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【排気量はなんと2212cc】バガーレーサー譲りのビッグトルク&強力な足まわり! ハーレーカスタム新潮流の衝撃

【排気量はなんと2212cc】バガーレーサー譲りのビッグトルク&強力な足まわり! ハーレーカスタム新潮流の衝撃

カスタムトレンドの最前線をハーレーダビッドソン正規ディーラーがリードしていく! そう言わんばかりの超弩級バガー2連発だ!! 109.5mmのビッグボアに158.75mmにもなる超ロングストローク。排気量はなんと2212ccにも及ぶ! すべてはハイパフォーマンスのため。それは紛れもなくレーシングトラックに端を発した新潮流であり、すでにブレイクし、旋風を巻き起こしつつあるぞ! 仕様/年式の違う2台のツーリングモデル「ロードグライド」を紹介する。


●文:青木タカオ●写真:丸山淳大 ●外部リンク:ハーレーダビッドソン神戸

実力を示すことが最高のスタイル! カスタムシーンに旋風巻き起こる〈2024 FLTRXSE CVOロードグライド〉

スクリーミンイーグル×オーリンズの前後サスペンションで強化された足まわりは、ブレンボ最上級のモノブロックラジアルマウントキャリパーGP4-MSがやはり目を引く。アルミ削り出し製法とモノブロックによる設計で、表面はニッケル仕上げ。30mm径ピストンを4個備え、ベンチレーション用の通気フィンを導入し、冷却効果をアップしている。

超弩級バガーレーサーレプリカを2台所有するオーナーさんだが、2024年式も2019年式同様にカーボンホイールを履き、アルミ製スイングアームに組み換えるなど、アップデートを企てているというから頭が下がる。

2024 FLTRXSE CVO ROADGLIDE

ウインドシールドをはじめ、ミッドフレームエアデフレクター/サイドカバー/ダッシュパネルはCarbonVisionary(カーボンビジョナリー)とし、フロントフェンダーはHofmanndesigns(ホフマンデザイン)。

135ci化はScreamin’ Eagle(スクリーミンイーグル)ステージ4ビッグボアキットによるもので、T-Man Performance(ティーマンパフォーマンス)のNo LossエアクリーナーやSLYFOX(スライフォックス)のカーボンプッシュロッドカバーがエンジンに組み込まれた。

〈2019 FLTRXSE CVOロードグライド〉

チョップドサドルバッグをはじめ、サイドカバーや前後フェンダーはホフマンデザインとし、シールド/エアデフレクター/ダッシュパネル/ナンバープレートマウントはカーボンビジョナリーで統一感を持たせた。

2019 FLTRXSE CVO ROADGLIDE

カーボンホイールは巨大なトルクを受け止めるために設計されたBST TORQUE TEK(トルクテック)。クラッシュバーやバックガードはSantoro Fabworx(サントロファワークス)、ブレーキとシフターペダルはFLOをチョイスした。

TRAC DYNAMICSのアルミビレットスイングアームが組み込まれた足まわりは、2024年式同様に前後サスペンションをスクリーミンイーグル×オーリンズとし、さらにステアリングダンパーを追加装備した。

左右のアンダーチューブを厚いアルミブロックで固定するアルミ削り出しのツアラーブレースはFLTR.jp製。フレームのねじれを抑え、高速走行を安定化する。

Screamin’ Eagle135 Stage Ⅳ Performance Crate Engineを搭載し、MJK PerformanceのオーバルエアクリーナーとBurns Stainlessの2in1エキゾーストで吸排気系をモディファイ。

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