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[画像 No.2/18]ハーレーダビッドソンXL1200S試乗インプレッション【H-DレーシングのDNA宿る4カム】

|ハーレーダビッドソンXL1200S試乗インプレッション【H-DレーシングのDNA宿る4カム】
全米を舞台に繰り広げられるAMAグランドナショナル選手権の参戦マシンとして、ハーレーダビッドソンがKR750(サイドバルブ)に替わるマシンとして1970年に開発したのが、OHVエンジンを積むXR750 。1972年にアルミヘッドを用いた新型となり、表彰台を独占する。スポーツスターとそっくりなものの、排気量上限の750ccに合わせてショートストローク化のチューニングを施すなど、中身はもちろん別モノ。ただし、H-Dレーシングの魂は間違いなくスポーツスターも影響を強く受けている。
エンジンが暖まり、キャブレターのエンリッチナーノブを戻せば、アイドリングが低い回転で落ち着く。インジェクション化した2007年式以降はこうした手間は要らなくなった。 そしてアクセルを大きく開け、アグレッシブに走らせると、そのネーミングが示す通りスポーツスターのスポーティーさ、運動性能の高さが際立ってくる。 1957年に誕生したXLスポーツスターは、当時高性能を誇った英国車に対抗するため、OHV化さ […]