●記事提供: ライドハイ編集部
英国トラディショナル黄金期1940~1950年代の不滅のデザインと最新の感性を融合
トラディショナルなスポーツバイクといえば、英国がお家芸なのはご存知の通り。ロンドンの黒いタクシーキャブや、赤い二階建てバスの街並みカルチャーの環境で育まれた感性に、ファッションをはじめお気に入りの個性を感じる人は多いはず。
その英国で1901年創業の最古のオートバイメーカーといえば、ロイヤルエンフィールド。現在は研究開発部門のR&Dセンターを残し、生産設備は14億人近い巨大マーケットが裾野のインドを拠点に世界へ輸出している。
そのロイヤルエンフィールドが昨年650ツインスポーツに続いてメテオ350で日本市場参入、いよいよ同社でもっともメジャーな機種であるクラシック350について、3月から発売とその価格を発表した。
ご覧のように、そのデザインはロイヤルエンフィールドの黄金期となった1940~50年代をベースとした、いかにもトラディショナルなスタイル。
じつは1949年、ロイヤルエンフィールドがアールズコートショーにデビューさせたバレット(Bullet)がインド軍で採用され、1955年から現地でCKD(全てを部品で輸出して組み立てる生産方式)をはじめたのがルーツ。その後250クルセーダーのデザインをベースに、現地で2009年にクラシックを発売、10年で300万台という成功を収めたという。
今回新発売となるクラシック350は、スタイルこそトラディショナルな雰囲気を踏襲するものの、エンジンから車体まですべてを刷新した完全な最新設計だ。
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