
ワークマンは、スイッチひとつで暖まるヒーターウエアが2019年秋冬の発売以来、累計販売数60万円と突破したと発表した。ワークマンの本域である作業だけでなく、室内で着るコタツとして使用、そして我々ライダーにとってはツーリング用の温熱インナーウエアとして活躍してくれるものだ。2025年の新商品4アイテムを紹介しよう。
●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:ワークマン
寒暖差が大きくても着替えずに対応できる!
ワークマンのヒーターウエア『WindCore(ウインドコア)』シリーズは、電熱ヒーターを内蔵する防寒アイテム。別売りのバッテリー(4900円)は必要だが、ものによっては税込み3500円という驚異の低価格を実現し、多くのユーザーに支持されている。
電気代を節約できるパーソナル暖房的な部屋着として、またワークマンらしく屋外作業で役立ち、さらにはバイクツーリングでも活躍してくれる。
そんなヒーターウエアシリーズは、2019年秋冬の発売以来で累計販売数が60万点を超えたという。
バッテリーに接続することで内蔵された電熱線が発熱する仕組みだが、寒暖差に合わせて3段階+OFFの温度調整ができ、最大では50℃まで加熱することも可能。ツーリングでは走行中に加熱し、歩いて身体が暖まっているときはOFFにすればいいなど、使ったユーザーからは「もう手放せない」といった声も多い。
近年のモデルでは、作業向けのデザインからカジュアル路線になっていることもあり、多くの用途に使いやすくなっているのもポイントだ。
2025年の新商品は4アイテム。以下に紹介していこう。
定番人気のヒーターベストはより使いやすいデザインに
WindCore ヒーターベスト(3900円)
昨年まで胸部分に配置していたスイッチを右ポケットの内側に配置し、より街中や室内などでもさまざまな場所で使いやすいデザインに。アウターとしても、インナーダウンとしてもおすすめ。
●価格:3900円 ●サイズ:M~3L ●色:ベージュ、ネイビー、ブラック、レッド、ダークグリーン ●機能:撥水、防風、保温、発熱、反射材付き、中わた入り
コントローラーはポケットの中にあり、目立たない。
アウターやジャケットの中に着やすく保温も得意
WindCore ヒーターインナーベスト(3900円)
裏地に蓄熱グラフェンシートを使用し、あたたかくなった衣服内をしっかり保温。シンプルな見た目ながら6つのポケットがあり、収納力も抜群だ。さらに撥水加工をしているので、家事中でも一段と寒い水仕事の時にもおすすめ。
●価格:3900円 ●サイズ:S~3L ●色:イエロー、モカ、ブラック ●機能:撥水、保温、発熱、グラフェン裏地、中わた入り
裏地に蓄熱グラフェンシートを使用。
4か所にヒーターを搭載した今季一番あたたかい最上位モデル
WindCore クアッドヒーターフーデッドベスト(4900円)
通常2か所のヒーターを4か所に配置。さらに吸湿発熱機能綿でよりあたたかくなる最上位モデルのヒーターウエアだ。丈夫なリップストップ生地を使用しているので、アウトドアや外作業にもおすすめ。
●価格:4900円 ●サイズ:M~3L ●色:ホワイト、パープル、グリーン、ブラック ●機能:耐久撥水、保温、防風、撥水、リップストップ生地、反射材付き、フード取り外し可
大型のポケットなど利便性も高い。フードは取り外し可能だ。
パーソナル暖房におすすめ!シルエットにこだわった女性向け
WindCore ヒーターレディースベスト(3500円)
体型を気にせず着用でき、上までファスナーを閉めても顔にあたりにくい仕様。冷えやすいお腹や腰回りは、フィット感を高め、よりあたたかくした。Workman Colors、#ワークマン女子限定商品。
●価格:3500円 ●サイズ:M~LL ●色:アイボリー、ダークブラウン、ネイビー ●機能:中わた入り、保温、発熱、裏フリース
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ワークマン)
「着る換気扇」サーキュレーターメッシュ 今回紹介するのは、2025年9月の発売からわずか2ヶ月半で累計3万枚を突破したという「サーキュレーターシリーズ」だ。最大の特長は、裏地に採用された「サーキュレー[…]
「天然のエアコン」が汗冷えを防ぐ 厚着をしてバイクで走り出し、休憩がてら道の駅やコンビニに入った瞬間、暖房の熱気で生じる汗の不快感。そして再び走り出した直後、その汗が冷えて体温を奪っていく不安。ライダ[…]
