ミニバイク育成ライダーとして小学6年生×2名を起用

【2020チーム体制発表】中野真矢さん率いる56レーシング、育成の裾野を広げるチャレンジ

  • 2020/2/4

中野真矢さん率いる56RACING TEAMは、若手ライダーの育成を通じてモータースポーツ界の発展のための活動を続けている。2019年には梶山采千夏選手と田中風如選手が結果を残して巣立っていったほか、卒業生の名越哲平選手が全日本J-GP2クラスタイトルを獲得。2020年に向け、新たな展開を見せる。

卒業生の活躍により手応えを得た2019年、そして2020年は新たな動きへ

2020年2月1日、中野真矢さんが監督を務める「56RACING TEAM(レーシングチーム) チーム」は昨年までのレース活動にひと区切りを付け、2020年はさらなる裾野を開拓すべくミニバイクレースの育成ライダーを擁して活動していくことを発表。併せて、スペインのFIM CEV レプソルMoto3ジュニア世界選手権に参戦する15歳のトレーニング等をサポートしていくことも発表した。

中野さんによれば、「56RACING TEAMは昨年までの8年間の活動を経て、卒業生の中から全日本チャンピオンを輩出するまでになったこと、そしてMotoGPを目指すMoto3やMoto2のライダーの低年齢化が進んでいることなどから、従来よりもさらに裾野を広げるべく、若いライダーを育成することを決断した」のだという。

特に昨シーズンは卒業生の活躍が目立ち、名越哲平選手が全日本J-GP2クラスのチャンピオンとなり、世界選手権Moto2クラスにもスポット参戦を果たしたほか、埜口遥希選手はレッドブルルーキーズカップ、オーストリア大会にて優勝。松山拓磨選手はアジアタレントカップにてランクング2位を獲得し、2020年はスペイン選手権に挑戦することも決定している。

2019年が最後となったJ-GPクラス、そのラストチャンピオンとなったのは56RACING TEAMの卒業生、名越哲平選手(MuSASHi RT HARC-PRO)だった。

2019年はチームとしても、所属していた梶山采千夏選手と田中風如選手が「CBR250RR ドリームカップ(DREAM CUP)」のうち筑波ロードレース選手権および鈴鹿サンデーロードレースに参戦。筑波では田中選手がランキングトップ、梶山選手が2位となり、グランドチャンピオンシップへと進出。12月1日に決勝が行われた「第55回 NGK スパークプラグ杯 鈴鹿サンデーロードレース DUNLOP杯 グランドチャンピオンシップ 2019」では、梶山選手が2位、田中選手は優勝と、見事にワンツーフィニッシュを飾った。

こうした状況を受け、2020年は新たにMotoGP参戦を夢見る小学6年生2人のライダーを迎え、ミニバイクレース全国大会での好成績を目標にロードレースに参戦する基礎を学んでもらうシーズンを過ごすことになる。

世界GP参戦を夢見る小学生2人が、ミニバイクを通じてロードレースの基礎を学ぶ

ミニバイク育成ライダーという枠で紹介されたのは、なんと現在小学校6年生の2人。山根昇馬選手と小田喜阿門選手、ともに12歳というから驚きだ。将来的にはレース界の宝と呼ばれるようになるのか、56RACING TEAMの育成手腕に乞うご期待だ。

また、サポートライダーとして松山拓磨選手を紹介。海外の選手権に参戦する松山選手に対しては、国内でのトレーニング等をサポートしていくことになるという。

山根昇馬選手

山根昇馬(やまね しょうま)選手 12歳 小学6年生
千葉北ポケバイ選手権で2年連続チャンピオンを獲得、2018年からミニバイクにステップアップ。

【生年月日】 2007年6月19日生まれ(12歳) 小学6年生
【出身地】 千葉県
【現住所】 千葉県船橋市
【学校名】 船橋市丸山小学校
【身 長】 150cm
【体 重】 43kg
【血液型】 RH+O
【趣 味】 バイクに乗ること
【将来の夢】 MotoGPチャンピオン
【主なレース歴と戦績】
2016年 千葉北ポケバイ選手権 オープンクラスチャンピオン
2017年 千葉北ポケバイ選手権 オープンクラスチャンピオン
     秋ヶ瀬モトチャンプ杯 イーグルエキスパートクラスチャンピオン
2018年 ミニバイクレースにステップアップ
    桶川 関東ロードミニバイク選手権 HRCトロフィークラス参戦
2019年 桶川 関東ロードミニバイク選手権 SP12エキスパートクラス参戦

小田喜阿門選手

小田喜阿門(おだき あもん)選手 12歳 小学6年生
千葉北ポケバイ選手権で腕を磨き2019年からミニバイクにステップアップ。NSFグランドチャンピオンシップ大会ヒート2優勝。

【生年月日】 2007年12月17日生まれ(12歳)小学6年生
【出身地】 東京都
【現住所】 東京都板橋区
【学校名】 上板橋第二小学校
【身 長】 142cm
【体 重】 31kg
【血液型】 RH+A
【趣 味】 MotoGP レース鑑賞
【将来の夢】 MotoGP ライダーになってチャンピオンになる
【主なレース歴と戦績】
2016年 千葉北キッズポケバイ選手権
    74Daijiro Cup 最終戦フレッシュマンクラス優勝
2017年 千葉北キッズポケバイ選手権
    74Daijiro Cup 74エキスパートンクラスシリーズ2位
2018年 千葉北ポケバイ選手権 オープンクラスチャンピオン
2019年 ミニバイクレースにステップアップ
    秋ヶ瀬 モトチャンプ杯 HRCトロフィーチャンピオン

松山拓磨選手

松山拓磨(まつやま たくま)選手 15歳 中学3年生
スペインのFIM CEVレプソルMoto3ジュニア世界選手権に参戦。チームとしては、日本でのトレーニング等の活動をサポートする。

【生年月日】 2004年11月9日生まれ(15 歳)中学3 年生
【出身地】 千葉県
【現住所】 千葉県佐倉市
【学校名】 佐倉市立臼井南中学校
【身 長】 160cm
【体 重】 45kg
【血液型】 RH+O
【趣 味】 自転車、絵
【将来の夢】 MotoGP チャンピオン
【主なレース歴と戦績】
2008 年 3歳でポケットバイクに乗る
2009 年 各ポケバイサーキットにて活躍
2014 年 千葉北ポケバイエキスパートチャンピオン
2015 年 モトチャンプ杯西日本74 クラスチャンンピオン、
    千葉北ポケバイエキスパートチャンピオン
2016 年 HRC NSF100 トロフィーグランドチャンピオンシップ大会優勝
    もてぎロードレース選手権ST150 クラス優勝
2017 年 筑波ロードレース選手権J-GP3 クラス出場 第3 戦優勝
    筑波グランドチャンピオン大会出場
2018 年 アジアタレントカップ 総合ランキング7 位
    茂木ラウンド優勝
2019 年 アジアタレントカップ 総合ランキング2 位
    優勝3 回

※いずれも2002年2月現在

左から、小田喜阿門選手、中野真矢さん、松山拓磨選手、後田吾郎さん、山根昇馬選手。
今年もイヌメンZが応援だ!

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ヨ

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帰ってきたネイティブ足立区民。ヤングマシン、姉妹誌ビッグマシンで17年を過ごしたのち旅に出ていた編集部員だ。見かけほど悪い子じゃあないんだぜ。
■1974年生まれ
■愛車:MOTOGUZZI V7 SPECIAL(2012)