ハーレー用のサスペンションとしてラインナップを拡充し始めているレーシングブロス。ミルウォーキーエンジンを搭載しているソフテイルモデル用も発売された。走りを激変させる高品質なサスペンションを『ウィズハーレー』編集部が紹介する。
●文:ウィズハーレー編集部(青木タカオ) ●外部リンク:レーシングブロスジャパン
調整範囲が非常に広く、あらゆるセッティングをカバー
ライディング性能を追求するライダー向けに、ショックを構成する素材や製造方法にまでこだわって製作されるリプレイスサスペンションが、日本総代理店・トランプが扱う「レーシングブロス」のフルアジャスタブルサスペンション。調整範囲が非常に広く、ソロやタンデム、さらにストリートからワインディングまで、あらゆるセッティングをカバーすることができる。
多くのメーカーが採用するプログレッシブタイプではなく、前後ともあえて等ピッチのスプリングを採用しているのがレーシングブロスの大きな特徴。レーシングマシンではほとんどが等ピッチを採用するように、セッティングが容易なのが利点。ユーザーが愛車に乗りつつ、それぞれが好みのセッティングにしやすいよう配慮したからで、ハードとミディアム、そしてソフトの3種類の硬さで、等ピッチのスプリングを用意している。
万人に向けた最大公約数を考えた場合、プログレッシブの方が良いのかもしれないが、それよりもそれぞれの人がプリロードの変更などでの調整のしやすさを重視した。ユーザーが乗りながら、自分好みに仕上げられるのだ。
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