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フロントブレーキをダブルディスク化し、メーターも速度計だけでなくエンジン回転計をデュアル装備。前後フルアジャスタブル機構付きサスペンションを採用したXL1200Sが登場したのは1996年。燃料タンクはそれまでの2.2ガロン(容量約8.3L)から3.25ガロン(約12.5L)に増量された。1998年式ではツインプラグ化され、S=スポーツ仕様であることを誇示した。今回試乗したのは2002年式で、2.2ガロンタンクが備わり、1990年代のEVOスポのムードを色濃く残す。ノーマルホイールはアルマイト加工され、リムにストライプが入り、足もとも精悍だ。