スズキが新型ハヤブサを発表し、その新情報はバイクメディアを席捲した。発売情報については欧州各国で発表されており、気になる価格についても明らかになってきている。ここでは日本で発売された場合の価格を予想してみたい!
大空を舞う隼のように 普段は鷹揚に大空を滑空するかのように、そしてイザとなれば獲物を狙う超スピードは生物界最速の猛禽類が隼だ。その生態をマシンコンセプトになぞらえ、1998年に登場したのが初代GSX1[…]
基準になるのはGSX-R1000R ABSでしょう!
スズキがワールドローンチで正式発表した新型ハヤブサは、さっそく各国で価格が発表されている。北米で1万8599ドル(日本円換算で約196万円)、英国で1万6499ポンド(同約239万円)、イタリア(ユーロ圏)では1万9390ユーロ(同約246万円)だ。
これだけではバラつきも多く、各地域と日本の物価の違いもあるのでなんとも言えないところだが、同じ地域でスズキが販売しているGSX-R1000Rの価格と比較することで、おおよその感じが見えてくる。
GSX-R1000Rの価格は北米1万7749ドル(約187万円)、英国1万6499ポンド(約246万円)、イタリア1万9290ユーロ(約245万円)。北米ではハヤブサが高く、英国では逆に安い。そしてイタリアでは、ほぼ同等でハヤブサがわずかに安い。
日本でGSX-R1000R ABSは215万6000円なので、価格比で換算したハヤブサの想定価格は約209~226万円ということになる。どの地域の価格比を参考にすればいいかは悩ましいところだが、ここでは日本での予想価格を220万円前後としておきたい。日本でカタログに残っていた最後の価格は176万400円(消費税8%込)だったから、税率を10%に揃えれば179万3000円、そこから40万円アップというのは、エンジンの徹底的なリファインと最新電子制御の投入を考えれば妥当なセンではないだろうか。
価格と導入時期については国内正式発表を待つしかない。それまでは映像や写真で想像をふくらませておくとしよう!
【SUZUKI Hayabusa[2021 model]】主要諸元■全長2180 全幅735 全高1165 軸距1480 シート高800(各mm) 車重264kg(装備)■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 1340cc 190ps/9700rpm 15.3kg-m/7000rpm 変速機6段 燃料タンク容量20L(WMTCモード燃費14.9km/L)■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=190/50ZR17 ●価格&発売時期:未発表 ※参考:イギリス価格は1万6499ポンド(日本円換算約238万3000円)/諸元は欧州仕様
ハヤブサ|開発チーム公式インタビュー映像
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