッティングにしやすいよう配慮したからで、ハードとミディアム、そしてソフトの3種類の硬さで、等ピッチのスプリングを用意している。

万人に向けた最大公約数を考えた場合、プログレッシブの方が良いのかもしれないが、それよりもそれぞれの人がプリロードの変更などでの調整のしやすさを重視した。ユーザーが乗りながら、自分好みに仕上げられるのだ。

見るからに上質で、セッティングもしやすいレーシングブロスのフルアジャスタブルサスペンション。あらゆる環境/走行シーンに対応すべくテスト走行を重ね、開発を行なっている。また、高性能なのはもちろん、美しい外観にもこだわった。純正ノーマルショックとは比べものにならないライドフィールを味わってしまえば、もう後戻りはできないだろう。

油圧リモート付きのリザーバータンクは車体の左側へ配置される。ローライダーSの装着例の通り、ハーレーにもよく似合う。走りにこだわる人にオススメしたい。


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