テレビやインターネットで何かと話題になっている、作業着界のトップブランドがワークマン。“バイク用”を謳った製品もリリースしはじめるなど、無視できない勢いがある。2年前から同社のPB(プライベートブランド)商品を愛用している本誌テスターの大屋が、今回の企画のために最新アイテムを自腹で購入。全6アイテムの4品目は、“バイク用”を謳うグローブをテストする!
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TEST-4 初の専用品で驚きの完成度だ【WORKMAN BEST[ワークマン・ベスト]・プロテクショングローブ】
TESTER:大屋雄一 父が大型車ミキサー車の運転手で自分も工業高校出身のため、小さい頃から作業服と安全靴と工業用ピンク石けんが身近にあった本誌テスター。ワークマン通いはもはや週一レベルだ。
(◯)しなやかなゴートスキン。手袋作りの経験が生きる
今年の3月下旬、近所のワークマンに立ち寄った際、これが陳列されているのを発見して思わず「おおっ!」と声を上げてしまった。ナックルプロテクターが付いているだけでなく、生地はしなやかなゴートスキンで、しかも指先にはスマホタッチまである。恐る恐る値札を見てみると、想定よりはるかに安い2900円だった。まだ寒い時期だったのでその場で買わなかったものの、今回の企画のために探したらどこの店舗でも売り切れ。あきらめかけていたそのタイミングで新色の黒が登場し、無事に買うことができた。
バイク専用品として開発されたこのグローブ。実はワークマン、手袋のラインナップが驚くほどに多く、相当なノウハウを蓄積しているようだ。そのため、硬質プロテクター付きにありがちな異物感はほとんどなく、フィット感は良好だ。ちなみにバイク用のグローブは非常に特殊で、握る方向だけでなく、レバーやスイッチを操作するため開く方向にも動きやすくなければならない。このプロテクショングローブはその点においても及第点を与えることができ、処女作でありながらかなりレベルが高いと言えるだろう。
最初はわずかにタイトな印象だったが、使っているうちにゴートスキンが程よく伸びてきたのか、3回ほど着用した今ではだいぶ馴染んでいる。人差し指と中指、親指の先に付いているスマホタッチは反応良好で、手首のベルクロによるホールド感も合格点だ。
その後、同じ店舗に行ってみたところ、このブラックもLサイズは完全になくなっていた。この値段なら試してみたい、そう思う人が多いようだ。
(△)パッドの位置がやや微妙。気になったのはその程度
手のひらに設けられたクッション材は、グリップにほとんど触れない位置にあるため、振動吸収という目的を果たしていない。とはいえ、転倒時に手のひらを地面についた際、少しは衝撃を緩和してくれるかもしれないが。
あと、個人的には何かしらロゴかタグがあってもいいのではと思った。
(結論)これなら売れるはず。そう確信できる完成度だ
4月下旬、生活圏内にあるワークマン4店舗全てでこのグローブが売り切れていたので、こういう商品を求めていた人が多かったことに驚いた。実際、使ってみても値段以上の価値を実感でき、これは口コミで広まったに違いないと確信。7月上旬にも入荷されたが、すでに品薄の模様なので、欲しい方は店頭に並ぶタイミングを注視されたし。
●写真:松井 慎/山内潤也
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