
ホンダの公式サイトから「CB400スーパーフォア」「CB400スーパーボルドール」の最終モデルが姿を消したのは2025年5月。生産終了になってから3年目の異変だったが、これに続く気になる動きが出てきた。国内の商標に「CB400 SUPER FOUR」が出願されたのだ。
●文:ヤングマシン編集部 ●CG製作:SRD(不許複製/All rights reserved)
みんながCBを待っている! CB1000Fに続く400ccはあるのかないのか
ホンダの名車CB400スーパーフォアが生産終了になって今年ではや3年目。入れ替わるようにカワサキから直列4気筒を搭載する「Ninja ZX-4R」が登場し、唯一無二の存在感を放っている。
しかし、ヤングマシン誌で既報のとおりホンダは次期ミドル直4を中国向けに開発中。2024年秋に中国で開催されたショーで、ホンダの実質的な二輪トップである加藤稔氏が公式にアナウンスしたのだ。詳細は明らかになっていないが、その際の映像にフルカウルスポーツが映し出されており、登場はまず間違いないと見られている。
すでにホンダは「CBR400R FOUR」なる商標を2024年8月27日に出願。そして11月5日に「CBR500R FOUR」も出願している。「CBR」の名称からフルカウル、「FOUR」から4気筒であることは明白で、まずは中国で4気筒500ccのフルカウルスポーツが登場、その後に400cc版が日本デビューすることになると思われる。
これをネイキッドにモディファイしたバージョンが「次期CB400」として登場する……そんな期待をしながら、その次期CB400の名称がどうなるのか気になっていたのは、我々だけではないだろう。CBRと揃えるなら「CB400 FOUR」かもしれないが、どうなんだ!?
その答えになるかもしれない商標が本田技研工業より出願された。いわく「CB400 SUPER FOUR」。シービーヨンヒャクスーパーフォアである。
いちおう、これが次期CB400の車名になるとは言い切れない部分もある。自社の持つ商標を更新し、第三者が同名の商品を販売するのを防ぐために出願するケースもあるからだ。しかし、ホンダがCB1000Fコンセプトで世間を賑わしたことで、これに続く400cc4気筒の登場に期待が高まる中での出願だ。勘ぐってしまうのが自然だろう。
CB1000F コンセプトに続く400cc4気筒ならば、ヨンフォアをイメージさせるCB400 FOURよりもCB400 SUPER FOURのほうがふさわしいのではないか──。そう思わずにはいられない。
いずれにしても、冒頭にも記したように新しい4気筒500cc/400ccの登場はほぼ確実と見ていいだろう。あとはその名がどうなるかだ。今後も注視していきたい。
中国発信の500ccが400cc二本立てに転生して上陸か
改めて次期CB400(仮称CB400 SUPER FOUR)とCBR400R FOURの姿を占ってみよう。
エンジンは新開発の直列4気筒となるが、カワサキZX-4Rのようにカリカリのスポーツではなく、従来のCB400SFや、過去の4気筒スポーツツアラー系のような万能キャラになると予想。最新技術のホンダEクラッチも搭載されると見られ、ライバルにはないイージー操作とスポーティな走りの両立が可能となるだろう。
そう遠くない時期に何らかの発表がある、と当WEBでは見ている。
ちなみに、1974年発売のCB400フォアが50周年を迎えたのは2024年だが、それは408cc仕様のハナシ。当時の中免で乗れた398cc仕様は1976年3月発売だったから、2025年発表→2026年の年明け発売なら、巡り合わせとしても悪くない。
というわけでお願いしますよ、ホンダさん!
HONDA 次期CB400(CB400 SUPER FOUR?)/E-Clutch 予想CG
直4ミドルの永世名車であるCB400SFの後継はやはり登場すべき! CB-SFを進化させた最新デザインと電脳で復活するハズだ。 ●CG製作:SRD(不許複製/All rights reserved)
HONDA 次期CBR400R FOUR/E-Clutch 予想CG
コチラはフルカウル仕様。既に2気筒のCBR400Rが存在するため、デザインはより先鋭的なCBR250RR路線になると予想! ●CG製作:SRD(不許複製/All rights reserved)
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