実勢1万5千円!リード工業の本気システムヘルメット レイゼン

  • 2023/03/01 18:00
  • [CREATOR POST]相京雅行

●文:[クリエイターチャンネル] 相京雅行

少し前にアストンの実勢価格8800円のフルフェイスヘルメットをご紹介しました。

海外から安価なヘルメットが入ってくるようになり選択肢が広がったのは良い事だと思っています。

筆者ががバイクの免許を取得した20年前は、1万円で買えるヘルメットといえばストリートジェットぐらいでした。

現在アラフォー以上の年齢でで学生時代にバイクの免許をとったライダーは、リード工業の安価なヘルメットを使ったことがあるのではないでしょうか?

筆者も原付用に初めて買った半キャップや、中型の免許を取得する際に買ったストリートジェットはリード工業だったと記憶しています。

現在もリード工業はSHOEIやARAI、Kabutoなどが製造していない125cc以下を想定したセミジェットや半キャップを販売しています。

そんなコスパに優れたヘルメットを製造するリード工業のラインナップ中でも機能性が充実したシステムヘルメットREIZEN(レイゼン)をご紹介します。

レイゼンの付属品やカラーバリエーション

レイゼンはカーボングラフィックを基調にした専用の箱に入っています。中身を確認してみるとヘルメット収納用の袋と取扱説明書が2部入っていました。

厚紙の説明書は注意点が書かれており、ヘルメットの扱いやメンテナンスの方法などが書かれていました。

もう一部の方にはシールドや内装の脱着方法が初めてヘルメットを購入するライダーでもわかりやすいように図入りで書かれており、ラチェットバックル、インナーシールド、チンガード開閉機能など直感で操作がわかりそうな部分まで丁寧に書かれています。

ヘルメット専用袋は無地です。表地は滑りの良い素材、裏地は起毛処理されヘルメットが傷つきにくくなっています。

入り口の紐はしっかり絞れば長くなりますが、冬服だと肩掛けするのは難しそうです。

カラーはホワイトとマットブラックの二色。どちらも希望価格は2万7500円ですが、アマゾンで実勢価格を見てみたら1万5000円前後でした。

※実勢価格は2023年2/21執筆現在

規格はPSCとSGの認証取得済で全排気量対応となっています。

レイゼンの見ため

かなりシンプルにまとめられています。まず額の部分にメーカーロゴがなく、後頭部に一か所だけとなっています。

サイドを見てみると、REIZENのロゴが入っています。

各部エッジが効いたデザインになっており、サイドから見るとエッジから下の部分が一段絞られ、頬も絞られています。また後頭部の上側もエッジが効いており下側はやはり絞り込まれています。

全体的に丸いフォルムというよりも各部のエッジを基調としたゴツゴツとした印象を受けます。

帽体自体はABSが採用されていますが、ベンチレーション周りにはスモークの透明パーツ、おそらくポリカーボネイトに切り替えられておりアクセントになっています。

ホームページなどでは言及されていませんが、帽体はMとL/LLで重さの記述が違う事からも分かれていそうです。

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