駐車場/カーポート/軒先などの露天で作業する際は、工具類は持ち運びできるアイテムが前提で、少数精鋭を選抜する難しさと楽しさがある。一方、ガレージを手に入れたなら、充実した環境作りがテーマとなる。ここではサンデーメカニックの良き相棒であるアストロプロダクツで購入できる、定番品からアイデアグッズまで役立つガレージアイテムを紹介しよう。
●文/写真:モトメカニック編集部 ●外部リンク:アストロプロダクツ
6段引き出しを備えたガレージの据置ツールチェスト
部屋から駐輪場まで工具を持ち運ぶには、軽くて機動性重視の収納グッズが重宝するが、ガレージ内に据え置きするなら、あらかじめ収納力に余裕のあるチェストを用意したい。上蓋付きのトップ部と6段の引き出しを持つトップチェストは、作業台に置いてもロールキャビネットと組み合わせても使い勝手が良い。
ハンドツールの整理に便利な、引き出し付きシートクリーパー
低い姿勢で作業する際に、膝や腰への負担を軽減してくれるシートクリーパー。この製品は、座面の下に3段引き出しのツールボックスがあるのが特長で、据置型のチェストと別にハンドツールを入れておけば、工具を取りに戻る手間が省ける。サーキットのパドックや露天作業でも便利。
メンテナンスにも工作にも重宝する、作業台固定タイプのベンチバイス
切断/曲げ加工/固着した部品の分解時に、部品や材料を確実に固定できるバイスは、作業台と並ぶガレージユーザーの必需品。アストロプロダクツオリジナルには口幅100mmと125mmがあり、設置場所や作業内容によって選び分けが可能だが、バイスについては大は小を兼ねるので、125mmがおすすめだ。
安定した作業台があるだけで手元作業が断然楽になる
材料を切断したり削ったりする工作作業やハンダ付けなどの手元作業は、膝の上や床の上では安定せず、姿勢的にも無理がある。まず最初に作業台を置いた方が良いというのは、すべてのガレージユーザーに共通した意見である。引き出しや壁収納ができるワークベンチは、アストロプロダクツの人気アイテムだ。
縦型タンクでガレージのスペースを有効利用できるエアコンプレッサー。サブタンクをつなげば息の長いエア供給が可能
夜間や住宅街でコンプレッサーの作動音が大きいと、それだけで気が引けてしまう。このコンプレッサーの作動音は62dbで、空の38Lのタンクを満タンにする所要時間は約5分30秒(50Hz)と、短時間で気にならない。エアーブローやタイヤの空気入れなど、静かなので気楽に使える。
また、ガレージの隅や作業台の下でも邪魔になりにくい縦型タンクのサブタンクも合わせて。コンプレッサーにつないでタンク容量を倍増させれば、フル充填までの作動時間は長くなるものの減圧が穏やかなので、再起動までの時間を稼ぐことができる。消費空気量が多い塗装やサンドブラストなどで有効だ。
エアツールの特性によってホース内径を使い分けよう
単位時間あたりの空気流量はホースの断面積によって決まり、ストロー程度の細さではコンプレッサーの吐出圧力を高めてもインパクトレンチのようなツールは使えない。長さは同じ10mでもウレタンホースは内径φ6.5mm と8mmがあるので、使用する機器に応じて選択しよう。
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