ジャレッド・ミーズが通算8度目のチャンピオンに輝く

インディアンがアメリカン フラット トラック マニュファクチャラーズ チャンピオンシップで6連覇を達成!

アメリカ最古のモーターサイクルカンパニーであるインディアンモーターサイクル(以下インディアン)。2017年からレース専用に作られたFTR750でフラットトラックレースに参戦しており、好成績を収めている。2022年シーズンを終え、6年連続でアメリカンフラットトラックのマニュファクチャラーズ・チャンピオンシップを獲得した!


●文:ミリオーレ編集部(村田奈緒子) ●外部リンク:インディアンモーターサイクル[ポラリスジャパン]

ジャレッド・ミーズは8度目のグランドナショナルチャンピオンに輝く

アメリカの伝統的なモータースポーツであるフラットトラックレース。1周をすべて見渡せるわかりやすさと、スライドを決める豪快さが人気だ。

2022年シーズンは、インディアンが6年連続でアメリカン・フラット・トラック マニュファクチャラーズ・チャンピオンシップを獲得し、レッキング・クルー・ファクトリーライダーのジャレッド・ミーズは自身8度目のグランドナショナル・チャンピオンシップに輝いた。

一方、チームメイトのブライヤー・バウマンも2回の表彰台を獲得し、ランキング4位から2位へと浮上。バウマンは2年連続の総合2位を獲得し、チームとしても好成績を残した。

2022年のルール変更により、インディアン FTR750の性能発揮が制限される中、インディアンのファクトリーチームはあらゆるカーブボール(※他チームが有利になるルール変更)をものともせず、毎レースごとに確かで献身的な仕事ぶりを発揮。ジャレッド・ミーズは、年間を通じて1度もメカニカルトラブルがなかったことに感謝し、チームの驚異的な仕事ぶりを高く評価した。

「今年は、これまでにない新しいチャレンジの年でした。マニュファクチャラーズチャンピオンシップとジャレッドのタイトルは、チームとしてのハードワークの証です」と、レースサービス&テクノロジー担当副社長のゲイリー・グレイは語っている。

偉大な記録に、あと一歩まで迫る

「ジャレッドが8回目のチャンピオンを獲得したことを、個人的におめでとうと言いたい。私たちが2017年にこのスポーツに戻り、ジャレッドがレッキング・クルーに加わったとき、彼は自分のキャリアゴールを皆と共有しました。そして6年後、彼があの偉大な記録にあと1つまで迫っているというのは、本当に素晴らしいことです」とゲイリー・グレイ。

2009年に引退したスコッティ・パーカー(ハーレー ダビッドソンで参戦。5連覇を含むグランドナショナルチャンピオン9回、優勝回数94回)の記録まで、あと一歩と迫ったジャレッド・ミーズ。個人的なキャリアゴールとしても掲げているという輝かしい未来がかなうことに、2023年大いに期待したいところだ。

ジャレッド・ミーズは、60勝以上のキャリアを持ち、複数の記録を保持している。


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