高まるデリバリー需要に応えて

電動3輪バイク「アイディア AAカーゴ」がマクドナルドに本格導入! 2020年内に120店舗へ展開

東京都港区に本社があるaidea(アイディア)は、日本マクドナルドと「マックデリバリーサービス」用の電動3輪バイクとして「アイディア AAカーゴ」の本格導入に関する契約を締結したと発表した。これからは全国各地で、赤い電動3輪バイクを見かけることになりそうだ。

静かなる「赤いデリバリー3輪バイク」は電動だからこそ

マクドナルドの「マックデリバリーサービス」は2020年10月5日時点で1都1道30県、600店舗で展開されているが、今後はそのデリバリーの姿が様変わりしていくことになる。

電動3輪バイクの「アイディア」シリーズを販売するaideaは、日本マクドナルド社と「マックデリバリーサービス」用の電動3輪バイクとして「アイディア AAカーゴ」の本格導入に関する契約を締結したと発表。すでに2020年5月より神奈川県で、7月より東京都で、それぞれの一部店舗にて「マックデリバリーサービス」の電動3輪バイクとして「アイディア AAカーゴ」がテスト導入されていたが、その走行性能や安全性の検証を経て、本格的に導入されることが決定したという。

まずは2020年10月中に44店舗で約100台が導入され、年内には約120店舗/約320台へと拡大される予定。自宅やオフィスへとマクドナルドのクルーが配達するデリバリーサービスの需要は高まってきており、同サービスにおけるAAカーゴの導入はマクドナルドとしての持続可能な社会の実現に向けた活動の一環と考えられており、環境への配慮と社会に優しいモビリティとしての役割が期待される。

ガソリンエンジンのバイクが1年間に排出するCO2の量は1台当たり約1.1tになり、走行時にCO2を排出しない電動バイクは、地球温暖化を抑制し豊かな未来を実現するための第一歩となる(aidea社ホームページより/月間走行距離1000km、燃費25km/Lと想定)。また、電動バイクには、エンジンバイクのような始動音はもちろん、アイドリング中のエンジン音もなく、排気ガスを出さず匂いも少ないのが特長だ。

今後はマクドナルドの「マックデリバリーサービス」において、赤い電動3輪バイクが活躍する姿を見る機会が全国的に増えていきそうだ。

アイディア AAカーゴ α4「マックデリバリーサービス」仕様――EVとガソリンエンジン車を走行コストで比較すると、電気代はガソリン代の半分以下。また、EV はエンジンオイル交換など定期的なメンテナンスの必要性が少ないため、距離を走れば走るほどコストメリットが高まるという。車両を構成する部品も圧倒的に少ないため、トラブルのリスクも減る。

【sidea AA CARGO α4(原付一種)/β4(原付二種】主要諸元■全長2020 全幅685 全高1715 軸距未発表 シート高700(各mm) 車重207kg■ブラシレスDCモーター 定格出力0.6kW[1.0kW] 充電時間約3時間 1充電走行距離98km[90km]■タイヤサイズF=120/70-13 R=130/60-13×2 ●価格:87万7800円[90万900円] ※[ ]内は出力β4 ※諸元と価格はベースマシン


●情報提供:aidea、日本マクドナルド ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

最新の記事