ツーリングの疲れは温泉で流せ! 青森・津軽の「温泉天国」を巡る最強フリーパス『ツガルツナガル湯らり津軽周遊パス』がオトクすぎる

ツーリングの疲れは温泉で流せ! 青森・津軽の「温泉天国」を巡る最強フリーパス『ツガルツナガル湯らり津軽周遊パス』がオトクすぎる

青森県津軽地域の14市町村で構成する観光DMO、一般社団法人Clan PEONY 津軽が『ツガルツナガル湯らり津軽周遊パス』を2026年2月26日まで販売する。冬の津軽へのツーリングや旅を考えているなら、要チェックだ。


●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:

津軽の32温泉をすべて利用可能

このパスは、2日間または3日間にわたり、津軽地域内の32施設(温泉13施設、観光関連19施設)をフリーパスで入場できるお得な共通チケットだ。津軽エリアでは、日々の暮らしの中で温泉に通う文化が根付いており、身も心も温まる個性豊かな温浴施設が多数点在している。

そもそも青森県は人口10万人あたりの公衆浴場の数が全国1位(23.7か所)であり、公衆浴場276施設のおよそ80%が温泉を利用しているという「温泉天国」だ。温泉地数も全国第5位(124カ所)、総湧出量も全国第4位という、まさに湯の地なのである。この温泉天国・津軽を巡り尽くせるパスの価格は驚くほど安い。

  • 2日間パス:2000円
  • 3日間パス:2500円

たとえば、単体で利用すれば入浴料1000円の「黄金崎不老ふ死温泉」や、入浴料700円の「花禅の庄」、観光施設では入場料600円の「津軽藩ねぷた村」などがフリーパスならすべて利用可能となる。たった数施設を巡るだけで元が取れてしまう計算だ。

このパスは2026年2月26日まで販売され、2026年2月28日まで利用可能だ。購入はオンライン等で行え、JTB提供の電子チケット流通プラットフォーム(チケットHUB)を導入している。スマートフォンからWebketにアクセスして電子チケット(二次元バーコード)として購入できるほか、紙チケットも選択可能だ。

温泉施設の例

このパスで利用できる個性豊かな施設の一部を紹介しよう。長距離移動で冷え切った身体を芯から温めるのに最適だ。

黄金崎不老ふ死温泉(深浦町):入浴料1000円がパスで利用可能。日本海に沈む夕陽を望む、海までわずか1mの露天風呂が全国的に有名だ。夕暮れ時には一面が黄金色に染まる「黄金崎」の絶景を堪能できる。

水軍の宿(鰺ヶ沢町):入浴料480円がパスで利用可能。「化石海水」と呼ばれる古代の海水が天然温泉となった貴重な湯だ。塩分濃度が高いため保温と保湿に優れ、湯冷めしにくいのが特徴だ。

花禅の庄(黒石市):入浴料700円がパスで利用可能。館内は総畳敷きで、大浴場までのアプローチを素足で楽しめる。「美肌の湯」と称される天然温泉で、都忘れのひとときが味わえる。

大鰐町地域交流センター 鰐come(大鰐町):入浴料400円がパスで利用可能。開湯800年の歴史を持つ大鰐温泉郷の玄関施設で、露天風呂も備えている。

観光施設の例

さらにうれしいのが、ツーリングの道中や立ち寄りスポットとしても魅力的な施設もパスで利用可能な点だ。

鶴の舞橋(鶴田町):駐車料金300円がパスで利用可能。津軽富士見湖に架かる、日本一長い(全長300m)木造の三連太鼓橋だ。鶴が羽を広げたような優美な姿と、津軽富士・岩木山とのコントラストは絶景である。

津軽藩ねぷた村(弘前市):有料エリア600円がパスで利用可能。『弘前ねぷたまつり』をはじめ、民工芸品や津軽三味線の生演奏など、津軽文化をまるごと見て・体験できる施設だ。

太宰治記念館 斜陽館(五所川原市):入館料600円がパスで利用可能。文豪・太宰治の生家で、伝統的な町家の形式を踏襲しつつ洋風の意匠が取り入れられた建物が特徴だ。

このようにオトクすぎるパスだが、注意点もある。各施設への入場は期間中1回までなのだ。津軽の温泉と観光を効率よく、ガッツリ周遊して楽しもう。寒さが厳しくなる津軽エリアだが、このパスがあればお得に、心ゆくまで温泉旅を満喫できる。今年の冬は、バイク旅で津軽の湯に浸かりまくれ!

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