![[ライテクQ&A] 怖がりはどうやったら払拭できますか?〈教えてネモケン〉](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/12/attachmentfile-file-22593.webp)
その昔、乗りはじめてすぐに停車寸前で立ちゴケし、得体の知れない怖さと警戒心が長く続きました。そして最近、カーブで曲がりきれないとブレーキをかけたものの、ガードレールに擦りながら止まる恐ろしい目に遭いました。それでもバイクは乗り続けたいのですが、“怖がり”を払拭できるライテクはありませんか?
●文:ライドハイ編集部(根本健) ●写真:Shutterstock(stockphoto mania / roibu)
慣れるのを待っているより、安心できる状態を積み上げていく。
怖がりでいることは、身を守る上で大事な基本です。その上で安心できる状態に身を置いて、楽しいと思えるライディングを工夫していきましょう。
とにかくビビリーなんです…だからオートバイを意のままに操るなんて、夢のまた夢。怖がりだから、上達へのチャレンジなんてムリ! なんておっしゃる方が意外に多かったりします。
でも、何かあったらコケるリスクを伴うのがバイク。それでも走り出すと車体が自立して、颯爽と風を切る心地良さに、「おっかない」とか言いながらニコニコ顔…。どんなライダーでも、入り口は同じようなモノだったと思います。
で、まずは“ビビリー”だからダメと思われている方にひと言。そうした警戒心は基本的に大事です。これがなかったら、あり得ない無茶を冒してしまい、命がいくつあっても足りません。
でも、自分では怖いと感じるカーブが続くようなトコロで、平然と楽しそうに駆け抜けていくライダーもいる。あの人たちのように怖くない気持ちで走りたい、それにはどうしたら…。
そうした“怖い”と“怖くない”は、たとえば40km/hが限界! と思っていたのが、60km/hでもうちょっとイケるかも、と変わっていくのと同じで、まずは慣れが必要です。
ただ、この話のように、何かアクシデントがあって、そこに恐怖心が根づくと振り出しに戻ってしまいがちです。
そんな懲りた状態だと、ただ“慣れる”のを待っても時間がかかるばかり。そこで、どうやって安心できる気持ちを積み上げていくのか、バイクの操り方とサスペンションの設定など、バイクを馴染みやすくする方法を伝授しましょう。
そーっと操作するのは、かえって警戒心を煽るので逆効果!
どうなるのか心配で、こわごわスロットルを開ける(捻る)とき、当然そーっと探るように、ゆっくり少しずつ開けてゆきます。しかし、このどこから加速するのか、反応が始まるトコロを探っている状態は、いつ始まるのかに対し警戒する気持ちを強めます。
これは、加速が始まった瞬間にちょっとだけビックリしがちで、そう感じれば感じるほどに警戒心が強まる悪循環に陥ります。
では、どうすれば良いのかというと、エンジンのアイドリングよりちょっとだけ上の、2000rpmあたりの低い回転域で、そーっと探らずに、むしろ素早く大きめに捻って、自分の意思で加速させる操作にしてしまうのです。
一定のタイムラグを生じる“開けて待つ”操作で、まずは安心感を積み上げる。
エンジンには、低い回転域だと加速まで一定のタイムラグ、つまり遅れが生じる特性があります。つまり低い回転域であれば、グイッと素早く明確に捻っても、加速が始まるのを待つことになります。
慣れるまでは、ローギヤなどの発進時ではなく、一定の速度になってから4速とか5速の高めのギヤで、2,000rpmからスロットルを1/4もしくは1/3まで、徐々にではなくサクッと捻ってみましょう。すると加速が始まるまでひと呼吸あって、それからジワッと穏やかに加速します。
これを何度も繰り返すと、自分で捻った操作に対し、エンジンがいきなりではなく常に穏やかに反応することがわかってきます。
安心できる穏やかな反応で、しかも受け身ではなく自分の意図する操作に反応している…。これが愛車との距離を縮める第一歩になるはず。
慣れてくると、発進から素早くシフトアップを繰り返し、この安心な領域で走る心地よさが身につきます。
そして、次に大事なのが減速です……
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。
ライドハイの最新記事
鈴鹿8耐でV4に勝つ750インライン4開発に単を発した操る面白さでライディングする新次元のスーパースポーツFireBlade! 1992年に登場したCBR900RR FireBladeは、それまでトッ[…]
世界をリードしたCB、CBR、VFR、RVFの歴史を積み上げた経験とこだわりのありったけを注ぎ込む! スーパーブラックバード。米空軍で超高々度を偵察飛行する目的で開発された最高速度記録3529.56k[…]
2バルブで半球形燃焼室のツイン点火プラグ! 1989年のゼファー(400)が火をつけたネイキッド・ブーム。 カワサキは1990年にゼファー750、そして1992年にはゼファー1100とビッグバイクでも[…]
不朽の名車KATANAのレプリカで、尖ってないスポーツモデルをリリース! スズキといえばKATANA……国産4メーカーが揃ってビッグバイクへチャレンジして肩を並べた1970年代を過ぎて、スズキはスペッ[…]
