リラックスした乗車姿勢とロングホイールベースによる直進安定性を誇り、悠々と旅ができるクルーザーモデル。まずは代表格・ハーレーダビッドソンのスポーツスター/ストリートファミリーから紹介する。〈ラインナップ〉 ハーレーダビッドソン アイアン 1200/883フォーティーエイト/スペシャル|ロードスター||1200 カスタム|スーパーロー|ストリートロッド|ストリート750
●文:沼尾宏明、中村友彦、田宮徹 ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
スポーツスター ファミリー:ストリートも高速も軽やかに駆け抜ける最量販シリーズ
’84年に誕生し、ダートトラックレーサーを由来とするミッションケース一体式のコンパクトなエボリューションエンジンをリヤ2本サスペンションのフレームに搭載。ハーレーの中でも軽快な走りを楽しめるシリーズだ。排気量は、お手軽で鼓動感が強い883ccと、スムーズに吹け上がる1202ccの2タイプ。ベーシックながら奥の深い「スーパーロー」をはじめ、スタンダードな「アイアン883」とチョッパーの「アイアン1200」、ボバースタイルの「フォーティエイト/SP」、懐古的な「1200カスタム」、走りを重視した「ロードスター」が選べる。
アイアン1200
ビキニカウルとミニエイプハンドルを与えたチョッパーとして’18年にデビュー。ダークカスタムとして各部にブラックを多用し、タンクには’70年代風のレインボーグラフィックを再現した。ダイヤ柄をあしらったソロ仕様のガンファイターシートも特徴だ。
アイアン883
滑らかな造形の12.5L燃料タンクや低く構えたハンドル、タックロールシートなどスポーツスターの雰囲気を今に伝える。
フォーティーエイト スペシャル
’18年に追加された謹製カスタム。エイプバーにフォワードコントロールを組み合わせ、シート高はSTDより5mm低い。
フォーティーエイト
容量7.9Lのミニマムなピーナッツタンクにファットな前後16インチを組み合わせ、流麗なフォルムを体現。ライディングポジションも独特だ。
ロードスター
シリーズ唯一のフロントWディスクを搭載。ローハンドルとミッドステップ、ガンファイターシートでライポジも戦闘的だ。
1200カスタム
前後16インチのファットタイヤと、シリーズ唯一のスポークホイールでFLスタイルを再現。クロームパーツも贅沢に用いる。
スーパーロー
もっともベーシックな1台でカスタムの素材にも最適。シート高705mmと足着き性に優れ、フロント18&リヤ17インチの素直な走りも光る。
ストリート ファミリー:軽量コンパクトな新世代
749ccのコンパクトな水冷60度Vツイン=レボリューションXを専用フレームに搭載したストリートモデル。ハーレーで最も軽量な車体とフロント17&リヤ15インチの足まわりで気負わずに操れる。手頃なプライスも魅力だ。シンプルなSTDと、よりスポーティな「ストリートロッド」が選べる。
ストリートロッド
専用カムなどで最大トルクをアップ。φ43mm倒立フォークやWディスク、ピギーバック式リヤサスペンションでスポーティさを高めた。
ストリート750
小ぶりなビキニカウルからシートカウルまで直線的なフォルムは、名車XLCR のオマージュ。正立フォークを備える。
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