ついにADV150が発売された! 気が早い我々ヤングマシンは、インプレッション速報や「ADV125」への期待感を記事に展開すると同時に、「ADV150“ラリー仕様”」の製作に乗り出している。イメージはすでにある。そしてコラボに名乗りを上げてくれたのは、独ツーリング用品の名門「ツアラテック」、そしてヨシムラだった。
●CG:YM-LAB ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
まずADV150の情報について整理しておこう。2019年夏、最初に発表されたのはインドネシア仕様で、これは製造もインドネシア。そして同年10月の東京モーターショーで発表されたのはタイ生産モデルで、日本[…]
話題のライトウェイトSUVが超本格アドベンチャーツアラーに変身!
ヤングマシンでは、読者投票企画「マシン・オブ・ザ・イヤー(投票締切済)」の参加プレゼントとしてモニター車を提供すべく、ADV150改を企画している。トップ写真のADV150 Rallyは製作するマシンをイメージしたCGだが、これの実現に向けて強力なコラボレーション布陣が決まった。コラボのパートナーは、ドイツのアフターパーツメーカー、ツアラテックだ。世界48か国にネットワークを持つ超大手ブランドで、ほぼ全てのアドベンチャーモデルに多彩なパーツを用意する。タフなデザインと実用性で世界中のライダーから支持されており、その名を耳にしたことがある読者も多いハズだ。
ADV150改では、ケースやガード類などをコラボすることで、グッとアドベンチャーモデルらしいルックスを獲得する予定。さらにマフラー開発はヨシムラに受けていただいた(※CGのマフラーは妄想仕様)。
車名は「ADV150ラリー」になる予定だ。数々の名門の手によって、ラリーの名に恥じない1台に仕上がるハズ。東京モーターサイクルショーで初公開し、その時にモニター車の当選者も発表するので乞うご期待! 記事後半では製作検討された別バージョンのCGも紹介したい。
[ベースマシン]ホンダ ADV150
純正アクセサリーも要注目
海外発表のADV150公式カスタム
ヨシムラはADV150[インドネシア仕様]用サイクロンを早くも2バージョン準備完了
テールが跳ね上がったADV150のマフラーは、ノーマルでも元気のいいサウンドをライダーに届けてくれるが、ヨシムラのマフラー“サイクロン”を装着すれば、よりパルス感の強調された元気な排気音になる。発売前から話題沸騰のADV150だけに、ヨシムラはインドネシア仕様でマフラーを選考開発。すでに受注を開始しており、3月下旬にはユーザーの手元に届く手筈になっている。
もちろんこれは、いずれ発表される国内仕様ADV150に向けた製品の姿を想定するのにもうってつけ。日本仕様での政府認証対応は必要になるが、大きく変わらない姿で発売されるにちがいない。
ADV150(2019:インドネシア仕様)機械曲 R-77S サイクロン カーボンエンド EXPORT SPEC 政府認証
ADV150(2019:インドネシア仕様)機械曲 GP-MAGNUMサイクロン EXPORT SPEC 政府認証
マフラースプリングの共振音防止ラバーには、ヨシムラのロゴを配置している。
テーマは『都会派×タフ』のADV150
4輪のプレミアムSUV的な雰囲気を持つADV150。都会に溶け込むオフテイストが大きな魅力だ。モニター車では、これを強調すべく「都会派×タフ」をテーマに4つのバージョンを検討した。ツアラテック製のケース&スマホホルダー、ヨシムラマフラー、純正系クラッシュバーはどの仕様にも装着したいが、タフさの濃度によって、パッケージを若干変えてある。
適度な「CITY」をはじめ、軽快な「LIGHT」、長距離ランを考慮した「HARD」、自然派の「CAMP」の4バージョン。読者からの評価や編集部での検討の結果、「CITY」を採用することに決まり、実車は2020年3月27日〜29日開催の東京モーターサイクルショーで初公開&展示する予定なのでお楽しみに!
※制作CGはすべてイメージであり、実車は必ずしも同じ仕上がりになるわけではありません。
「ツアラテック」はドイツの名門、アドベンチャー系カスタムメーカー
1999年にドイツで設立して以来、ハードな使用に耐えるアドベンチャー系のパーツを多数リリース。BMW・GSシリーズ用純正パーツのOEM供給なども手掛け、瞬く間に世界規模のブランドに成長した。製品は自社開発で、耐衝撃性など入念なテストを行い、信頼度と耐久性は抜群だ。本誌では、日本法人のツアラテックジャパンに協力を依頼。水谷社長は同社製パーツでカスタムしたX-ADVオーナーだけに、ADV150改にも意欲的だ!
あなたにおすすめの関連記事
昨秋の東京モーターショーで国内初登場したADV150は、その少し前の夏にインドネシアで先行発表され、今までにないジャストサイズの冒険スクーターとして話題に。日本でも動向が注視されるなか東京でお披露目さ[…]
ホンダの販売店向け商品説明会でキャッチされた画像ほど高解像度ではないが、正確な色味と思われるスタジオ写真を入手した。某科学捜査ドラマよろしく『拡大鮮明化!』と出来れば言うことなしではあるが……。 赤い[…]
モンキー125はブラックで出揃った感アリ 可愛らしい台形デザインにスーパーカブC125由来の横置きシリンダー単気筒を搭載するモンキー125は、2018年に新登場した際にワールドワイドでは赤、黄、黒の3[…]
ホンダの販売店向け商品説明会でその姿をキャッチされたCBR250RRだったが、さらなる続報が入ってきたのでお伝えしたい。赤フレームにゴールドホイールを組み合わせ、白いボディに包まれた新色の姿がキャッチ[…]
中国の五羊ホンダで生産されているアドベンチャーモデル、CB190Xが日本上陸。五羊ホンダのラインナップにおいてはガソリンエンジン車のフラッグシップにあたる1台だ。フル装備で40万円を切るというのも驚き[…]
最新の記事
- 「待ってた!」モーターサイクル史上初のストロングハイブリッド カワサキ「Ninja 7 Hybrid」「Z7 Hybrid」の発売日が2月15日に決定!
- 「ブラックマークがリアル」SHOEIの新グラフィックモデル『Z-8 KNEE DOWN』が登場
- [2024冬版] いま売れ筋のバイクシューズTOP5【大型販売店で聞いてみた】1位はアヴィレックスのスニーカータイプ
- 世界GP王者・原田哲也のバイクトーク Vol.132「タイム差が縮まるほどに、0.1秒の違いがとてつもない重みになる」
- 【2024年12月版】20万円台! コスパで選ぶ 国内メーカー原付二種スクーター5選!