コロナ禍の影響で延期されていたレースが次々に再開されている。世界選手権だけでなく、将来のMotoGPライダーを目指すような若者ライダーたちも、それぞれのレースでチャレンジを開始した。もちろん、中野真矢さん率いる56レーシングも例外ではない。
56レーシングは桶川スポーツランドで行われた関東ロードミニ選手権に参戦
中野真矢さんが若手ライダー育成のために主宰している「56レーシング(56RACING)」は、今シーズンはミニバイククラスを主戦場としてレース活動を行なっている。ライダーラインナップもグッと若返り、2020年2月時点のチーム体制発表時には小学6年生だったほどだ(現在は中学1年生)。
2月23日に行われた開幕戦ではミニバイク育成ライダーの小田喜阿門選手がSP-MIDクラスで決勝10位、山根昇馬選手がSP-EXPクラスで決勝12位となっていたが、その後はコロナ禍でレース活動も中断。そしてMotoGPをはじめとした様々なレースのスケジュールが再開され、8月9日に全日本ロードレースも開幕。地方選手権も再開されはじめた。
今回、56レーシングが参戦したのは関東ロードミニ選手権2020の第2戦。桶川スポーツランドで7月26日に決勝が行われた。天候はあいにくの雨となったが、小田喜阿門選手はSP-MIDクラスで[予選1位/決勝1位(出走13台)]を獲得。S85クラスでは[予選2位/決勝3位(出走14台)]となった。チームメイトの山根昇馬選手はSP-EXPクラスで[予選7位/決勝5位(出走17台)]となり、S85クラスでは[予選3位/決勝1位(出走14台)]を獲得。ともにダブルエントリーしたうちの1クラスで優勝を遂げた。
また、MotoGPも再開され、CEV Moto3にアジアタレントチーム(Asia Talent Team)から参戦中の松山拓磨選手も、ポルトガルで行われた開幕戦で9 位に入るスタートを切った。全日本ロードレースには56レーシング卒業生の名越選手・埜口選手も参戦するので、8月9日・10日のスポーツランドSUGOに注目していきたい。
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