ネオレトロなロケットカウルへの郷愁を巧みなグラフィックで新しさへと巧みに演出! 1989年、スズキは1レーサーレプリカ全盛だった頃に感性も価値観も異なる、オトナを意識した都会的な新ネイキッド、BAND[…]
最新の関連記事(ライディングテクニック)
ブレーキング:鍵はイニシャルブレーキ 旋回への準備を整える区間で重要となるのが、初期制動=イニシャルブレーキである。コーナーの進入でいきなりガツンッとレバーを握り込むと、前方向へのピッチングが必要以上[…]
はじめに:“速さ”でなく“スムーズさ” 皆さんは、私、フレディ・スペンサーのことをどういうライダーだと思っているだろうか? 前走者のインに飛び込んだり、コーナーの立ち上がりでホイールスピンを続けるなど[…]
どう計算したって同じようにはなれない 2025年のホンダ熊本イベントでフレディ・スペンサーと話せる機会を得て、あらためて彼は「天才」だと感じたね。僕が高校時代にバイクの免許を取った頃には、もうスペンサ[…]
すでに13年も続いている人気イベント 初心者むけと言いつつ、いきなりサーキットが舞台というと「ハードル高くね」と思われがち。ですが、「バイクで遊ぼう」にはツナギのいらない「街乗りクラス」の設定があるの[…]
秋田ライダーえむちゃんが体験! 来たとき以上に上手になれる! 「ハーレーらしいツーリングモデルで練習してみたい」「免許は持っていても、乗れるか不安」「既存のライディングレッスンでは、ハーレー乗りの参加[…]
人気記事ランキング(全体)
耐荷重80kg! 美しいデザインで大人も子供も楽しめる EVEREST XING emoveは、次世代型モビリティを展開する株式会社Acalieのハイスペックブランド「EVEREST XING」からリ[…]
僕のCB1000Fは店の中央で待っていた 去る2025年11月14日。僕はヘルメットやグローブ、ジャケットなどライディングウェア一式を担いで電車に乗っていた…。なぜかって? そう! なぜならその日は待[…]
原付二種スポーツの絶対的エース、さらなる進化へ 個性を解き放つ3つの新色が2026年モデルを彩る 前モデル(2024年)では、パールホライゾンホワイトとマットガンパウダーブラックメタリックという、モノ[…]
アライが誇る最先端のカーボンテクノロジー「RX-7X SRC」 今回プレゼントされる「Arai RX-7X SRC」についてまず振り返っておこう。高いプロテクション機能で知られるRX-7Xの帽体フォル[…]
もう床にぶちまけない。取り出しを極める2つの方式 結束バンドを使う際、誰もが一度は経験するのが「袋から取り出す際のぶちまけ大惨事」である。袋の上部をまっすぐ切り取って開封するのが一般的だが、これだと急[…]
最新の投稿記事(全体)
B+FLEXならツーリング仲間を誰も取り残さない! ハーレーの魅力は、ひとりで走る自由と仲間と走る一体感。その両方をより深く味わわせてくれるのが、今やライダーにとって欠かせないアイテムとなっているバイ[…]
プロの世界を身近に。ニュートラルが「1速の下」にある衝撃 新型パニガーレV4 Rは、「ドゥカティ・レーシング・ギアボックス(DRG)」を採用した初めての公道モデル。ニュートラルを1速と2速の間ではなく[…]
ヤマハが下した決断。大型モデルは「YSP」専売へ ヤマハ発動機販売が発表した2027年1月からの新販売体制において、最もライダーに大きな影響を与えるのが「取扱モデルの排気量による明確な区分け」である。[…]
混迷するカウンタック界隈に登場した短命モデル 大多数のクルマ好きがスーパーカーの原点としているランボルギーニ・カウンタック。中にはフェラーリ512BBやミウラの名を上げる方もいることでしょうが、やはり[…]
バッグを入れ替える煩わしさを解消する普遍的なデザイン 日常の足として、あるいは週末の相棒としてバイクを楽しむ際、持ち物の管理は常について回る悩みだ。専用のツーリングバッグは便利だが、バイクから降りて街[…]
- 1
- 2


![怖がりを払拭する方法|[ライテクQ&A] 怖がりはどうやったら払拭できますか?〈教えてネモケン〉](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/12/oshiete-nemoken_144_20230920_01-768x432.jpg)
![怖がりを払拭する方法|[ライテクQ&A] 怖がりはどうやったら払拭できますか?〈教えてネモケン〉](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/12/oshiete-nemoken_144_20230920_02-768x432.jpg)
![怖がりを払拭する方法|[ライテクQ&A] 怖がりはどうやったら払拭できますか?〈教えてネモケン〉](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/12/oshiete-nemoken_144_20230920_03-768x432.jpg)



































