第47回マシン・オブ・ザ・イヤー2019

話題の格安良品“ワークマン” 6アイテムを自腹で徹底テスト! #03

フィールドコア(FIELD CORE)パンツ編! ワークマン×バイク用品(WORKMAN×RIDERS)コスパ最強説を検証

  • 2019/9/1

テレビやインターネットで何かと話題になっている、作業着界のトップブランドがワークマン。“バイク用”を謳った製品もリリースしはじめるなど、無視できない勢いがある。2年前から同社のPB(プライベートブランド)商品を愛用している本誌テスターの大屋が、今回の企画のために最新アイテムを自腹で購入。全6アイテムの3品目は、ライディングパンツをテストする!

TEST-3 何と膝パッド付き! 実に多機能な1本だ【FIELD CORE[フィールドコア]・コーデュラユーロ デュアルパンツ】

コーデュラユーロ デュアルパンツ[FIELD CORE]●価格:3900円 ●色:白×灰カモフラ、濃緑×黒、黒 ●サイズ:M/L/LL/3L ●素材:本体=ポリエステル、綿/ 膝=コーデュラ

大屋雄一

TESTER:大屋雄一 父が大型車ミキサー車の運転手で自分も工業高校出身のため、小さい頃から作業服と安全靴と工業用ピンク石けんが身近にあった本誌テスター。ワークマン通いはもはや週一レベルだ。

(◯)ツーリングに最適なパンツ 穿くほどに愛着が増していく

3900円という価格はワークマンのパンツの中では最高額であり、購入時にほんの少し迷ったものの、今ではすっかり手放せない存在となったのが、このコーデュラユーロ・デュアルパンツだ。

商品名からもお分かりのように、膝にはインビスタ社のコーデュラナイロンが使われている。しかも、その下には薄手ながらも膝パッドが挿入されているのだ。膝から下を取り外せばハーフパンツに早変わりし、工具を一時的に差しておけるツールホルダーや、キーなどを引っ掛けておけるD環を設けるなど、至れり尽くせりの仕様となっている。

ポリエステルと綿の混紡生地はサラリとした肌触りで、伸縮性はないものの、適切な立体裁断によりフィット感は良好。ウエストの両サイドにはストレッチ素材が使われており、これが効果的に働いているようだ。股上が深いため乗車姿勢で腰が露出しにくく、また適度な通気性によって春から秋までは快適に走ることが可能だ。走行中、フロントの3Dムービングポケットが風によってペロッとめくれがちだが、バタつくわけではないので不満はない。

キャンプツーリングでは、ツールホルダーにペグを差してテントを設営したり、後ろのユーロバンドにタオルを引っ掛けて顔を洗ったり、ハーフパンツ仕様にしてくつろいだりと、持ちうる機能を100%活用した。何よりうれしいのは、洗濯後の乾きが非常に早いこと。膝パッドの出し入れが面倒だが、そこは慣れで対処すればいい。

誌面映えを狙って選んだカモフラ柄も含めて、このパンツをすっかり気に入ってしまった。限定生産ということなので、欲しい人は探してでも購入を。ちなみに私は濃緑×黒を買い足したほどだ。

【欧米の洗練されたデザインと機能性を高いレベルで融合】メインの生地はポリエステル 65%、綿35%の混紡で、耐引き裂き強度に優れるリップストップを採用。股下にはストレッチメッシュ、ウエストの両サイドには伸縮素材を採用し、前合わせのボタンはコーデュラ生地でカバーするなど、細部にまで配慮が行き届いている、洗濯後の乾きが早いのもメリットの一つだろう。

(△)人によって異なるだろうが膝パッドの位置を下げたい

バイクにまたがっているカットをご覧いただくと分かりやすいのだが、私の場合コーデュラ生地=膝パッドの位置がだいぶ上になるのと、さらに立ち膝での作業では膝にファスナーが干渉してしまう。標準装備のパッドは薄手なので、心配な人はバイク用として市販されているパッドと交換してみるのもいいだろう。

(結論)3900円の価値を実感 買って後悔はしない

2500円のジョガーパンツや1900円のクライミングパンツで満足していた私にとって、3900円はかなり勇気のいる買い物だったが、さまざまなシーンでその便利さを実感。キャンプツーリングの決定版といっても過言ではない。なお、店頭在庫が非常に少ないので見つけたら即買いだ。

【膝にはコーデュラを使用薄いパッドを標準装着する】黒い部分は通常のナイロンに対して7倍もの強度を誇るコーデュラ500Dで、その下には取り外し可能な薄いパッドを内蔵。この部分は立体裁断となっている。

【ツールホルダーを装備。右の後ろにはD環もある】黒いPPベルトは工具などを差しておくもので、キャンプ場ではペグホルダーとしても活躍。コインポケットには刺繍ロゴが入る。

【3D ムービングポケットが収納時のゴロつきを軽減】4か所の3Dムービングポケットは下半分がメインの生地から離れており、物をたくさん入れても着心地が窮屈にならないのがいい。

【膝下を取り外せばハーフパンツに】膝下はファスナーで接続されており、簡単に取り外し可能。ファスナーの色を左右で変えてミスを防ぐなど、ここでも工夫が光る。

●写真:松井 慎/山内潤也
※ヤングマシン2019年8月号掲載記事をベースに再構成

関連する記事/リンク

※本記事の内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。

大屋雄一

大屋雄一

記事一覧を見る

紙面版にて厳正なる新製品テストを担当するベテランジャーナリスト。