“カワサキ=ライムグリーン”。市販車でもレースでももはやバイクファンなら常識(?)といえるほどイメージが強いが、そもそもなんでライムグリーンなのだろう?
初めてのライムグリーンは1969年
爽やかな印象のグリーンだが、欧米でライムグリーンは“不吉”“不気味”な色とされる部分もあり、必ずしも良いイメージではない。欧米の映画やドラマでグリーンのモンスターや悪魔を見たことがあるはずだ。
カワサキが初めてライムグリーンを纏ったのは、1969年にアメリカで開催されたデイトナ200マイルレースに参戦した、ファクトリーマシンのA7RS(2ストローク2気筒338cc)とA1RAS(2ストローク2気筒247cc)。前年の1968年からライムグリーンの塗料を開発して用意しており、1969年デイトナ200マイルではライダーのレザースーツからメカニックの布ツナギまでがライムグリーンに統一された。
しかし、そもそもは赤系のカラーが多かったカワサキは――。
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