2020年6月26日に発売予定のホンダ「CT125 ハンターカブ」について、生産拠点でもあるタイでイメージ映像が公開された。南国の海やサーフボードが想像以上に似合う。日本では予約受注も好調だが、新型コロナウイルスの影響による生産遅延もあるという。愛車にして走り回る日を夢見て、まずは映像を楽しみたい。
Honda CT125 Time to trail「ちょっと道を外れてみない?」
ホンダ「CT125 ハンターカブ」は、2020年6月26日に発売予定の原付二種レジャーバイク。往年のCT110をリスペクトしたスタイリングに包むのは、スーパーカブC125をベースとした車体で、上下クランプを持つテレスコピックフォークや前後ディスクブレーキ、スポークホイールなどが特徴になっている。
昨秋の東京モーターショーではコンセプトモデルが発表されたが、瞬く間の市販化でファンの心をわしづかみに。ただ、生産拠点であるタイ工場が今般の新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の影響による操業時間の短縮対応をしていることにより、生産に遅延が発生していて、発売日には変更がないものの、一気に潤沢な台数が揃うというわけにはいかなそうだ。
そんな中、ホンダモーターサイクル タイランドが公開したのが、今回紹介する映像だ。トレッキング エクスプローラーデザイン、大きなリヤキャリア、フルデジタルスピードメーター、フルLEDライトといったキーワードを躍らせながら、山間部を出発して海へと走り抜けていく。本格オフロードバイクのようにカッ飛ばすわけでもなく、かといってオンロードモデルのように恐々でもない。心底楽しみながら、自分のペースを守ることができる。コロナ禍が落ち着いたらどこか遠くへ行きたい……そんな気持ちがあふれてくる1分30秒の映像だった。
Honda CT125 HUNTER CUB[2020 model]
主要諸元■全長1960 全幅805 全高1085 軸距1255 最低地上高165 シート高800(各mm) 車重120kg(装備)■空冷4ストローク単気筒SOHC 124cc 8.8ps/7000rpm 1.1kg-m/4500rpm 変速4段 燃料タンク容量5.3L■タイヤサイズF=80/90-17 R=80/90-17 ●価格:44万円 ●色:グローイングレッド、マットフレスコブラウン ●発売日:2020年6月26日
あなたにおすすめの関連記事
人気沸騰のCT125ハンターカブは、すでに多くのユーザーが走りだしているが、現在でも場合によっては納車までそれなりの待ち時間が発生することもあるようだ。ところで、検討中もしくは様子見の方々からは時々「[…]
すでに登場しているスーパーカブ C125を基準に、これから登場するCT125 ハンターカブの乗り味の違いを予想してみよう。 まず大きな違いとして第一に思い浮かぶのは、フロントフォーク形式の変更によるC[…]
ホンダは、第46回東京モーターショーで2019で披露したコンセプトモデルの反響の大きさから発売は確実と言われてきた「CT125 ハンターカブ」を、2020年6月26日に発売すると発表した。価格は44万[…]
フルLED化に加えアシストスリッパークラッチ採用、サスペンション設定も変更 690mmの低シート高に、装備重量で170kgの軽量な車体。扱いやすい単気筒エンジンを搭載し、シンプルでクールなスタイリング[…]
'19年7月からインドネシアで販売されているADV150が、いよいよ日本でも'20年2月にリリースされた。'19年12月号で試乗したインドネシア仕様(生産も同国)との違いは主に排ガス規制で、日本で販売[…]
最新の記事
- 2025年「56レーシング」チーム体制発表! 13歳の富樫虎太郎は全日本J-GP3フル参戦、新たに9歳の木村隆之介も加入
- Wチャンピオンを手土産に世界に再挑戦!【國井勇輝インタビュー】
- 「いつから、いくら下がる?」ついにガソリンの暫定税率廃止へ! 新原付の地方税額も決着……〈多事走論〉from Nom
- 【2024年12月版】シート高780mm以下の400ccバイク10選! 地面に足が着くのはやっぱり安心
- 「これを待ってた」ホンダ新型CB400フルカウル「CBR400RR/CBR400R FOUR」スクープまとめ「かっけー!」