最強のコスパ防寒着か? 進化した「GIGA PUFF」 まず注目したいのが、「GIGA PUFF フュージョンダウンフーディ」だ。価格は驚異の4900円。このフーディの肝は、中わたの量にある。従来製品[…]
異常気象に対応したウェアを考えるワークマン 「夏が長く、秋が短い、すぐに冬が来る」という極端な環境変化が当たり前となってきた近年。気象庁の観測データ(東京)を見ても、最高気温25℃以上の『夏日』の最終[…]
2つの断熱シートが冬を制す「着る断熱材」 屋の壁に使われる断熱材のように、外部の冷気の侵入を防ぎ、体から発せられる熱を外に逃がさない。このシンプルな原理をウェアで実現したのがXShelterだ。 その[…]
最新の関連記事(電熱グッズ)
トップス&インナー 機能性抜群な冬用パーカー JK-630:1万3000円台~ 伸縮性の高い透湿防水生地を使用したウインターパーカー。保温性に優れた中綿入りなので、暖かさをキープでき、快適なライディン[…]
冷えた指先に温もりを! 7.4V電熱グローブ用セットが32%OFF 本製品は、コミネ製の7.4V仕様の電熱グローブに対応した専用の充電器とバッテリーのセットだ。電熱グローブ本体をすでに持っている、ある[…]
長距離や寒冷地ツーリングで感じる“防寒装備の限界” 真冬のツーリングでは、重ね着をしても上半身の冷えは避けにくい。特に風を受ける胸や腹部は冷えやすく、体幹が冷えることで集中力や操作精度が低下する。グリ[…]
トップス&インナー 機能性抜群な冬用パーカー JK-630:1万3000円台~ 伸縮性の高い透湿防水生地を使用したウインターパーカー。保温性に優れた中綿入りなので、暖かさをキープし快適なライディングを[…]
電熱インナートップス ジャージタイプで使いやすいインナージャケット EK-106:1万5000円台~ ポリエステルのジャージ生地を採用した、ふだん使いをしても違和感のないインナージャケット。38度/4[…]
人気記事ランキング(全体)
色褪せないヘリテイジ、進化する「Z」の系譜 017年秋の東京モーターショーで世界初公開されて以来、Z900RSは常に我々ライダーの注目の的であり続けている。その最大の魅力は、往年の名車Z1/Z2への敬[…]
排気量拡大路線から4バルブヘッド開発へ 1980年代の後半はAMGにとって重要な分岐点だった気がします。もともと、彼らはメルセデスベンツが作ったエンジンをボアアップ、強固な足回りへと改造することに終始[…]
Q:雪道や凍結路は通れるの? チェーンやスタッドレスってある?? 一部の冒険好きバイク乗りと雪国の職業ライダー以外にはあまり知られていないが、バイク用のスノーチェーンやスタッドレスタイヤもある。 スタ[…]
オンロードメインで楽しむ扱いやすいツアラーモデル いい意味で、事前の想像とは大きく異なる乗り味だったのが、油冷単気筒エンジンを搭載した軽二輪アドベンチャーのVストローム250SX。このルックスから、個[…]
「着る換気扇」サーキュレーターメッシュ 今回紹介するのは、2025年9月の発売からわずか2ヶ月半で累計3万枚を突破したという「サーキュレーターシリーズ」だ。最大の特長は、裏地に採用された「サーキュレー[…]
最新の投稿記事(全体)
ナンバー登録して公道を走れる2スト! 日本では20年以上前に絶滅してしまった公道用2ストローク車。それが令和の今でも新車で買える…と聞けば、ゾワゾワするマニアの方も多いのではないか。その名は「ランゲン[…]
ライバル勢を圧倒する抜群のコーナリング性能 ’80年代初頭のヤングマシン紙面には何度もRZが登場しているが、デビュー当初のRZ250の実情を知る素材としてここで選択したのは、’80年11月号に掲載した[…]
寒暖差が大きくても着替えずに対応できる! ワークマンのヒーターウエア『WindCore(ウインドコア)』シリーズは、電熱ヒーターを内蔵する防寒アイテム。別売りのバッテリー(4900円)は必要だが、もの[…]
パンアメリカのオフロード性能をユーザーに体験してもらう 2021年夏に販売開始されたパンアメリカ。ストローク量の多い前後サスペンションのおかげで、ハーレーの中で唯一ダート走行が可能なアドベンチャーカテ[…]
勝つための合理性と最新テクノロジーが辿り着いたパラレルツイン! レーシングマシンは勝つためを最優先に開発される。だから優位なテクノロジーなら躊躇せず採用する斬新で個性の集合体のように思われがち。 とこ[…]
- 1
- 2











































