ミシュラン ロード6に、軽量車に適合するサイズが登場‼

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ミシュラン・ロード6に、軽量車に適合するサイズが登場した。基本的な特性は既存のミドル~ビッグバイク用と同じだが、その性能は、足まわりにコストダウンの気配を感じる250~400ccクラスのほうがわかりやすいのかもしれない。

●文:中村友彦 ●写真:山内潤也 ●取材協力:SP忠男浅草店 ●BRAND POST提供:ミシュラン[日本ミシュランタイヤ]

ミシュラン ロード6:極上の乗り心地と過渡領域での安心感

スポーツツーリングタイヤの定番として絶大な支持を集めているミシュラン・ロードシリーズは、先代のロード5から250〜400ccクラス用のサイズを設定している。’22年から販売が始まったロード6も、ミドル〜ビッグバイク用に半年ほど遅れる形で、フロントの110、リヤの140と150がラインナップに並ぶこととなった。

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ちなみに、僕が250ccでロードシリーズをテストするのは今回が初めてで、試乗前は、軽量車でもこのタイヤの美点はわかるのだろうか? Zレンジだから硬さを感じるかも? という不安を抱いていた。しかし実際のCBR250RRとロード6の相性は抜群で、硬さは微塵もなく、ノーマルとは趣が異なる上質な特性が堪能できたのだ。

中でも特筆したいのは、路面の凹凸の軽やかないなし方、乗り心地の良さである。改めて考えると、CBRを含めた近年の250〜400ccは、コストダウンを意識した結果として、乗り心地が犠牲になっていることが多いように思えるのだが、ロード6はマイナス要素を見事にフォローしてくれる。誤解を恐れずに言うなら、前後ショックを高級アフターマーケット製に交換したような感触で、この資質は間違いなく、ロングランでの疲労軽減に貢献するだろう。

それに加えて僕が感心したのは、コーナリングの過渡領域における安心感。サーキットのような快走路はさておき、一般的なワインディングでスポーツライディングを楽しもうとすると、バンク角はどうしたって中途半端になりがちで、数値で言うなら0〜40度あたりを行ったり来たりするのだが、ロード6はそういった中途半端な状況での車体の挙動が実に落ち着いているのだ。

もちろん、中途半端な状況からバンク角を増やすことは簡単だし(前後ともエッジ部はほとんどスリックだから、フルバンク時は絶大なグリップが得られる)、車体の落ち着きが良好なおかげで、不測の事態/路面の砂や水たまりなどへの対応も余裕でこなせる(ウェット性能は素晴らしく良好で、ドライと大差ない感覚で走れる)。この懐の広さは、ツーリング好きのライダーにとっては大きな魅力になるに違いない。

もっとも世の中の250〜400ccユーザーには、タイヤにあまりコストはかけたくないと言う人がいて、そういう姿勢だとロード6は候補に上らないだろう。とはいえ、ライフの長さと磨耗が進んでからの劣化の少なさを考えれば、ロード6を履くことで、長い目で見た際の維持費は、他の安価な製品より抑えられる可能性があるのだ。

排水性に寄与する溝面積がもっとも多いのは、バンク角が10~20度の状態。コンパウンドは中央と左右で特性が異なる2CT+。

[図左]ライフの延長と異常磨耗の抑制を意識して、サイプのエッジには面取りが施される。なお、磨耗時の性能維持を考慮して、サイプはタイヤ内部に向かって幅が広がるデザインを採用。


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