インドでホンダが発表した「ハイネスCB350(H’ness CB350)」は日本でも発売が待ち遠しい1台だが、派生モデルの存在も当初から示唆されている。カフェレーサーなども噂に上るなか、本誌は独自情報を掴んだ。「スクランブラー仕様」が投入されるというのだ。
ネオクラシックのお約束、スクランブラー仕様
インドで9月30日に行われたハイネスCB350のオンライン発表会では、「近日中にさらなる驚きがある」というコメントが飛び出し、早くも派生モデルの存在が示唆されていた。巷では様々な噂が飛び交うが、本誌独自情報によると「スクランブラー仕様」が最も早く投入される模様だ。
アップマフラーをはじめ、ロングストロークのサスペンション+ブロックパターンタイヤでワイルドなオフロードテイストを演出するスクランブラーは、CB350の派生モデルとしてもピッタリ。しかも小変更でイメージチェンジも図れるので、メーカーとしてもバリエーション展開に躊躇する必要はなさそう。仕様の詳細は不明だが、ホイールがより大径で(希望はフロント21インチ)、ワイヤースポークだとより本格的だ。
ちなみにホンダのスクランブラーと言えば、古くは1966年デビューのCL72にはじまり、’90〜’00年代はCL400(XR400のエンジンをアレンジしたCB400SSと兄弟車)などが有名。こうした名車イメージの投影も可能だろう。
国内におけるCB350スクランブラーの登場時期は、標準モデルのハイネスCB350が導入された直後、「来年夏頃」と本誌は予想する。さらに、その後も派生モデルが続々展開されるだろう。
派生モデルと言ったら真っ先に思いつくのはカフェレーサーだ。なぜならネオクラシックモデルは、まずネイキッドを標準モデルとして投入し、これをベースにスクランブラー、カフェレーサーと展開するのがお約束になっているからだ。
ネオクラシックといえばカフェレーサーの可能性もある?
「ホンダ製シングルカフェ」と言えば、往年のGB400TT/500TTシリーズを思い浮かべるオジサマも多いハズ。ノートンに代表される英国の1960年代マン島TTレーサーをモチーフに持つ、ネオクラシックの先駆者だ。セパレートハンドルに加え、500版はシングルシートを採用した本格派。400にのみラインナップされたMkIIは、美麗な大型ロケットカウルが特徴だ。いずれも中古相場が上昇しており、GBオマージュのCB350を待つファンは多いハズだ。もちろんロケットカウル仕様にも期待したい!
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