ホンダのPCXは通勤だけじゃもったいない!? ツーリングでスクーターならではの楽しみ方を再発見しました
125ccスクーターでのツーリングは「面白くない」って本当なのか? 新型PCX125で試しにツーリングに行ってみたら、スクーターならではの楽しみ方を再発見してしまいました。名付けて「メットインをお土産でいっぱいにしないと帰れません?ツーリング!」さぁ、ご同輩の皆様も、通勤に使っているスクーターで週末はツーリングに行ってみましょう~!
●文/まとめ:ヤングマシン編集部(DIY道楽テツ) ●外部リンク:ホンダモーターサイクルジャパン
皆さ~ん、毎日スクーター乗ってますか~?
ハイ、多くの方が手を挙げてくれましたね。ありがとうございます。近年のオートバイの主力といえば、何と言っても原付二種スクーター。
・ギアチェンジの必要がない簡単操作で
・女性も扱いやすいコンパクトサイズ
・しかも荷物がいっぱい入って
・そんでもって燃費も良い!
そんな良い事づくめの原付二種スクーターが人気なのも納得です。そしてその中でも「ホンダ PCX125」は見ない日がないと言っても過言じゃないモデルで、事実いっぱい売れてるし、いっぱい走ってます。
そんな「通勤&通学&買い物」に大活躍の原付二種スクーターなのですが、これが「ツーリング」となると話がかわるようで、試しに「スクーターツーリング」で検索してみると…。
「キツい」「ダサい」「面白くなさそう」
というワードが出てきました。
えっ、 … … そうなん?
実は、かくいう筆者も高校時代の16歳で免許を取って足掛けバイク歴30年ですが、原付50ccのスクーターは別にして、原付二種スクーターというものには乗ったことがないのです。ていうか、敬遠しておりました。食わず嫌いアンチってやつですね。
だってだって、ギアチェンジがないと面白くなさそうだし、なんかポジション的に長距離は疲れそうだし、そもそもスクーターでツーリングってなんかダサい気がする…って、ネットの口コミとまったく同じじゃんっ!!
いかん、いかん。
このままだと、中年を通り越して食わず嫌いの頑固ジジィになりかねないので、ここらでいっちょ原付二種スクーターデビューしてみちゃおうっかな? ってわけで、新型PCX125デビューしてみました!
これが新型のホンダPCXだっ!!
そんなわけでホンダさんからお借りしたバイクは「’23 ホンダ PCX125」。先代にマイナーチェンジを施して排ガス規制をクリアし、ニューカラーが設定されたモデルです。
実際、街中で乗ってみるとこれがビックリするほど乗りやすい。売れてるのわかるわ~、正直に驚きました。しかもこれ、すっごく楽ちんなんです。それこそ筆者のようなオッサンにはピッタリの乗りやすさなのですが…いやでも、街中走ったくらいじゃその真価はわからないでしょう? ってことで~…。
よし、ツーリング行ってみましょう!!
ツーリングといえばやっぱり峠道を通って景色のいいところをぐるっと回りたい。そうすればワインディングで加速やコーナリング、乗り心地や体の疲れ具合まで、カタログでは分からない性能がわかるというもの。
そしてもうひとつ。
「スクーターのツーリング」で期待したいのポイントがあるのです。それはココ! スクーターならではというか、スクーターにしかない装備。そう、それは”メットイン(ラゲッジスペース)”!!
PCX125のラゲッジスペースはその容量30Lですよ。初めてちゃんと見たけど、でっかっ!! うわ、マジ??スクーターってこんなに荷物入るものなの? それでもPCX125の積載量はトップじゃないってんだから驚きです。すげーな。
そのメットインが何か? って思われるかもしれませんが、同年代の既婚者のご同輩ならばご理解いただけると思います。やっぱりこう、気持ちよくツーリングに行くためには…ホラ、あれですよね。お家にいる奥様のご機嫌取りも大切だよね~?ってことで、こういう企画を考えてみました↓↓↓ ↓↓↓
「メットインをお土産でいっぱいにしないと帰れません?ツーリング!!」
そうです。お土産です。スポーツバイクじゃほとんど買って帰ることができないお土産をメットインいっぱいに買って帰ってみよう!という企画。それならば心置きなくツーリング行けるってものでしょう!?(多分)
今回のルートはこんな感じ! 朝駆けルート+αです
今回のルートは、若かりし頃に仲間と休日の早朝から走りにいっていた「朝駆けルート」にちょっと寄り道を加えたもの。自宅からおよそ160kmあるのでそこそこの距離で、ワインディングあり~の、良い景色あり~の、名物名産あ~りのコース。ちなみに半分以上がワインディングなので、結構ガチな走行テストもできちゃうのです。
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