台湾ヤマハは、レトロかつ新しい125ccスクーター「ビノーラ(Vinoora)」およびビノ-ラMを発表。円をモチーフにした2眼ライトがつくりだすスタイリングは、1991年の東京モーターショーに出展された電動バイクのコンセプトモデル「Frog」にそっくりだ。
パッチリお目目のカエル顔! Mは専用シートなどを装備する
まん丸の両目の下には、げっ歯類を思わせる小さな口?! そんなカワイイ生き物をモチーフにしたかのような、台湾ヤマハの新型スクーターがビノーラ(Vinoora)だ。「New」と「Retro」を掛け合わせた「Newtro」がコンセプトで、レトロな雰囲気を纏いながら、ヘッドライトにはLED、エンジンはブルーコア空冷単気筒を採用するなど、テクノロジーは最新。そしてこのスタイリング、どこかで見たことがあるような……。
そう、1991年の東京モーターショーに出品された電動バイクのコンセプトモデル「Frog(フロッグ)」によく似ているのだ。特にモディファイ仕様のMは、フロントフェンダー上のガーニッシュなどがよりフロッグっぽくなっている。当時を知る世代だと“M”はマイティフロッグのMか!? と勘違いしそうになりかねないが、それはともかく、これは日本でも欲しがる人は多いはず! 国内導入の可能性はけっして高くないが、反響があればヤマハさんも考えてくれるかも!?
YAMAHA Vinoora[Taiwan 2021 model]
主要諸元■全長1710 全幅665 全高1090 軸距1205 シート高745[755](各mm) 車重94kg(装備)■空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 125cc 最高出力/最大トルク未発表 Vベルト無段変速 燃料タンク容量4L■タイヤサイズF=90/90-10 R=90/90-10 ※[ ]内はM ●国内導入未発表
YAMAHA Vinoora[Taiwan 2021 model]ディテール
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